★4(★★★★☆) 東京最低最悪最高/鳥トマト (2025年〜)(既刊1巻) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:東京最低最悪最高/鳥トマト (2025年〜)(既刊1巻)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DR1VS4C6

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バランスの崩れた画風に「東京最低最悪最高!」というトチ狂ったタイトルが組み合わさって、なんかもう、ただ事じゃない雰囲気が表紙絵から溢れ出していてヤバい。そして、中身もちゃんとヤバい笑。

実家、結婚、家族、子育て、はたまた仕事、出世、お金。私たちは人間社会のさまざまな価値基準で自分の現在位置を確認しながら、何かを守るために?、自分を高めるために?、毎日を必死に生きているわけだが、そういう現実世界をこの漫画は意外と正確に捉えていて、その現実世界をこの狂った漫画の世界に投影してみせる。

この漫画のデッサンの狂った世界の中で、顔も性格も歪んだキャラが、腕や脚をぶんぶん振り回しながら妙ちくりんなダンスで踊り狂う。

なんかこの漫画を読むと、全ての価値観が崩壊するような感覚になる。私たちがこだわっているさまざまなことは結局は特定の価値観に振り回された結果の幻にすぎないのだと。これが仏教でいうところの「色即是空」の悟りの境地なのかもしれない笑。

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