見出し画像

2024年11月SBC(と、これまでのSBC参戦の軌跡)振り返り

1か月ちょっとぶりでございます。ぼっこみです。
今回はちょくちょく参加している大会、スアールビギナーズカップ(通称SBC)の振り返りをnoteにて書いてみます。

この記事を見ている方のほとんどは既に知っているかと思いますが、改めてnoteでも報告します。

2024年11月のSBC・池袋大会、自分、優勝しました!

SBCで優勝したら「いつもX上でやってる振り返りだとめっちゃ大変だからnoteに書こう」というのはもともと決めてた方針でした。

なので、今noteに書いているのですが、SBCは1度優勝するともう参加できないというのが現行ルール。
ならば、noteでSBC初参加から前回までもサクっと振り返りつつ、今回の優勝までの1年1か月の軌跡みたいな感じで残そうかな…と思い、記事を書いてみます。
今回の分だけ見たい方は記事の内容どんどん飛ばしちゃってくださいw
飛ばしたところで本編も長いですけども()
(まあ、先月のビジュアルカップ振り返りよりは文字数少ないから多少は…ね?w)

SBC初参加・2023年10月

自分がSBCに初めて参加したのは2023/10/28の池袋大会。
初参加に当たって、前日にソーダライトのビギナークラスフリープレイで強い人に揉まれてSBCに備える…というのもやってました。
そして迎えた当日の意気込みがこちら↓

この時はスアールに通って10回弱くらいで、自分のクイズの実力ってどれくらいなんだろう…?という興味本位もあって挑戦しました。
ちなみにSBCのファーストアンサーは「凱旋門賞」でした。競馬!w
そしてこの時はまさかの予選トップ、A決勝は3位といういきなりとんでもない好成績を叩き出します。
「もしかしたら意外と戦えるかも…?」と思ったのも束の間、翌月以降辛酸をなめることに。

SBC2度目・2023年11月 決勝初飛びからの2024年3月までの低迷

2023年11月、場所はまたも池袋。しかしこの時は抜けられないラウンドも出てきたりしてB決勝。そしてそのB決勝では4○積むも3×で飛び失格。

4○積むも撃沈

この時の3×のうちの2×はあやふやな知識から招いた×でした。その後、年が明けて場所を秋葉原に変えて挑んだ2月・3月も抜けられないラウンドが複数あったりして、思うような成績が残せないようになります。そして新年度を迎えることに。

2024年度のSBC 4月~10月まで

新年度からスアールマンスリーカップ(SMC)のクラス分けがSSC、SAC、SBC、SCCの4つに分かれることに。
これに伴い、これまでのSBC優勝経験者+上位組がSAC以上に振り分けられる…ということが起きます。
で、自分は引き続きSBC参加可能ということに。

ちなみに2023年度は最初はともかく他はあまり振るわなかったにもかかわらず、DJコミュニティさんの通常回やぴよぴよデー参加したときはDJさんから「SBCで大活躍!」と紹介されたりも。
自分は「それほどでもないんだけどなぁ…」と心の中で思ってたわけですが、新年度の改変により、自分が新年度SBC上位組になれるようにして「SBCで大活躍!」としたいと思ったのでした。
そして迎えた4月、そんな思いがいきなり結実します。

2024年4月SBC B優勝!

なんと、新年度早々B決勝で7○を積む正真正銘の大活躍を見せます。
しかし、この時の快進撃はここまで。A決勝のメンバーが強い強い…

その後は
6月:A決勝に残れたもののやはり上位メンバー相手に歯が立たない
7月:若干悪化のB決勝で激戦に持ち込めず
9月:ここから問題群②がなくなり、問題群①で臨むことに。
   
それでもA決勝へ進出。なお相手(ry
10月:予選からずっとCブロックの低空飛行で終了

という成績でした。
言うて、自分にとってのSBCの目標って「優勝第一」とかは一切考えてなくて「少しでもいい成績が残せるように」&「クイズを楽しむ!」という気持ちで臨んでたのもあり、C決勝は1回しかないという点では前年度以上には頑張れてるし、楽しめてるな…?とは感じてました。

SBC 2024年11月大会開催前

そして迎えた今回の大会。さらなる試練が。
9月、10月と異なり11月は問題作成をジャスコ林率いる「Q星群」が担当するということが発表されました。
これを受けてTL上では「いい意味で荒れる」や「波乱が起きる」だったりのコメントが。自分はこの波乱に巻き込まれるのだろうか…?
一応Q星群の問題は2年半前に「林輝幸からの招待状」というイベントでジャスコ林vs参加者代表10人の早押しバトルでちょっとだけやったことがある程度しか触れていません。
(リバウンドとはいえ、クイズに2問正解したのは覚えてるが…)

2022年3月に参加したイベントでの1枚

なので、自分としては「今回も行けるとこまでやってみるか!」の気持ちでいざ、池袋へ。

SBC 2024年11月大会

てなわけでやっと本題です(ぁ)

池袋店に着くや否や、いつもの意気込みを投稿し、開始に備える。

ちなみに今年度から意気込みの時だったり、勝ち抜けた時に毎回「ちぇすとー!」ってやってますが、これは↑の写真右のぬいである徒町小鈴ちゃんがよく使う合言葉を拝借しています。

さて、Q星群の問題群でのSBCとなるわけですが、前日、秋葉原で問読みをしていたDJさんから「問題の傾向がこれまでとがらりと変わっている」との報が。さらに「心が折れないように」と、まだクイズ浴びてないのに先行き不安なことを言われます。前日の秋葉原で何があったんや…
そんな不安な気持ちも抱えつつ、1stラウンドへ。

1st 1○1× 全員一斉早押し

1stラウンドは1○勝ち抜け、1×失格のラウンド。
そしてSBCがスタートしたわけですが、聞く問題がまぁわからんわからんの連続であっという間にBブロックボーダーの12人まで誰一人誤答することなく勝ち抜け。みんなすげぇ。。。
そんな中、自分はアカギと透明牌で戦った「鷲頭巌(わしずいわお)」を何とか捻り出して正解し、15抜け。
Cブロックスタートとなりましたが、1pt取れただけでもホッとしました。

2nd 2○1休 Cブロック

Cブロックスタートとなったわけですが今回の参加者は19人。つまりCブロックだけ7人×2の14問参加可能。その中で2○を積めばいい…のですが、このラウンドで自分は3×を積んでしまいます。
バネの情報だけで「自然長」と答えちゃったり、εが出ずに苦し紛れに「m」とか言っちゃったり、立って泳ぐ「マンボウ」を爆誕させたり…このラウンド、かなりかかってましたねぇ。。。
これでは当然抜けられるわけもなく。
とりあえず、もう更新されることはないであろう記録を意味する「アンタッチャブルレコード」は正解して1ptで終了。
というか…このCブロック、抜けられたのは7人中わずか2人という初っ端から大波乱の幕開けとなりました。
これまでのSBCでもここまでやばかったことってあったか…?ってレベルでエグイです。
で、Bブロックも抜けられたのが6人中2人の大波乱。
しかし、Aブロックは6人中4人が勝ち抜けられて、Aブロック勢のレベルたっけぇ…と感じたのでありました。

3rd 2○1休 Cブロック

2ndで抜けられなかったことで、流れを変えるべく…

ボク、参上。

2ndまで出していた徒町ぬいを下げて綴理ぬいを投入。
そんな中(?)迎えた3rdラウンドCブロックでは、陽子の質量は電子の質量の約何倍か?という3択問題(184倍、1840倍、18400倍)で最初に押した人に続く形で押し、最初の方が「18400倍」で×。そのリバウンドで2択にして「1840倍」をチョイスし、これが正解でまず1○。
この勢いに乗る形で続く問題、化学式HCOOHである虫の名前が付く化学物質というヒントから「蟻酸」を連続正解し、Cブロック1抜け!
結果、このCブロックでは7人中4人が抜け、他の方たちもQ星群に順応してきた感じか…?と思ったのでした。
実際、Bブロックも6人中4人が抜けてたし、Aブロックの方々もすんなり抜けるのかな…と思いきや今度は逆にAブロックで6人中2人しか抜けられない波乱が起こります。
この先どうなっていくのやら…という気持ちを抱えつつ4thラウンドへ。

4th 2○1休 Bブロック

前回の3rdで1抜けしたことでBブロックへランクアップ。しかしBブロックは6人しかいないので12問しか問題が出されません。
ここではまず足尾銅山が聞こえて押した「田中正造」を正解し、1○。

その後、赤ちゃんが生まれてから7日目の夜に行う日本の伝統行事を答える問題で、ボタンを点けたものの何を勘違いしたのか「初七日」というとんでもない誤答をやらかします。
初七日は人が亡くなって7日目を迎えるやつです。生まれたばかりの赤ちゃんに初七日は、もはやサイコパスの思想です()

そんなひっでぇ誤答をしたものの、その後飛行機マークでおなじみの「機内モード」を正解し、3rdラウンドに続いてまたまた1抜け!
しょっちゅうスマホの回線悪いなーと思っては一瞬機内モードにしてた甲斐がありました(?)。
このラウンド、なんか妙なところで爪痕は残しましたが、7pt獲得はでかい…!
しかもこのBブロック、抜けられたのは自分含めてわずか2人。
A、Cブロックも抜けられたのは3人ずつという、ランキングの変動が激しくなる展開が続きます。

5th 1○1休 Aブロック

4thまで終えて、2連続1抜けの影響もあり、ここまで全体5位。
そんな中迎えた5thラウンドは9月、10月ともに抜けられずの鬼門ラウンドでした。
で、Aブロック突入で、スルーの問題も出てきたりしてやばい状況の中、自分は今年100回を迎える「(欽ちゃん&香取慎吾の全日本)仮装大賞」を正解し、2抜け!
結果、Aブロックは自分含め3人抜けということもあり、予選3位通過。ということで、9月以来のA決勝進出決定!
尻上がりに調子が良くなってきたのもあって、A決勝進出はうれしかったなぁ…
というわけで、A決勝へ。

A決勝

決勝ラウンド開始前、Xにポストした自分の意気込みがこちら↓

「自分のSBCの最高地点」は最初に参加したSBCの3位(4○2×)。
…といっても、予選上位2人が安定した強さを見せてた印象もあるので最高地点越えはちょっと…?という感じで若干弱気なコメントでございました。

そして決勝ラウンドが開始。
C決勝は問題使い切りで決着、B決勝は1人ずば抜けて強く快勝と言っても良い決着となり、いよいよ自分が参加するA決勝が開始。

まず、最初の問題で日本でうちわの生産量9割を占める「丸亀市」を正解して1○。
その後はポイントを取り合う展開に。

自分は今年引退するヴィッセル神戸でもプレーしたスペインのサッカー選手「イニエスタ」で2○目、徳川慶喜がやったことという内容から疑心暗鬼気味に「大政奉還」を答え、これが正解で3○を積む。
大政奉還を疑心暗鬼気味に答えた理由なんですが、今回の問題群は野球で例えるならバットを振ったところで当たることがほぼない千賀滉大のお化けフォークばりに難しい問題が連発。そんな中、突然打ちごろの棒球が来たらそら疑心暗鬼になりますw
我ながらよく見逃さずに打ち返したよ…

その後、自分より予選上位だった方のうちの1人が抜け出し始め、5○まで積まれる(しかも0×)。
ちょっとやばいなぁ、と思いつつ続く問題に集中することに。

で、野球でホームラン打った後にベンチの選手がちょっと無視してからの祝福をする「サイレントトリートメント」をなんとか捻り出して正解し、4○目。
この4○目はなんとかして抗うという気持ちが実った正解だったと思っています。

そして、問題の内容はすっかり忘れたけど東京スカイツリーの展望台と地上の2択が出題。ここで1人先に押させて、2着判定をもぎ取る。先の方が「地上」と答えて×になり、2着だった自分は残る「(東京スカイツリーの)展望台」を答えてごっつあんゴールの形で5○目をゲット!
これで先に5○してた方と並びました。

その後、2007年に中日ドラゴンズを日本一に導いた監督である「落合博満」を正解してついに6○。優勝への先制リーチをかける。
この時には、いつの間にか本来の目標から離れ、優勝を意識する状況に。

あと1つ…
先月のスアールビジュアルカップでは、この「あと1つ」が取れなかった。その時の振り返りでは「悔しい!でも満足!」と総括したけど、日が経つにつれて悔しさが増幅した。
その悔しさが増すに連れて、自分が気に入ってる曲の『Proof』(DOLLCHESTRA)の歌詞の内容が曲聴くたびにグサグサ刺さるようになった。
そんな中、自分が応援してるベイスターズは勝ち切る覚悟を見せて日本一に上り詰めた。
今度は…自分が勝ち切る番だ。

一瞬で↑に書いた様々な思いが駆け巡り、6○積んだ後にこの言葉を力強く呟いたのを覚えています。

「決めるのは自分だ。」

ちなみに↑のフレーズは『Sparkly Spot』(DOLLCHESTRA)の歌詞から拝借(ドルケばかりなのは許して。この日ドルケ大阪でライブだったし、それも兼ねて援軍のぬい選抜したんで…())

それでも、簡単には終わらない。
先に5○してた方も6○目を積んで2人リーチになる。
そして迎えた問題が…

(最初辺り失念、前振りあやふや)高打点を追求するプレースタイルから、「セレブ」」\ピコーン/

自分はボタンを押した。もう1人のリーチ者もボタンを押してた様で、リーチ者同士のボタンのランプが光っていた。
そして、解答権をゲットしたことを示すランプの点滅をしていたのは…自分の方だった。

DJさん「さあ、これで決めるか!ぼっこみさん、答えは!!!!」

自分は頭の中でその人物の姿を浮かべ、名前を引き出し、思わず立ち上がって、叫ぶ様にしてその名前を答えた。
セレブな麻雀をして、強気のヴィーナスとも呼ばれ、内川幸太郎プロが切った🀂で伝説の四暗刻単騎を出和了した、その人物の名を…

自分「黒沢咲!!!!!!!」

DJさん「決まったーーーーー!!!!!」

優勝が決まった瞬間、叫んだのち、数秒間多分放心してたと思います。これは夢なのかな…と思ってました。
しばらくしたら自分の手が震えてました。(DJさんにもその事はつっこまれたw)
そうか…勝ち切ったんだ。最高地点のその先に辿り着いたんだ。優勝に手が届いたんだ…!

その後のインタビューを受けた時の、ご一緒した皆さんを見渡せる景色は忘れられません。その景色は普段スアール池袋店でクイズやる時に見る画角じゃないですからね。

こうして、自分のSBC物語は幕を閉じたのでした。
なお、退店した後、ぬいが入った袋を忘れたことに気づき、池袋駅からスアールに戻ってきたというコナンアニメの最後みたいなしょーもないオチが付きました()

SBC優勝して…そしてその先について

今回、SBCで優勝したわけですが、感想としては「まさかこんな早くSBCで優勝できるとは思わなかった…」でした。
旧SBC上位勢が抜けてもなお、数か月前までA決勝行ってもほとんど歯が立たなかったですし、何なら先月はず~っとCブロックで後方侭フィニッシュ。
6月の振り返りの時にも「ペース的に優勝できるのは来年2月か?w」みたいなことも冗談半分で書いてましたけど、実際、来年2月に頂点に立つビジョンも見えないくらい周りも強くなってるなぁ、とも思ってましたし。

それでも、SBC通じて知り合った方たちとクイズで争うのが楽しかったからこそ、1年と1か月、毎月ではないけれども積極的に朝から参加して「上位勢の押しすげぇ…」だったりとか「どこまで抗えるか…」とかを思いながら戦ってました。
そしたら、いつの間にか自分が頂点に立っちゃいましたね。。。
SBCで戦えなくなるのは寂しいけど…いい思い出になりました。
ご一緒した&優勝をお祝いしてくださった皆様、改めてありがとうございました!

…さて、いつまでたってもSBCばっかり語ってるわけにはいきません。
来月から、自分は1つ上のランクであるスアールアドバンスカップ(SAC)で戦うことになります。
SACはこれまで1度も参加したことがありません。
自分の認識としては、SBCとは違ったルールで、問題差し替えの救済措置(?)もなく、ラウンドによってはこれまでの「カナダ滝」や「(東京スカイツリーの)展望台」でもぎ取ったごっつあんゴール作戦もできない。
そして、待ち構えるはクイズもっとつよつよ勢の皆様方。
過去にSBCで都合つかず、SACに挑んだ方たちの感想見ると大半が阿鼻叫喚(言いすぎかな?w)なのを見てるので…覚悟しないとですね。

そんな認識の中で、自分が持つSACの印象は将棋で例えたら「鬼の棲み処」(いわゆる順位戦B級1組(SAC同様、上から2番目のランク))だと思っています。

そんなSACで戦う上での自分の課題としては…知識量だったり、反応速度だったり、その他もろもろ…
うーむ、金田一犯人たちの事件簿の有森みたいにやることが多い気が()

とりあえず、まだ今月のSBC終わった直後ですし、高見七段みたく鬼になる準備はまだできてないので…SAC参戦の時にはSBC優勝の称号に恥じないよう、抗えるだけ抗いたいと思います。
とはいえ…昇級初戦はSACの雰囲気掴むことに重きを置こうかなぁ。。。
てなわけで、SAC勢の皆様、これからよろしくお願いします!

それでは、今回はこの辺で。

↑退店後の感想ポスト


優勝後の記念撮影。
この日援軍として支えてくれた徒町&綴理ぬいとともに。

いいなと思ったら応援しよう!