(15)入院中、Wi-Fiのない病院でどう過ごす?
このご時世どこでもWi-Fiが使えて、タブレットを持って行けば何とかなるだろうと思っていたら、病院内では使えないと判明。わざわざ借りるほどでもないしと、レンタル以外の方法で考えてみました。実際に入院中に便利だと思ったものを、手術から回復して使えるようになる順にご紹介します!
まずはイヤホン
病院でテレビカードを買ってテレビを見る場合も、必ずイヤホンを使うルールでした。私はテレビは使いませんでしたが、ラジコと映画にイヤホンを持って行きました。私が愛用しているのは耳かけ式です。耳の穴に詰めるタイプも、カチューシャみたいなタイプも、頭が痛くなってしまうので。私のは有線タイプでしたが、寝返りを考えると無線のほうが使いやすいかもしれません。
無料アプリ「ラジコ」
身体がつらいときにも、簡単な操作とイヤホンの装着だけで横になったまま聞けるラジオは本当にいいものです。わざわざラジオを荷物に入れなくても、このアプリを使えばスマホでラジオが聞けます。タイムフリー視聴という機能で1週間前のものもOK。なので時間を気にせずに好きなプログラムが選べます。(ロゴをクリックするとradikoのサイトを表示します)
私は「ジェーン・スーの生活は踊る」と「オールナイトニッポン」をよく聞いていました。入院中にメールを投稿して番組で読み上げられてみたいという野望もあって1回だけ送ってみたのですが、番組を聞きながら考えて書く、それも術後の体調で、というのはかなり難しかった!
電子書籍でコミックを
少し身体が起こせるようになると、漫画がいい気晴らしになりました。タブレットは、全部がそうなのかよくわかりませんが、私の場合はスマホと充電用ケーブルが兼用できました。
Amazon Primeで映画をダウンロードしておく
Wi-Fiがなくても、気になる映画を先にダウンロードしておくことで近い環境になります。注意点は、ダウンロードしてから30日間だったか、日数制限があること。それに観始めてから48時間以内に観終えること。それから25点までだったか、点数の上限もあります。ただ上限があるのは映画・TV番組の場合。Amazonオリジナルのプログラムはこの点数にカウントされません。
監督で観る。俳優で観る。それ以外の面白い切り口
この監督の作品を深掘りしたい!この役者が出る作品をコンプリートしたい!そういう熱くなれる対象があればいいんですけど、そういうわけでもない場合のほうが多くないですか? 何か面白いのないかな。前に観たのと違うタイプのがいいな。私はそんなぼんやりした気分のときのほうが多いです。
そういうときにぜひお勧めしたいのが「制作会社で観る」というもの。いつも独自の着眼点で面白いものを紹介している知り合いが、コロナで外出自粛の期間に、制作会社A24の映画を観ることにしたと言っていて、なるほど、制作会社で観るのか!と私もやってみました。これがめちゃくちゃ面白い。なので、とくに観るものが思いつかないかた、ぜひA24作品をご覧になってみてください。
A24おすすめ作品10選を挙げてみました(Amazon Primeで無料だったものしか観れてないので、話題作でも「ミッドサマー」は未見です)。
「ライフ・アフター・ベス」ゾンビコメディ
「ベアリー・リーサル」アクション
「エクス・マキナ」SF
「AMY エイミー」ドキュメンタリー
「ダーク・プレイス」サスペンス
「手紙は憶えている」サスペンス
「スイス・アーミー・マン」ドラマ ←私この中で一番好きです!笑
「ムーンライト」LGBTドラマ
「偽りの忠誠 ナチスが愛した女」スパイ
「パーティで女の子に話しかけるには」SFラブコメ
気になる作品、ご存じの作品ありましたでしょうか。ざっくりしたジャンルだけでも、幅広さが伺えると思います。(このチョイスで私の趣味も垣間見えるかもしれません)
退院が近くなると、午前・午後で1本ずつ、1日2本くらい余裕で観れるようになるので、入院中のお楽しみに多めに用意されるといいと思います!
手芸をもりもりこなす人も
自分では結構手芸が好きなほうだと思っていたのですが、入院中は全然やりませんでした。毛糸と針でアクリルタワシでも編もうかと準備していたのに、病院のベッドでは作業しづらくて。
かと思えば、紙袋いっぱいに持っていった材料で作りまくった!という知人も。なので、もし気が向いたらやろうかな、くらいの感じで荷物の隙間に入れておくといいかもしれません。
あなたが時間あったらやってみたいことは
自分の場合、時間があったら映画やドラマを観たり、本や漫画を読んだりしたいなと思いました。本は、最近は老眼が入ってきていて、入院中に目が疲れたらよくないかなと外してしまいましたが。
荷物の余裕さえ許せば、時間があったらやってみたいこと、ご自身の趣味のアイテムを多めに持っていってみてはいかがでしょうか。「何をしようか選ぶ自由」を持っていく、とイメージすると入院準備も旅の準備みたいな気分になります。余れば退院したらのお楽しみ。
次回は、女性が入院するときに気になる話について書こうと思います。