黒船襲来
娘は2年生になってから一度も教室に登校していません。
しかし、お友達から何かの受け渡しがしたいと連絡があって、その日給食から登校することになりました。
娘はとても悩んでいましたが、本人がどうするのか見守っていると、熟考の末、久しぶりに給食を食べてくる。と言い出しました。
給食を食べ、掃除をしてカウンセリングに向かいます。
計画を立てている時は、もうなんでもできそう。という万能感に溢れていて、学校なんてなんでもない、というハイ状態。
とはいえ、昼だけなのですが。
学校に行き、友達と関わり、その後の自分の人生を少しでも考えられる余裕ができるといいなと思います。
そんなこんなでまた私は会社を休む予定を入れました。
するとペリーがやってきて、上記の内容を聞き
給食を食べるだけ?なんじゃそりゃあ
6,70年前に、不登校なんていたか?
そんなことが許されない時代だった。
甘えている。なんか違うんじゃないか。
昔の人も今生まれ育ったら(矛盾)たくさん不登校になるんじゃない?
というと、
そうだよ、そんなことをしていては生きられない時代だった
今は親の覚悟が足りない。
つまり生きるか死ぬかの選択をしろと。私は殺さない。
だから甘いんだ。そうやって社会不適合者を作っておいて政治を批判するだなんてちゃんちゃらおかしい。
などなど。
私が政治家を批判したことはないけれど、それはきっとどうでもいいんだろうな
震えが収まりません。
私はいつもまともに反論出来ません。何か言うとなん十倍かになって返ってきますからなるべく何も言わない方がいいとも思いますが、こういう人はどうも自分の意見をガツンと言われる方が好きみたいです。
言い負かしたいのかな。
いつでも勝負に勝たないと気がすまないんですかね。
それに敵は都度思ったことを言っているだけなので、私が受けたダメージなんて微塵も関知していません。
自分に自信があるってこういうこと?
ナチュラルに息をするように簡単に人を批判して、もし追い込まれた人が世界から排除されても、その人が弱かったんだと思うだけなのかな。
私はその後涙と震えを押し込みつつ脳内で反論を考えました。
勉強不足だよね。(渾身の嫌味)
しょうがないよ、当事者じゃないから。
あなたはそもそも鬱や起立性調節障害を病気じゃないと思っているでしょう?
あの人たちがどれだけ学校や会社に行かなければと思っているか、あなたは知らないの。
学校なんて行かなくていいって言っていたじゃない。
行かなくていいと私も思っているけれど、ペリーが言う通り中学校は人間関係を学ぶのに行ければ行った方がいいとは思うから
もし出られそうなときにはどんな形でも、できるだけ出たらいいと思っている。
今は色んな道がある。
もちろん最短コースじゃないけれど。
娘のペースでいいと思っている。
ただ、まだ中学校生活は1年半ある。
どうやって過ごすのがいいのかを考えている。
こうやって私を攻撃してくるからと言って、私や娘に愛情がないとは思わないのです。
だからこそとても悲しい。
言葉は万能じゃありません。
だから真意を考えなくては。
でも攻撃されるとダメージが大きくて本当に辛い。
でもどうしてもどうしても、私は反論も論破もできないけれど、どうしても賛同出来かねる。
残念ながら私はあなたの期待には応えられない。
そしてあなたの苦しみも私は取り除いてあげられない。
ただただ、苦しい。
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