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異世界魔王ライフ。第24話。法教国家。ナットーク商会の奇襲。(前編)
(前回までのあらすじ)
女神の陰謀で、異世界転生魔王になった俺。
色々あって、(23話まで参照)
キール(以下俺)達一行は、
無事、秘境ジーニアスで、白龍のお見舞い&
エッチュード城の清掃を終えて、
魔王城に戻る所だった。
しかし、魔王城から、煙が上がってる!
俺達の留守中に、何があったんだ!!
…………魔王城。入口。…………
コピーガンマ(以下コピーγ)
「な、なんじゃこりゃー!!」
コピー魔王(以下元魔王)「まさか、魔王城が……」
シグマ(以下∑)「陥落……じゃと!?」
そこには、魔王軍の手下だった者の、
無惨な、しかばねが、沢山転がっていた。
レディ『これは悲惨ね。
アルファ(以下α)達、無事かしら!?』
そうだ!みんなを、探さないと!!
そこに、血まみれになった、
ガンマ(以下γ)が、やってきた。
γ「みんな、すまねぇ。不意打ちとはいえ、
俺のせいで、魔王軍が、やられちまった……。」
そう言うと、ガンマは倒れた。
∑「知将ガンマに、
これほどまでの、損傷を与えるとは……。
まずは、傷の手当てじゃ!!」
俺達は、ガンマの治療をした。
幸い、命は、大丈夫だったようだが、
とても、闘える状態では、無かった。
ガンマは、意識を取り出して、話しだした。
γ「アイツら。いや、アイツは、
たった一人で、攻めてきやがったんだ……。」
γ「俺は、アルファと、ベータ(以下β)が、
まだ、二人とも、本調子じゃ無かったから、
俺様一人で、本気で、闘ったんだが……。」
γ「……んで、このザマよ。
伝説の三獣が、情けねぇぜ。」
ガンマは、涙をこぼした。
∑「たった一人で、壊滅させるとは……。
ソイツは、勇者か!?」
俺は、レディを見た。首を、横に振ってる。
って事は、勇者じゃないのか。
γ「いや……。アイツは、噂で聞いてた、
法教国家の、裏組織。ナットークの会長だろう。
名前は、ファルコン。と名乗ってたな。」
白龍「ファルコンだって!?」
白龍は、驚いた声をあげた。
(。´・ω・)ん?ファルコンって、
シグマの事じゃ、無かったのかよ?
俺は、シグマの方を見た。
なんか、難しい顔をしていた。
白龍「そんな!?
ファルコンは、そんな事は、しない!!」
しかし、そんな言葉に、
元魔王「ちゃんと見ろ。
魔王軍を、壊滅させたんだぞ。これが現実だ。」
コピー魔王は、静かに言い放った。
白龍「そんな、まさか……。」
白龍は、その場で、膝から崩れ落ちた。
俺『アルファと、ベータは、無事なのか!?』
俺は、ガンマに聞いた。
γ「あぁ、アルファは、闘いたがってたが、
俺の、ただならぬ危機感を感じて、
ベータが、アルファを連れて、
今、隠し部屋に、避難してるぜ。」
俺『二人とも無事か……。良かった。
……で。その、
納得だか、納豆食うだか、知らないが、
どんな組織なんだ?』
γ「ナットーク商会は、
法教国家を裏で操る、悪の巨大秘密組織だ。
前に戦った、アクドイ・カネスキーよりも、
厄介な相手だ。その後ろ盾があるから、
騎士国家も、魔法国家も、動けないんだ。」
コピーγ「で、
その、ナットーク商会が、動いたって事は……。」
∑「おそらく、騎士国家と魔法国家も、
弱ってる魔王国家を、狙うじゃろうな。」
女神『騎士国家と、魔法国家が動く前に、
ナットーク商会を、
やっつけないと、行けないわね。』
みんなが沈黙した。
開口一番、キールは言った。
俺『俺は、この国家の魔王だ!!
留守中とはいえ、やられっぱなしは、ゴメンだ!
俺は、ナットーク商会に、行くぞ!!。』
すると、続々と、仲間が、名乗りを上げてきた。
∑「どうやら、ワシにも、因縁がありそうじゃ。
キール様、ワシも行くぞ!!」
白龍「私も行くわ!!
ファルコンの真意が、知りたいのよ!!」
女神『私は、負傷者の、介助に回るから、
任せたわよ(๑•̀ㅂ•́)و✧』
元魔王「万が一、
魔王城を、守るやつが居ないと、困るだろう?
ココは、俺様が、守ってやるから、
派手にやってこい!ブラザー!!」
コピーγ「おっと、
コピー魔王だけ、いい思いは、させないぜ!!
ここは任せて、ガツンとやってこい!!」
それぞれの考えの元、話しは、まとまった。
俺『みんな、ありがとう。
みんなの分も、やって来るぞ!!』
そこに、ガンマが話した。
γ「ナットーク商会の、アジトまでは、
俺が、送ってやるぜ。
ただ、戦闘は、この身体では、参加出来ないな。
足でまといになる前に、俺は、魔王城に戻るぞ。」
俺『それで大丈夫だ。ガンマも、ありがとうな。』
これで、役者は決まった。
俺、シグマ、白龍で、
ナットーク商会への、お礼参りをして。
他の仲間は、魔王城の防衛を、お願いをした。
アレ?なんか忘れてるような……。
???「私達も、居るだわさ!!!」
この声は!
ドラキュラ伯爵「私達だって!」
オオカミ男「戦力ぐらいには!」
フランケンシュタイン「なるだわさ!!」
……忘れてた。コイツらも、いるんだったな。
まぁ、戦力は、多い方が良いからな。
俺『分かってるよ。頼むぞ!。みんな!!。』
一同『オー!o(`ω´)oo(`ω´)o٩(´・ω・`)و٩(´・ω・`)و٩(´・ω・`)و٩(´・ω・`)و٩(´・ω・`)و٩(´・ω・`)و٩(´・ω・`)و٩(´・ω・`)و٩(´・ω・`)و٩(´・ω・`)و٩(´・ω・`)و٩(´・ω・`)و』
こうして、俺達は、悪の巨大秘密組織、
ナットーク商会に、立ち向かうのであった……。
24話 終 制作・著作 ━━━━━ きぃえぁ