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気分良く生きるための、神経可塑性(1)フェイシャルフィードバック効果


第31回


僕は、日常生活で悪いイメージを持ち嫌な感情になったら、1人になれる場所で悪いを感情を吐き出し、最後に良いイメージに変換して良い感情に切り替えることを実践しています。(しかし、上手くいかないことの方が多いのですが😅)

今回は、脳神経シナプスが強化されると言うお話しです。



シナプス強化の仮説は、脳の神経可塑性に基づいています。神経可塑性とは、脳が経験や学習に応じてその構造や機能を変える能力のことです。

日常生活で悪いイメージを持ち、嫌な感情が生じたときに、それを一人になれる場所で吐き出す。僕の場合は、誰もいない通勤中の車の中で怒りを吐き出すようにしてます。いつまでも、怒りを引きずらずに『終わりにしよう』と切り替えの変換点を言葉に出して区切りをつけます。

そこから怒りの原因をポジティブな側面で捉え直して、最後に良いイメージに変換して笑顔で終了として、成功すると気持ちが楽になります。

この最後に良いイメージに変換して、良い感情で締めくくるという方法は、脳のシナプス(神経細胞間の接続)を再構築するプロセスに役立つようです。


まず、悪いイメージや嫌な感情を吐き出すことは、感情の解放とストレスの軽減に繋がります。

感情を抑え込むのではなく、適切に表現することで、心の健康を保つことができ、脳内のストレスホルモンのレベルが低下し、リラックスした状態を作り出すことができます。

最後を笑顔で締めることは、笑顔のフェイシャルフィードバック効果を使っています。

フェイシャルフィードバック仮説とは、表情が感情に影響を与えるという理論です。具体的には、笑顔を作ることで脳が「楽しい」と感じるようになるというものです。これは、脳が表情からのフィードバックを受け取り、その表情に対応する感情を引き起こすというメカニズムに基づいています。
笑顔を作ると脳は「楽しい」と認識し、ドーパミンなどの快楽物質を分泌します。これにより、実際に気分が良くなるのです。

逆に、眉間にシワを寄せて不機嫌な表情をしていると、脳は「不機嫌」と認識し、その感情を強化します。

この仮説は多くの研究で支持されています。また、最近の研究でも、笑顔を作ることで幸福度が高まることが確認されています。

つまり、意図的に笑顔を作ることで、気持ちが楽になる可能性があるのです。試してみる価値があるかもしれませんね!


来週は後編に続きます。

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