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習慣 スピパラ通信『思考は頭脳で? 感情は心臓で感じるモノ?』
習慣 スピパラ通信では、生きづらさを抱える方と、周りで生活を支えている方々、そして、みんなが生きる地球のスピリットパラダイムシフトを応援していきます。
このページでは、頭脳で思考することを ロジックと表現。
心臓で感じるもの、それは、感情です。そして、直感、霊感、第六感、全て含めてスピリットと表現しています。
2つの視点を融合することで、生きやすい認識とココロに安定を!
スピパラ通信 第3回
今回は『思考は頭脳で?
感情は心臓で感じるモノ?』
僕の自論、思考は頭脳で、感情は心臓で感じるモノというのは、一般的な表現ではありません。
哲学的な考察では、心的世界と物的世界とを,それぞれ独立した世界として認め、脳を含めた身体は物理的な法則に従って動作し,そこに「心」という独自の存在が「宿る」という、心身二元論があります。
科学的には、思考も感情も、脳の中で起こる神経活動の結果とされ、脳は、外界からの刺激や内部の状態に応じて、さまざまな情報を処理し、意識や記憶、判断や行動、感情や欲求などを生み出している。
しかし、脳と感情のシステムは未だ解明されてはいません。
実際に人は考えるときには『頭を使う』のように、頭という言葉を使い、頭で考えていることを表現しています。
では、感情(気持ち)を表現する言葉は?
キュンキュンしたり、ギューとしたりする。
それは、『胸』ですね。
感情を表現するときには、胸という言葉を使って表現することが多いと感じませんか?
嬉しかったり、苦しい時も実際に胸に感覚として現れますよね。
古代エジプトでは脳ではなく心臓が感情、思考、意志、意向を司っていると考えられていました。
脳と心臓は迷走神経で直接繋がっていて、心臓も脳へ情報を送ることができることを指し示しています。
心臓が感情に反応して鼓動の速度や強さを変えるとともに、逆に、鼓動を変化させることによって脳に働きかけて、感情をコントロールできるという研究もあります。
感情と心臓の関係について科学的に考察した神経科学者アントニオ・ダマシオ博士は感情と理性は明確に区別されるものでありながら、けっして対立するものではなく、感情は、心臓の鼓動や血圧、呼吸、皮膚の温度、筋肉の緊張などの身体の状態を反映するという理論を提唱しています。
天才の方々の研究は受け入れられないことが多いです。それは、天才からの啓示を普通の人達は理解できないことを示唆しています。
この天才が見据える先には、心臓はセンサーであるという仮説が見えています。
外部環境とのセンサーとして、直接感じる役割りを持っている心臓。
そして、脳は情報を演算処理する計算機としての役割を持っています。
役割りだけで考えると、生きることが難しく感じることはないように思えてきます。
しかし、自分の経験や価値観、信念や期待などが影響して、思考や感情を客観的に観察することを難しく感じさせます。
また、他人の思考や感情を正しく理解することも難しいものです。
他人の思考や感情は、言葉や表情、態度や行動などで伝えるものですが、必ずしも真実ではなく、また正確に伝わらないことも多く、自分の知識や想像、推測や偏見などに基づいてバイアスがかかった解釈をします。
思考は、感情によって動機づけられたり、方向づけられたりもする。感情は、思考によって引き起こされたり、制御されたりします。
脳と心臓、思考と感情、ロジックとスピリット、この二つの機関が相互に影響し合い、一体となって人間の認識や行動を決定づける。
思考と感情は、別々のものではなく、連続的なものと捉え、思考と感情、ロジックとスピリットを融合し、魂の自由へのパラダイムを引き起こして、生きたいですね。