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僕視える化〈自己開示〉切り抜き!②神達は死んだ!


スピパラ通信 第21回

今回は僕視える化〈自己開示〉切り抜きの回です。自己開示TAKE3は長過ぎ、そして、中盤から自分の趣味性が強すぎると評価されたので、自己開示のみ切り抜いた2024.2.29の記事を加筆訂正し、3回に分けて短くまとめました


僕には兄が2人居ました。
父の死の前になりますが、真ん中の兄は早くに事故で亡くなったので、まったく記憶がありません。しかし、とても優秀で、両親には将来を嘱望されていたようです。

母は下の兄の死を追いかけて、僕が4歳の時に亡くなりました。自殺だったようです。葬儀前後の記憶では、2階の窓から下で忙しそうに動く黒服の人達がいた事を覚えています。
その日からずっと、母親がいなかったことを、20歳くらいまで不思議にも思いもしませんでした。20歳を過ぎたころに、近所に住む母の友人に自殺と教えてもらえました。

僕はその時『あぁそうか』と思っただけで、何の感情も湧きませんでした。4歳の子供だったから、母の記憶もほとんどないのも事実ですが…
PTSDだったのか?防衛機制なのかは解りません。自分だけ時が止まっていて、身体の中が空っぽになっていたのです。

自分の半生をデフォルメした短編小説がプレゼントです。


もう1人残っていた肉親の1番上の兄は、出産時の問題で、混合型の脳性小児麻痺があり、僕が17歳のとき亡くなりました。
発達遅滞と左足片麻痺がありましたが、弟の僕には、いつもかなり上からの目線でとても威張っていて、僕の話はまったく聴いてくれず会話にはなりませんでした。
正直ずっと大嫌いでした。生涯打ち解けることなく、兄も亡くなりました。

優秀な兄が亡くなり、この傲慢な兄が残ったことが母の絶望に繋がったのだと、自分が兄を嫌っている気持ちを、母も同じく思っていたんだと、勝手な妄想を膨らませ、兄へのイメージは更に悪くなりました。母の気持ちなんて解るはずもないのに…

それから奥さんと結婚するまで、ずっと一人ぼっちで暮らしていて、寂しさを抱えて生きていきます。

来週は『愛してくれて、ありがとう😌』の回です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

命があったらまた会おう、腹筋鍛えて待ってろよ! see 〜you〜

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