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朝からリッチに!赤い果物のタルトフランベ

これは素敵な朝になりました!
『桃のアールグレイマリネ』で一躍有名になったScalesさんのレシピ本【果物のひと皿】に掲載されている、『無花果と葡萄の赤いタルトフランベ』を作ってみました。

タルトフランベとは、フランスのアルザスとドイツ南部で作られる料理で、長方形もしくは円形のとても薄いパン生地に、フロマージュブランなどのチーズを塗り、玉ねぎやラードン、ベーコンなどをのせて焼いたもの。薄焼きピザに似ている料理とのこと。

私、ピザ生地を自分で作ってみたことがまだないのですが、このタルトフランベの生地のレシピはバターがたっぷり!リッチ!
溶かしバターに小麦粉を入れてそぼろ状にしたところに、バターと同量の水を入れてまとめたものを、薄く伸ばして完成。
とってもシンプル、簡単、すぐ出来ちゃいます。と、言っても、今回もいつもの“手びねりパイ”同様「朝、すぐに食べたい」ので、前夜に生地は作っておいて、冷蔵庫で寝かせておきました。

先日から、わいわい言いながら美味しくいただいている、無農薬で多品種な無花果を使っています。大きさもそれぞれの無花果ですが、どれも3ミリくらいにスライス。赤い果物縛りのレシピですが、1個だけ白いちじくがあったので、それも一緒にのせちゃいました。

葡萄は「ロザリオ・ロッソ」
スーパーの葡萄売り場で、ナガノパープルは赤というより黒。巨峰も違う。。。甲斐路とロザリオ・ロッソは「赤」だなぁ、どっちにしよう?と迷いつつ、より全体が赤いロザリオ・ロッソを選んできたのですが、これ、種無しじゃなかった。
無花果と同じようにスライスしたのですが、種を取るのがなかなか面倒だったので、次回からは種無しの品種を選ぼうっと!

用意しておいた生地に、フロマージュブランを塗って、アーリーレッドのスライスと千切った生ハム(ベーコンが無かったから)、そして、無花果と葡萄をぎっしりとのせ、塩胡椒をふります。
あとは230度のオーブンで20分です。

ぎっしりと敷き詰められた果物がキラキラ!
これは朝からテンション上がりますね♪
ここまで来て、ああ、生地作ってるところとかも写真撮っておけば良かったーなんて思ってる、残念。
発酵させない、というか、イーストや酵母などは入っていない、クッキーのようなクリスピーな生地。こんな風に持てます。

やや縦長の四角に成形して焼いたので、適当に9等分して食べました。
朝ごはんとして、大人2人分にぴったりな分量だと思います♪

この見た目に、なんとなく仕上げにオリーブオイル回しかけちゃおうかな?とか、メープルシロップも合いそうだなぁ、と思ったのですが、必要なし。
焼いている時からずっとそうなんだけど、生地に入ったバターのいい匂いがキッチンに充満します。
食べる時も、そのリッチなバターとの相性を味わいたい気分。
オリーブオイルやメープルシロップで違う香りも味も足さなくていいというか、足さない方がいいな、と思いました。

レシピ本が発売されてから、3度目の無花果の季節になるのかな?
ようやく作ることが出来ました!時間かかったなー。もっと早くに試しておけば良かったー、なんて思えるほどお気に入りになったタルトフランベです。

この生地はアレンジし放題なので、季節ごとに色んな組み合わせで楽しめたらいいな♪
とりあえず、深まる秋に合わせて、次は「柿」でいこうと思います。


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