「推す」ということ。それは、決意・祈りだ。~私の星詠み遍歴~
この記事を開いてくださってありがとうございます!かまぼこ(@boko_kama_)と申します。まず初めに、この記事は完全に筆者の自己満足の産物であるということをはじめに申し上げておかねばなりません。もし筆者の星詠み遍歴にご興味がおありの方は、そのまま読み進めてください。興味がない方はブラウザバック……するのはちょっと待ってください!私が個人的に運営している非公式ファンサイトがあるので、そちらを覗いていっていただけると嬉しいです。きっと新しい発見・有意義な情報が得られることをお約束します。
ここまで読み進めていただいた方、本当にありがとうございます。ここからは私の星詠み遍歴について語らせてください。退屈せずに読んでいただけることを願いながら、私は筆を走らせることにします。
1. 星街すいせいとの邂逅
そのときは急に訪れました。あれは忘れもしない2020年の2月1日。穏やかな休日の昼下がりでした。YouTubeを流し見していた私の目に一つの動画が留まります。
元々、おめがシスターズやHIMEHINAなど、VTuberの動画はたまーに見ていたのですが、私が星街すいせいと出会ったのはこれが初めてでした。そのときの私の印象は
「ふーん、テトリス強い子がいるんだなー」
くらいの感じで、一目惚れで星詠みになったわけではありませんでした。ですが「星街すいせい」というVTuberの存在は深く脳裏に刻み込まれた、そんな気がしていました。
それから数日は星街すいせいの切り抜きを見つけては、再生してみる。そんな日々が続きました。それでも、まだ星詠みになったというわけではなく、好きな配信者の1人として見ている。そんな感覚だったと思います。
そんな中で私が星街すいせいという存在により深く興味を持つようになった切り抜き動画がこちらです。
私自身が高い壁にぶち当たった時点ですっぱりと物事を諦めてしまうことが多い方だったので、自分にはない芯の強さ・夢に懸ける想いの強さみたいなものを感じて、急速に彼女に惹かれていくのを感じました。
そしてもう1つ、忘れられない動画があります。それがこちらの動画。
なんとテンポの良く、見ていて心地の良い動画でしょうか。1分強に星街すいせいさんの魅力が凝縮されている本動画を私は今でも時々観返します。私がサブアカウントの名義を「かまぼこ☄️AYT(@boko_kama_2)」としているのは、この動画を見たときの感動を忘れないためでもあります。
これらの動画の視聴を境に、気がつけば星街すいせいのことを目で追うようになっていました。ネットに転がっている関連記事は片っ端から読みましたし、Twitterフォロー・チャンネル登録してSuisei Channelでの生配信はリアタイで観るようになりました。それでもまだ自分が「星詠み」であるという自覚は芽生えていませんでした。
2. 星詠みとしての自覚の芽生え
星街すいせいのことを追い始めてから、初めての歌枠配信の日がやってきました。この日は、Overidea主催『歌え!国境なき世界新年企画!』の同時視聴も兼ねた歌枠でしたね、思い出深いです。この歌枠中で歌われた「ショットガン・ラヴァーズ」という楽曲を歌う彼女の姿に私の心は撃ち抜かれました。
「胸に突き刺さるような力強いミドルボイス……!それに……なんて楽しそうに歌を歌うんだろう……!!彼女の活動を応援したい!行く末を見届けたい!」
そう思い、気づいた時にはSuisei Channelのメンバーシップに登録していました。その日を境に、私の星詠みとしての活動が開始することになります。
3. 「ほしよみすたじお」の立ち上げ
すいちゃんに関する何かしらのコンテンツを発信したい!星街すいせいというVTuberの活動を何らかの方法で広めたい!そう考えた私は1つの答えに辿り着きます。
「非公式ファンサイトを個人的に制作しよう。」
そう思い立った私は本記事冒頭でも紹介した「ほしよみすたじお」という非公式ファンサイトを立ち上げました。そして、最初に執筆したのがこちらの「AYT #とは」という記事です。
皆さん、AYTってご存じですか?
の略です。決してアイドルバーチャルユーチューバーの略じゃないですよ?
この記事はすいちゃんの動画を文字に書き起こしただけの記事。ただそれだけ。ですが、私にとってはとても大切な記事になりました。なぜなら、最初の一歩目だからです。
まずは一歩目を踏み出してみること。ほしよみすたじおの制作を通して私が学んだことは、きっと何事においても重要なことなのだと思います。この経験は私に次のステップに進む勇気をくれました。
4. 「ほしまちすたじお 歌枠リスト」の制作
Suisei Channelではしばしば「歌枠-KARAOKE STREAM-」として、歌を歌う配信が行われます。すいちゃんの歌声が大好きな私はいつからか、ほしまちすたじおの歌枠でいつ・どんな曲が歌われたのかをExcelシートにメモしてまとめる習慣がついていました。ある時ふと思いました。
「このリストって、サイトで公開したら需要があるんじゃないかな?」
そう考えて執筆・公開したのが、現在私のサイトのメインコンテンツとなっている「【随時更新】歌枠まとめ」です。
最初は利用してくれる星詠みさんの少なかった本シートですが、すいちゃんが引用RTしてくれたことで日の目を見ることとなります。
星詠みの皆さんに使ってもらえることを願いながら、今日も私はこのシートを更新し続けています。
5. 星街すいせいの歌唱音域の推定実施
星街すいせいさんの歌枠では以前、「リクエスト」をコメント欄から募集する場面が度々ありました。そんな中で「恋は戦争」を私がリクエストしてみたところ、「高くて厳しい!」との回答をご本人からいただきました。この経験から、
「リスナー側もすいちゃんの歌唱可能音域を把握していれば、
より適切な楽曲リクエストができるのでは?」
そう考えた私は、以下の記事を執筆しました。
この記事を執筆するにあたって、補足的に書き記したのが以下のメモです。
このメモがすいちゃんの目に留まりました。
星詠みのみなさん向けに書いた記事でしたが、もしこの記事をきっかけに、すいちゃんに自身の歌唱可能音域をしっかり把握していただけたのであれば、これ以上の喜びはありません。
私の推し活はいつからか、「星詠みの皆さん・すいちゃんに喜んでもらえる」ことを原動力とするようになっていました。
6. すいせいこーど/SuiseiCordとの出会い
時期を同じくして、発足し、現在まで発展しつづけているコミュニティがあります。ミリナノ(@miri689)さんがオーナーを務める「すいせいこーど/SuiseiCord」という非公式Discordファンサーバーです。
ミリナノさんの目に「ほしよみすたじお」が留まり、サーバーの紹介記事を執筆したことがこのコミュニティとの出会いでした。すいせいこーどを通して、私の星詠みの輪は急速に広がっていったような気がします。このコミュニティに所属していることは、次に語る私の夢を実現する大きな助けとなってくれました。
7. 星街すいせい非公式ファンサイトの立ち上げ
私がほしよみすたじおのコンテンツをコツコツと更新している中、こんなツイートがTLに回ってきました。
私は度肝を抜かれました。
「すごい...すいちゃんにもこんなサイトを作ってあげたい!」
でも、私1人の力ではここまでのクオリティは出せそうにない、そう考えた私はすいせいこーどの力を借りることにしました。そして呼びかけました。
「すいちゃんのチャンネル登録者50万人に向けてファンサイトを
どなたか一緒に作りませんか?」
そこでこの企画に賛同してくれたのがプレセペ(@Praesepe5011)さんとセラ(@sera_fav)さんです。
プレセペさんはスタイリッシュかつユーザーフレンドリーな素晴らしいデザインを、セラさんはそのデザインを実現するためのコーディングをしてくださいました。お2人の力が無ければファンサイトの立ち上げはできていなかったことでしょう。また、サイト立ち上げに際して、すいちゃんのチャンネル登録者50万人をお祝いするメッセージを募集したところ、総勢244名の星詠みさんからお祝いのメッセージやイラストが届きました。そして、すいちゃん本人に皆さんの想いを届けることができました。
この非公式ファンサイトの経験から、『星詠みが団結した時の力はすごい』ということを学んだと同時に、所属している「すいせいこーど/SuiseiCord」の発展にもより尽力していきたいという気持ちが強くなりました。
8. 非公式ファンサイトを用いた振り返り配信
そして時は流れ、2021年5月19日。思いがけないことが起こりました。なんと星街すいせい非公式ファンサイトがすいちゃんの配信で使用されたのです。
プロフィールや星街すいせいの歩みを取り上げて、自身の活動を50万人まで振り返るという配信をしてくださいました。嬉しくて嬉しくて、非公式ファンサイトをみんなで協力して立ち上げて、本当に良かったと感じたことを今でもよく覚えています。
しかし、配信ですいちゃんに使ってもらったファンサイトは不完全な状態で立ち上げをした上に、更新も全然かけられていないボロボロの状況でした……。非公式ファンサイトを継続的に更新・管理できるよう、体制の確立・リニューアルを急がなければならないと決意を新たにした瞬間でした。
9. 100万人達成記念プロジェクト
現在私が所属している「すいせいこーど」では定期的に大規模なプロジェクトを企画しています。その中でも印象に残っている「100万人達成記念プロジェクト」をピックアップしてご紹介します。
1. 星街すいせい100万人達成記念寄せ書きWebsite企画
星街すいせいさんがチャンネル登録者100万人を達成したことを記念して公開した寄せ書きWebsiteです。
立ち上げに際しては「星街すいせい非公式ファンサイト」と同じ布陣で始動した本プロジェクト。ミリナノさん発案で「すいちゃんが100万人を突破した後でもメッセージ・イラストを受け付けられる寄せ書きWebsite」として公開されました。(※現在はメッセージ・イラストの受付を停止しております。)
すいせいこーどとして巻き込む星詠みさんの人数が増えてきたため、寄せ書きの1つの形として最適なものが見えてきたように感じたプロジェクトでした。
2. comet tale | ファンメイド
こちらはSuisei Channel100万人達成を記念して製作されたファンメイドのムービーです。佐賀事変の制作でもお馴染みのHIKAGE ZHAO(@hikagezhao)さんやアニメーターのもりこうた(@oneway080717)さん、錚々たる絵師の皆様にご協力いただいた本プロジェクト、私はすいせいこーどAdminのhimarho(@himarho)さんと共に制作進行を務めました。
動画制作を通して困難なこともたくさんありましたが、非公式ファンサイトを通して学んだ教訓通り『星詠みが団結した時の力はすごい』ということを再認識した経験でした。動画制作にご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。重ねて深くお礼を申し上げます。
11. 現在取り組んでいること
私は現在、主に星街すいせい非公式ファンサイトのリニューアルに向けて活動しています。ファンサイトは立ち上げるまでよりも、管理・運営していくことの方が大変・大切だということを学び、すいせいこーど統括部と相談の上、非公式ファンサイトの管理・運営元をすいせいこーどに移すこと、そしてメンバーを募り、プロジェクトチームを発足させることが決まりました。
現在は、サイトコンテンツを制作するライターチーム、サイトのデザイン設計をするデザイナーチーム 、サイトデザインを実際のサイトの形に落とし込むフロントエンドチーム 、サイトのユーザーには見えない領域を担当するバックエンドチームの大きく4チームに分かれ、総勢15名のメンバーで協力してサイトのリニューアルを進めています。星詠みや星街すいせいさんに喜んでもらえるサイトにできるよう、メンバー一丸となって頑張っています。
もしプロジェクトチームへの参加を希望される方がいらっしゃいましたら、かまぼこ(@boko_kama_)までDM連絡の程よろしくお願いいたします。
12. 私にとって「推す」ということは
最後に、先日Twitterのスペースにて星詠みの皆さんと共に話した「推す」というワードの定義について、私個人の解釈を書いて本記事の締めくくりとしようと思います。
私にとって「推す」とは「決意であると同時に祈り」でもあります。「ショットガン・ラヴァーズ」を歌う姿に心を撃ち抜かれたあの日、私は「星街すいせい」というアイドルVTuberの行く末を見届けよう、背中を押し続けようと決意しました。しかし、心の中では、人の気持ちというのは移ろいやすいものである、ということもわかっています。だから私は祈り続けます。どうかこの先も星街すいせいさんのことを推し続けられますように、と。
本記事は以上となります!Twitter上のとあるスペースで議題に挙がった「あなたの推し活はどこから?」「あなたにとって推しとは?」というテーマについての個人的なアウトプット記事でした!普段は自分のことについて書き留めたりすることがないので、ちょっと新鮮な気持ちで執筆することができました。アイデアをくださった星詠みの皆様に感謝感謝ですね。
この記事を読んでくださったあなたの推し活経歴についても、ぜひ私に教えてくださいね!という要望をお伝えして、締めくくりとしたいと思います!ではでは、おつまーち!!