講習を受けるまでの旅路で犯罪を見て思ったこと(JR特急不正乗車)
第40回
特急電車に特急料金を支払わずに乗ることは犯罪に該当します。これは「不正乗車」として扱われ、鉄道営業法違反や詐欺罪などの適用を受ける可能性があるようですが、それらしき人を一度に何人も見た話です。
先週の記事に書いた、先生に教えを乞う講習に参加するために、東京までJR特急ひたちを利用しています。
ひたち号の座席上にはランプがついてついていて、赤色が点灯していれば空席、黄色はまもなく指定席発売済み区間になる席、緑色はすでに指定席が売れている席で、空席が一目でわかるため、車掌によるチケット確認もスムーズに行える便利なシステムなのですが、犯罪の抜け穴にも使われているようです。
乗車した駅から一緒に乗った派手な女性と、次の駅から乗ってきた10代らしい少女2人と、サラリーマンらしいスーツを着た男性2人合計5人もの乗客は、赤ランプの席に座り、内4人は赤ランプのまま途中下車していきました。派手な女性に至っては、乗車後眠ってしまい、その席を予約した人に起こされて、前の黄色ランプの席に座り直して、2つ先の駅で降りました。
これって不正乗車なのか?気になって調べてみると、JRの特急には運賃計算の特例というものがあって、短距離区間は特急料金無料になる区間が存在していたのです。
なーんだと、安心してネットのページを閉じようと思ったら、なんと、JR東日本の常磐線には、特例区間は存在していないではないですか!やっぱり不正乗車、しかも、同じ車両に5人も乗っていたんです😅
車掌の巡回の話はあえて書きません。これで悪用する人を増やしてしまいかねないので!
これをシステム上の不備と捉えるか?
実際には、人員不足解消のためのシステムを悪用する人達の問題なんですが、ちゃんとお金払って乗ってる側にすると、かなり気分悪い事ですよね。自分もずるい事をまったくしない聖人君子じゃないけれどね。
無賃乗車は鉄道会社にとって収益の損失となるだけでなく、他の乗客にも迷惑をかける行為です。
ルールを守る!
平和な世界を持続させるために大切ことだと思います。
また来週!