【レシピ】アメリカンチェリーの季節です クラフティから始めよう

あんなにたくさんの種類が並んでいたスーパーのフルーツ売り場の苺たち。
そろそろ季節も終わりだなぁ、と思っていたら、今年はなんだかすごく潔い感じで、スパッと売り場から消えました。
もっとこう、徐々に少なくなっていって、、、みたいな感じじゃなかったかしら？
卒業前にもう一度会えるはず、と思っていた憧れの先輩が、こちらにはなんの未練もなく、ササーーッと新天地に前乗りくらいの勢いで行っちゃったみたいだわ。
さみしい、、、

でも、苺が終わるということは、私にとっては「ここからガンガンとイケてる果物ラッシュが来る」ということ。
そう、まずは「さくらんぼ」が攻めてきます！

国産のなんとも愛らしい「あ・か・い・ろ」という雰囲気の（でも価格は全然そんな幼さとか控えめさとは無縁の）さくらんぼも大好きなのですが、それはやっぱり生食、そのまま食べるのが１番美味しい。
お菓子に焼き込んだり、煮てソースにしたり、お酒に漬け込んだりとなると、あのつやつやぱつんとした色っぽいアメリカンチェリーがいいんですよねぇ。

今年もあれこれと焼きたいし、もちろんそのままでも食べたいアメリカンチェリー。
とりあえず、アメリカンチェリーといえば、これでしょ！ということで『クラフティ』を焼きました。

小さめのココット、内径７センチくらいです。
写真にベイリーズも写っていますが、そうです、このクラフティはベイリーズ風味に仕上げてあります。

今、ストックフォトサービスの『Snapmart』さんの企画で、クリーム系リキュール『ベイリーズ』のアンバサダーを務めています。半年間に渡って、他のアンバサダーの方々とも交流があり、情報交換や報告会もあるんです。
そんな中で、いろんな「ベイリーズのアレンジ」を楽しんでいるのですが、このベイリーズ、生クリームを使うレシピのものに取り入れやすい、生クリームをベイリーズに置き換えるのいいよ！と教えてもらいました。

私が日頃作っているクラフティのレシピは、生クリームを使うものなので、これはいけるはず、ということで試してみたんです。

材料〉小さなココット3個分くらい
卵 1個
牛乳50cc
生クリーム20cc
ベイリーズ30cc
薄力粉15g
砂糖15g
アメリカンチェリー6個ほど（お好きな量）

↑これ、上に貼った完成写真の時とは違う試作の時の材料写真なので、アメリカンチェリーが半割になっています。数も多いです。

〈作り方〉
1. 溶いた卵と液体の材料をよく混ぜる
2. 砂糖を混ぜ、薄力粉をふるい入れて混ぜる
3. ココットにチェリーを入れて2を注ぐ
4. バットにココットを並べて湯を張る
5. 160度に予熱したオーブンで30分湯煎焼き
6. 熱々でも冷やしてでもお好きに召し上がれ♪

焼き時間はご家庭のオーブンに合わせて調整してくださいね。
アメリカンチェリー、種を抜いてから入れてもいいのですが、さくらんぼは種から特に美味しさが出るんだそう。
種なしの方が食べやすいとは思うのですが、美味しさには変えられるないので、丸ごと、もしくは、半割りの場合も種をつけたままの片方もそのまま入れてみてくださいね。

丸ごとチェリーを入れるとき、ココットの中でくるくる回って倒れちゃうので、チェリーの下の部分を平に薄くカットすると安定します。
カットした部分も入れちゃってもいいし、つまみ食いしちゃってもいいかな？

個人的にはジュワッと柔らかくふわふわ感のある焼き立て、もしくは冷めたてが美味しいと思うのですが、夫は「冷やしたの美味しい！」というので、一晩寝かせたりして冷蔵庫で冷やしたものもおすすめです。
冷やすと、ブリン、ムチン、とした食感。
冷えててもしっかりとベイリーズが香りますよ。

卵1個から2〜3人分作れちゃうというレシピも好き。お酒が香るスイーツなので、このくらいのミニサイズで焼いて、夕食後の大人のヨルカシにするのがぴったりです。
でも、大きな耐熱皿で焼いても素敵なので、その時には材料倍、倍々にしてお楽しみくださいませ。

あと、コレはお酒を使ったレシピで、ベイリーズがとっても美味しいので是非楽してもらいたいなぁとは思うのですがら、アルコールNGでしたら、材料の「ベイリーズ」は、同量の生クリームにしていただけたら、お子様などにも安心な「クラフティ」が作れますよ。
↑というか、こちらのレシピが私の普段スタイルのものなので。

ベイリーズを入れたクラフティは、焼き上がりがほんのりと薄茶色いっぽい、ベイリーズ色に色づいています。
それが見せたくて最後の仕上げ、お化粧の粉糖を振っていませんが、プレーンに焼いたときはもっと黄色がしっかりと出た焼き上がりになるので、クラフティの黄、チェリーの赤に、粉糖の白を添えても可愛いですよ。

プリンよりも手軽に楽しめる卵のスイーツ。
アメリカンチェリーのお菓子始めに、ぜひ、どうぞ♪