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舞台で出演者が何度も挨拶をするのはなぜ?

先日、舞台『LIVE STAGE「ぼっち・ざ・ろっく!」』を配信で観劇しました。

原作愛を感じる舞台でファンとしてもうれしく、とても楽しい公演でした。

さて、舞台を見てて思ったのですが、公演終了後も演者さんたちは舞台袖にはけた後も何度も挨拶に出てきたんですよね。

はけたり挨拶したりを繰り返した結果、3回挨拶をしてました。

主演の後藤ひとり役守乃まもさんも「さささ3回目(の挨拶)なんて人生で初めてです…」と驚いてました。

そういえば中学のときの修学旅行で舞台を見たときも、演者さんたちが同じようになんども出たりはけたりを繰り返してました。

僕はこれまで舞台をほとんど見たことが無く、舞台ってこういう何度も挨拶するのが定番なんですかね。

さっそく調べてみました。


カーテンコール

この演者が挨拶したりはけたりすることを繰り返すことをカーテンコールというらしいです。
僕も名前なら聞いたことありました。

以下記事では以下のように解説されていました。

カーテンコールとは、舞台の終演後に観客が拍手を送り、出演者を舞台へ呼び戻すことです。呼び戻された出演者たちは、観客からの拍手喝采にお辞儀などの挨拶をして応えます。コンサートの終演後に行われる「アンコール」にも似ていますが、カーテンコールは出演者の再登場をリクエストするもので、アンコールは再演奏をリクエストするもの。

カテコの仕方は作品によって違う?演劇・ミュージカルでお決まりの「カーテンコール」について

つまり観劇後にも観客が「よかった!」と舞台袖にはけた演者さんたちに拍手を送り続け「最高だったからもう一度顔見せてくれ~」と呼び戻すってことですかね。

基本的に、カーテンコールは観客からの拍手が続く限り複数回繰り返すもの観客の拍手は、作品への敬意と称賛の証です。観客は舞台を楽しませてくれた出演者を労うため、出演者は観客に感謝を伝えるために図るコミュニケーションが、カーテンコールと言えます。千秋楽や貸切公演のような特別な公演では、出演者から観客への感謝の言葉が送られることもあります。

カテコの仕方は作品によって違う?演劇・ミュージカルでお決まりの「カーテンコール」について

僕が見たのは配信だったので聞こえづらかったのですが、演者がはけた後もみんな拍手を続けてたからまた出てきたのかな?

とはいえ、このカーテンコールは2回以上続くのがお約束になっているみたいで、知り合いの演劇をやっている方曰く、初めからカーテンコールをやる回数はある程度決まっているとのこと。

演者と観客との一体感がいい

お約束とはいえ、公演が終わったあとも拍手が鳴り止まないというのはそのくらい素晴らしい公演だったということだと思います。

演者やスタッフの方からすればとても嬉しいことだと思いますし、観客も「こんなすばらしい公演まだ終わらしたくない!」「もっと演者さんの姿、声を聞きたい!」という思いもあふれているのではないでしょうか。

今回観劇して、こういった演者さんと観客との距離の近さや一体感は舞台ならではだなと思いました。

映画の場合、どんなにすばらしい内容でも、見ている側はエンドロールが流れているときも終わったあとも終始無言で、感想も身内に話すかかSNS等でつぶやくことしかできないです。

けれど、舞台は感想を直接演者さんたちに拍手や声で伝えることができますし、演者さんからの挨拶を聞くことができます

今回数年ぶりに舞台を見たのですが、配信からでもこの一体感と温かい雰囲気を感じることができて舞台っていいな~~と思いました。

配信で見られるとはいえ、やはり舞台は現地で見るのが一番いいので、機会を見つけてたら気になった公演を見に行ってみたいです。

それでは。


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