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【蓮ノ空舞台巡礼】そうだ、金沢に行こう。
「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!)」とは、ラブライブ!シリーズのひとつである蓮ノ空女学院を舞台に、スクールアイドルクラブに所属する、或いは所属することになるメンバーの青春を描く物語です。
ディザー映像が発表されて早々に「どうやら今度は石川県金沢市が舞台らしい」ということがわかりました。キャラクターやキャストがどこかしら訪れれば即座に場所が特定され、多くのファンが聖地巡礼を楽しんでいます。ご多分に漏れず私もそのひとり。これまで2度実施されているスタンプラリーに合わせて、金沢旅行に行きました。今回はそれらの思い出を語っていければなと思います。2泊3日2セットが順不同で並んでいるので天気の良し悪しがまちまちの徒町です。
・鼓門
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金沢駅の玄関口。多くの人はここで「金沢に来た証明」を撮ります。
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夜になるとライトアップされます。無骨なのにどこか温かみのある不思議な建造物です。
・近江町市場
DOLLCHESTRAの2人がストーリー中で何かと訪れる市場。
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魚市場自体はラブライブ !サンシャイン!! の聖地である沼津港で馴染みがあったものの、太平洋側と日本海側では並んでいる魚の種類が違っていて面白かったです。
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ここにきたら海鮮丼が食べたくなります。みらくらぱーく! のキャスト2人も訪れたひら井さんなのですが、みらくらぱーく! のキャスト2人が訪れる前だったので、このときは特に所縁もない近江町海鮮丼を注文。次回また来ることがあればキャストが食していた大トロ丼に挑戦したいですね。大トロオンリーは歳をとると結構キツい気がするゆえできるだけ早めに……(切実)。
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市場は朝からやっていて、朝食に百万石うどんさんの近江町うどんをいただいたこともありました。前日飲んだくれていた身体に染み渡る優しい味です。お出汁がうまい。
・金沢城公演
作中で公演が行われたこともある公園。
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お散歩するだけで楽しい場所です。広すぎて出入口難民になりがち。観光案内所のある西側に抜けたい場合は、石川県金沢市出身の百生吟子役の櫻井陽菜さんがポストで紹介されていたように玉泉院丸庭園から尾山神社を通って大通りに抜けるのがよいでしょう。神社ではお賽銭を投げて「蓮ちゃんライブで良席に恵まれますように」とお祈りしましたが、神に願いは届きませんでした。
・兼六園
金沢城公園から道を挟んですぐにある、言わずと知れた観光地。
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流石の景観で、誰がどこでシャッターを切っても映える写真が撮れます。但しめちゃくちゃ観光客がいるので人が映り込まないようにしようとするとタイミングを伺うことになります。人が木の影に隠れたぞ……! 今だ……! といった具合。水の音を聞きながら自然物に囲まれていると心が穏やかになり、口調も思わず乙宗梢になってしまいます。あらあら、うふふ、ねぇ、花帆。
・加賀友禅会館
コラボ第2弾となる加賀友禅コラボの中心地。コラボ展示も行われていました。
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私のイチオシは各キャラクターの振袖のデザイン解説です。キャラクター毎に異なる加賀友禅作家さんがデザインしてくださっていて、それぞれの作家さんが担当キャラクターに向き合って何を感じてどうデザインに落とし込んだかが書かれています。私はもともと夕霧綴理の赤と黒と白を基調に花と蜘蛛の巣をあしらったデザインがお気に入りで、「『美しい星』は綴理と同様、社会から浮いてしまう(マイノリティ)の持つ特別な視点……」から始まる解説文を読んで作家さんの夕霧綴理に対する解像度の高さに驚かされました。なんで末尾に綴理とさやかの二次創作会話劇が載ってるの。解釈一致だよ。
加賀友禅染め体験もできます。
「明日の加賀友禅染め体験予約できますか?」
「明日は休日なので予約いっぱいかもしれないですね。今からならいけますよ」
「今から!?」
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やりました。ただの塗り絵と侮るなかれ。所要時間90〜120分くらい見ておいたほうがいいでしょう。水彩世界に憧れて水で染料を溶きたくなる気持ちはグッと堪えてください。水と染料は混ざると固まってしまうので、水は色を変えるときに洗うためにだけ使い、タオルで水気をしっかり切ってから染料をつけます。線画はもち糊で描かれていて、水に漬けて拭うと落ちて白く抜けるのが加賀友禅染めの手法の特徴のひとつだとか。いろいろ学びがありました。
・茜や
半月ほど前に日野下花帆と新入生の百生吟子が訪れた店として聖地化されたばかりのお店です。基本的に土日しか開けていないそう。
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加賀友禅染めの工程がわかりやすく展示されており、実際に体験したことを文章で読み返したことで理解がより深まりました。コラボ商品ではないですが、キャラクターのイメージカラーっぽいtorenハンカチ(金沢の方言で「シワがとれん」からきているそうです)が売っていたのでDOLLCHESTRAカラーの2色を買いました。
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DOLLCHESTRAのKNOTだよ(これがやりたくて買った)。
・グリルオーツカ
スリーズブーケの2人が訪れた食堂です。
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スリーズブーケのキャスト2人も訪れたお店なのですが、スリーズブーケのキャスト2人が訪れる前だったので(以下略)。とはいえこのお店で頼むものといえばなんといっても金沢の郷土料理のハントンライス。キャストと同じものを食べることができました。雑に言うとオムライス×フライのコンビネーションで、乗っているフライの種類はお店によってそれぞれのようです。かなりボリュームがあるので女性は小でいいんじゃないかと思います。
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Shake!! Shake!! ハイかんぱい!!(ビールの色はおひさま色)
・金沢県立図書館
本好きの日野下花帆が通っていたりFes×LIVEが開催されたこともある図書館。立地的には観光プランに組み入れる優先度が低くなるかもしれませんが、蓮ノ空のこと好き好きクラブであれば、ぜひ一度は足を伸ばしてほしい場所です。
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ここは本当に日本か?? まるでファンタジーの世界に迷い込んだよう。圧倒されました。円形に並ぶ本棚に本がびっしりで、こんなワクワクする図書館が近所にあったら文学少年少女が育ちやすいのでしょうか。環境は大事。観光地の延長線上にあるわけではないので、バスなりレンタカーなりで行くことをオススメします。徒歩はつらいです。徒歩はつらいです。
・ひがし茶屋町
こちらも有名な観光地。古風な街並みが堪りません。
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昼はめちゃくちゃ観光客がいるので映り込みを避けようとするとこの画角で撮るしかなくなります。和装レンタルで歩き回っている方がたくさんいて眼福です。和装いいよ和装。眩耀夜行ごっこをするなら人が少なくあかりが灯っている夜がチャンス。写真的には雨で地面が濡れてあかりが反射しているとさらに映えそうです。
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ひがし茶屋町ではAMIYAさんで金沢おでんを食べました。お手頃価格で日本酒まで飲めてご機嫌になれます。
・卯辰山公園見晴し台
最後に紹介するのはなんといってもここ。イントロダクションのキービジュアルであり、ストーリーを読むとさらにエモエモな文脈が追加される、蓮ノ空のために金沢を訪れたのなら必ず押さえておきたい聖地です。
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……なんか違うな。そうです。卯辰山公園見晴し台ではなく卯辰山公園でルート検索するとこちらに連れて行かれます。似て非なる場所で距離もそこそこ離れているのでお気をつけください。ここはここで見晴しいいですけどね。
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正解はこちら。あのキービジュアルのまんまです。
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向かって右側は開けていて天気に恵まれれば夕陽が沈む様を見ることができます。特にこの日は夕陽まわりの雲が一切なく、水平線の向こう側に消えるまでをじっくり見届けることができました。残陽。ガチのカメラで撮影されている方がいたのでお話を伺ったところ、いつもここで夕陽を撮られているのだそうで。「なぜ最近増えたここに来る人たちは夕陽ではない側の写真ばかり撮っているんですか?(意訳)」と問われたので、蓮ノ空についてひと通り説明することになりました。
・まとめ
以上、私のぶらり金沢の旅でした。もともと観光資源が豊富で見所もグルメも申し分ないのですが、蓮ノ空要素の追加によってファンにとっては大きな付加価値がつきました。
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街中を探索していると目の前にふと、彼女たちが現れるんじゃないかと、そんな気がします。またスタンプラリー企画なり何かしら面白そうなコラボがあれば遊びにきたいですね。
そうだ、金沢へ行こう。
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