水はなんでも知っている①記憶する水
第53回
今週は僕が師事をする先生のお話を書く予定でしたが、水についての新たな仮説を思いついたので、アクアフォトミクスから続く水の驚愕能力について書きます。
科学界では、「水の記憶」という概念が議論を呼んでいます。この理論は、水が接触した物質や情報を記憶する能力を持つというものです。現在の科学界の見解では、多くの科学者は「水の記憶」について懐疑的です。水分子は絶えず動いており、長期的な記憶を保持するための半永久的な構造が存在しないとされていました。
また、極度に希釈された水溶液の中に物質が残っていたとしても、体内に取り込まれた瞬間にその効果は消滅するとも考えられてきたからです。
しかし、故・江本勝博士は、研究により水の氷結結晶写真を撮影し、異なる情報や感情に応じて結晶の形が変わることを示しました。博士の著書『水からの伝言』では、水が情報を記憶する可能性があると主張しています。
また、1988年、免疫学者のジャック・バンヴェニスト博士は、極度に希釈された水溶液が元の物質の特性を保持するという論文を発表しました。この研究は「水の記憶」として知られ、ホメオパシーの科学的根拠として引用されることがあります。
そして、ワシントン大学のジェラルド・ポラック博士の研究では、電気を帯びた物質の周りの水が数百マイクロメートルにわたって液晶化することを明らかにしました。
100年前から提唱されていた、水には固体、液体、気体の他に「第四の相」が存在することを実験により立証したのです。
「第四の相」とは、固体の氷と液体の水の中間に位置する、いわゆる構造化された水「液晶状態の水」と呼ばれるもので、物理化学的性質が液体の水とは全く異なり、化学式も人間の体液に近いH3O2と変化します。
この「第四の相」は、秩序正しい構造を持ち、六角水や六員環構造水とも呼ばれていますが、ポラック博士はこの薄い水の層をExclusion Zone (EZ)Water 、EZ水と命名して発表しています。Exclusionというのは排除という意味で、EZは水が他の粒子を排除する領域という意味です。そして、この層が情報を記憶する能力を持つ可能性があるとされているようです。2006年にノーベル生理学・医学賞を受賞したモンタニエ博士はエイズウイルスの感染に関係する短い配列の遺伝子DNAの作用によって創られた特有の構造の液晶水がエイズ感染を助長する電磁波を発信するという驚愕の発見をしています。
莫大な情報量の遺伝情報さえも水は記憶することが出来るのです。
これらの実験結果により、液晶水=水には情報を記憶する可能性があるということが、極めて科学的に推測されるのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊来週は量子力学的観点から水を分析します。
続きはまた来週!