さよならステイチューンの思い出⑤
秋
2021夏も終わり、ありりの生誕祭も終わり、三浜さんの活動も少し落ち着いたかのように思われたが、そんなことはなかった。
劇団ディアステージの舞台
「ネコにマタタビアキバにオタク」の出演が決まっていたのだ。
柏木椎名さんとダブル主演。
三浜さんのTwitter(現X)を見返したら9/2,つまり生誕祭の2日前にこの舞台の稽古に参加していた。
本当にこの三浜ありさという人は。。。ストイックというかアクティブというか、ワーカーホリックというか。。。この時まだ大学生ですからね。4年の後期なのでほぼほぼ単位も取り終わってると思うんですけど、それでも卒研とかありますよね。あと、今だからわかるんですが、この時院に進むことのいろいろもあったのでは。。。?学業と両立してるのはホントすごい。
「ネコにマタタビ、アキバにオタク」
あらすじ
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ボクはみいこ。ちょっといろいろあって家を出た
家出の先は憧れの聖地、アキバ!
刺激的なオタクライフを目指して……
アキバで出会ったミコと共に、
この夏、
家出少女たちの
不思議な冒険が始まる…
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このみいこを演じたのが柏木椎名さん。
ミコを演じたのが三浜さんである。
内容としては、あらすじの通り家出少女たちがアキバにきてあれこれするという話なのだが、
その中で「〇〇ビルと△△ビルの間で会議しよう」や
「あいつは□□駐車場に行けば会える」という
セリフがあったり、
ホンカン、つまりお巡りさんを演じている桜町たろさんがミコ達に話しかけてくる時に、やたら子供(ハタチそこらではなく赤ん坊や幼稚園児)に話すかのようなしゃべり方をしているというやや違和感を感じるシーンが度々ある。
この理由は、物語終盤で、三浜さん演じるミコたちは、ネコだったから、実は家を飛び出した少女(メス猫)たちの物語だったというオチなのである。
ミコたちは最終的にそれぞれ飼い主のところへ戻っていったような……(曖昧)。
4日間全8公演。舞台としてはやや短期間。
とても面白かった。特にミコたちがネコだとわかった時は、コナンが犯人が分かった時の
「コテリン」が自分の頭の中で鳴った。
いい舞台だった。
9/27の横浜1000clubの対バンで、初めてあい乃ちゃんとチェキを撮った。
当時、あい乃ちゃんの美貌に軽率にチェキを撮りに行くオタクがたくさんいたのだが、自分は釣られないようにして、タイミングを見て、早く撮ろうとこの日に行った(日本語レベル500)
対バンシリーズ(GO FOR THE RUN)、ワンマン開催
10月から、さよステの主催対バン企画
GO FOR THE RUN、11/9に1周年ワンマンが開催されることが発表された。
自分は10月10日、11月06日、11月09日に参戦した。
10/10の対バンゲストはリリーオブザバリー、つまり2マンである。
当時のリリバリは全員大阪府出身だった。
腰低いながらもMCで全員がワイワイしててさよステのメンバーにもものすごく前のめりかつフレンドリーに接してて圧倒的''県(府)民性''を感じた。
このひと月後に行われたワンマンライブではお祝いの花も送ってくれた
果たしてさよステから花って送ってるんですかね。
ちなみにこの日の映像はさよステの公式YouTubeから見ることができるので見て欲しい。
この配信を見ると分かるのだが、三浜さんもるぃるぃも歌がうまくなっているのである。
そして、この日にエブリデイ夏がシングルとして
12/22にリリースされることが発表された。
12/22。。。エブリデイ「夏」。。。?
ここは日本、つまり、12/22は冬である。
12月に夏ソングがリリースされたのは日本初ではないだろうか。
発売形式はMカード。CDじゃなくなったあたり時代の変化を感じる。
リリイベも始まるとアナウンスがあり、久しぶりにリリイベマシーンになれる喜びと恐怖が入り交じっていた。
リリバリさんは2024/8/31に解散するそうです。
6年もの長い間の活動、本当にお疲れ様でした。
先日3年振りにライブを見たけど相変わらず楽しかった。
特に初期メンバーの尾野寺みささん。学業との両立ほんとに立派だと思います。これから先もいい事がありますように。
11/6の対バンでは複数のグループが出演
ささよステ以外のグループは全グループこの日に初めて見た気がする。
リルネードとNightOwlが特に曲ビジュアルとともに素晴らしかった。
リルネードは同じDSPMということもありこの後も対バンで見ることになる。リルネードが好きなさよステのオタクはこの日にもいたのかな。
NightOwlはこの約1年後に現場に行くことになる。折原伊桜の赤髪歌うまステージングと、Be the oneのキャッチーで印象的なフリに惹かれた。
見返して分かったのだが、この2ヶ月ほど前にも対バンで被っていたのだが、自分はその現場には行ってなかった。これ以降NightOwlとは大型対バン以外では被ったことがない気がする。
今思えば、この日にNightOwlに出会ったことで、NightOwlに興味を持ち現場に行き、NightOwlのオタクのポストがTLに流れるようになり、 長谷川嘉那ちゃんの観察記を見つけ、自分も推しを観察してみたいと思うようになり、そしてありちゃん観察記が始まっていった。。。全ての始まりはこの日からだったのだ。
さよステはというと、ワンマン3日前ということもあり、チケットの手売りを頑張っていた。こういう時通ってるオタクは対応に困る(主現場でなくても困るのだが……)。
既にチケットを買っている立場なので自分よりも他のオタクにPRしてほしいが、当時ありり以外の子に顔を覚えられている確証がないためスルーニキと思われたくなかった。無銭ガッツキもしたくなかった。でも挨拶くらいはしたかった。でもryyy……どっちつかずなのである。
考えすぎだろうか、無銭がっつきもガンスルーニキもアイドルは慣れっこなものなのだろうか。とりあえず近くを通った時に「買ったよー」とだけ言っておいた。
長テーブルに5人固まって並んで立ってる姿がとてもかわいかった。
確かこの日初めてゆちゃんとチェキを撮った。
舞台の時のふぁぼで名前を覚えていてくれたらしい。びっくりした。
11/9は1周年のワンマンライブ
この日は平日だったのだが、たくさんのオタクが来ていた記憶がある。
1周年。めでたい。
開演10分前に特典会の対象商品であるMカードの予約が開始されたため開演が遅れた()
1.ドドドあいどるっ!
2.Noisy
3.誰もが振り向くキラキラした女の子
4.エブリデイ夏
5.ラブ☆サマー 恋の魔法
6.ラブリーランデブー
7.さよならステイチューン
8.バカしよ?
EN1.No.3470
EN2.エブリデイ夏
持ち曲が全て披露された。
この日よりも前にもやってたかもしれないが5人体制のNoisyで、ありりが探さなくなってしまった寂しさを大きく感じた。
さよならステイチューンとラブリーランデブーは5人体制では初披露となった。
初披露の緊張からか、ラブリーランデブーのあい乃ちゃんゆちゃんがセリフ部分が棒読みだったのがよく記憶に残ってる(かわいい)。
さよならステイチューンでは三浜さんが泣いていた。この日を境に「さよならステイチューンをやるとありり泣く説」が提唱され始めることになる。
正直僕も泣きそうになった。
アンコールでは新衣装で登場。
あい乃ちゃんとゆちゃんがえちだとその日はザワザワしていた。
そしてアンコールで新曲が披露された。No.3470である。
さよならステイチューン以来のバラード。
平成にはなかったタイプの曲である。
秋に良く似合う雰囲気の曲だと思う。
エブリデイ夏のMVが公開されること、MVで水着を着ることが発表された。
このライブには三浜さんの大学の友達も来てくれていたらしい。
僕は常々、三浜さんはアイドル活動をしていることで、果たしてちゃんと大学生活を満喫できているのだろうか、友達はいるのだろうかなどが気になっていた。なのでこのような話を聞けるのは嬉しい限りである。(それってちゃんと女の子なんですかねええええええええええ)
この日は全員とチェキを撮った。るぃるぃから「ありちゃん好きbot」としての称号をいただいた。
嬉しい発表がたくさんあり、これからもさよステを応援していきたいと思ったいい1日だった。
2021年ラストパート
ワンマン前後の記憶は曖昧である。
というのもさよステ周年の前日である11/14に
飢えあゆTOの1人である祖父が亡くなってしまったのだ。
10,11月はずっと気持ちがふわふわしていたというか、仕事をしてる時もライブを見ている時も祖父のことが頭から離れなかった。
あまり現場に行った記憶がない……スケジュールを見返すと行ってないんだが、現場に行ってない期間何をしてたかあまりにも記憶がない……。
11/23にはエブリデイ夏のリリイベが越谷レイクタウンで開催。とても嬉しかった。
何を隠そう僕の地元である。
もし地元の同級生や家族に遭遇した時はどうしようかと震えていた。
マーティ・フリードマンみたいなウェーブのかかったロングヘアーのイカしたブーツを履いた海外の方がのいちゃん列に並んでたのを覚えている。
自分が生まれ育った地にさよならステイチューンが来てくれて本当に嬉しかった(この数年後の某日の特典会で、この日が三浜さんの記憶から消えていることがわかった時は泣きそうになったが)。
12/3にはスナックしろくまにてありりのイベントが開催。さよステ結成後初のしろくまイベント。
この日以降も何度かスナックしろくまのイベントは行われたが、自分が参加したのはこの日が最後だった気がする。
この日にたくさんのありり推しと知り合うことになる。
TKMさんとはこの日初めて話した。
TKM:さよステ界のドンである。飲み会をたくさん企画してくれるありがたい存在。彼がいなかったら今ほどさよステのオタクの皆はつながりができていないだろう。ちな某女性声優と大学の同級生。
12/22にはエブリデイ夏のMカードがリリースされた。
リリース日には渋谷タワレコの屋上でリリイベが開催。サンタコスでの開催となり、五者五様でかわいかった。寒い中結構薄着だったため、ありがたい限りである。
またこの日に翌年2022年の第1クールのドラマに「ワカコ酒season6」の主題歌にさよステの新曲「旬をススメ」が起用されることが発表された。
ほんとにこの年は新曲が新曲感が抜けないうちに次の新曲が発表された(今は年に2曲出れば多い方になってしまったが)。
さらにこの日の22:00にはエブリデイ夏のMVが公開された。
たしかバズリズムか何かの歌番組で15秒ほどの告知動画も放送された。
さよならステイチューンをテレビで見たのは初めてだったと思う。
大物になったみたいで嬉しかった。
12/22に夏曲リリースの告知をみた一般人はどう思ったのだろうか。
12/29には渋谷のMilkywayで年内最後のさよステ現場
「 さよステ忘年会2021~ ライブ?抽選会?○○○! ~」が開催(チケット代1500)。
抽選会ではメンバーの私物だったり色々なものが当たるくじが行われた。僕ははずれた。
トークコーナーでは何を話したか全く覚えてない。やっぱり今年をふりかえってみてどうだったかとかかな。
ライブは5曲。
その日の自分のツイートを見返すとこんなことをつぶやいていた。
「1曲目が流れる前のフォーメーションは完全にNoisyだったのに流れたのはエブリデイ夏だった。」
「2曲目ちゃんとNoisyが流れた瞬間マイクにのらない声で(たぶん)ありりが「きた!」って言ってたのかわいかったですね。」
そう、このツイートを見て思い出したが確かにこんなトラブルがあった。
エブリデイ夏がかかる→止まる→エブリデイ夏がかかる→次は止まらないのを察したメンバーが急いでエブリデイ夏で1曲目を始める→エブリデイ夏が終わってメンバーはとりあえずNoisyのフォーメーションになる→Noisyがかかる。
みたいなことが起こった気がする。
この2個目のありりの「きた!」って言った瞬間は本当に面白かった。
この時見てる側は笑えるけど、アイドル及びPA陣はヒヤヒヤもんであろう。しかし、なぜこのような問題が起こるのだろう。。。
アンコールでは謎にマツケンサンバのカバーが披露された()。るぃるぃがノリノリだった記憶がある。
楽しかった。
特典会では年内最後なので全員とチェキを撮った(と思ったがるぃるぃとは撮り忘れていた)。
あい乃ちゃんとは久しぶりだったのだが、名前を名乗ると「、、、てかかわいすぎん!?!」の人だと爆笑された。ワロタよね。
こうして2021年のさよならステイチューンは活動を終えた。
振り返るとこの年は大きな病気をしたり結構プライベートでも(オタクもプライベートなんですけどね)大変だったのだが、三浜さん、およびさよならステイチューンのおかげで何とか生きてこられた年であった。
しかし気づいたことがある。この年に知り合ったさよステのオタクが少なすぎるのである。
決して他のオタクと距離を置いていた訳ではないし、話しかけないでオーラも出していたつもりはないのだが、何故か知り合いが増えなかった。現場への出現がまばらだったからだろうか。あとこの年はまだまだマスク文化だったため、モブ顔の自分のことを周りは認知できなかったのだろうか。
ただ、逆にこの時期すでによく見かけるオタクの顔を自分は認知していた。
本当にさよステを見るため、三浜さんと話すためだけに足を運んでいたのだなと思う。
それもひとつのオタクスタイルなので悪いことではないのだが。
ただ、そんなさよならステイチューンは、活動を開始して半年経たずにメンバーが卒業し4-1=3になってしまったが、そこから頼もしい2人が加わり
2+3=5ではなく∞になったと思った。
三浜さんだけでなく、さよならステイチューン全員を、来年も応援していこうと思ったいい1年だった。
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