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Python学習⑦~作るプログラムの考え方~

現在プログラミング言語Pythonの勉強中で、学んだことをnoteにアウトプットしています。

今回からこの書籍で紹介されている自動化プログラムを数回に分けて記事にしていきます。

参考書籍↓

アウトプットとはいえ、書籍と全く同じコードを書くのは良くないので、一部コードやファイルなどを変えています。

作りたいもの

今回作りたいものは以下の通りです。

  1. バックアップ用のフォルダを作成

  2. 対象のファイルをバックアップ用フォルダにコピー

  3. コピーしたフォルダを丸ごとZIP圧縮

  4. バックアップ用フォルダを削除

作業前にカレントディレクトリに以下フォルダとファイルを準備しておきます。

フォルダ名:
「プロジェクト」(フォルダ内に「企画書.docx」ファイルを含み)
「保管」(中身は空)

これらを上記1~4に当てはめてみるとこうなります

  1. 「保管」フォルダ内に「バックアップ用のフォルダ」を作成

  2. 「企画書.docx」ファイルを「プロジェクトフォルダ」から「バックアップ用のフォルダ」内にコピー

  3. 「バックアップフォルダ用のフォルダ」をZIPファイルに圧縮

  4. 「バックアップフォルダ用のフォルダ」を削除

分かりやすいように図にしてみました

今回のおおまかな手順

手順は大まかに考え徐々に細かく

先ほど手順を大まかに考えましたがここから、徐々に手順を細かくしていきます。

例えば、【手順1『「保管」フォルダ内に「バックアップ用のフォルダ」を作成』】で「バックアップ用のフォルダ」の名前を「backupyyyymmdd」にしたいと思います。

この「yyyymmdd」は作成した日付を自動で取得してきた文字列です。

なんで【手順1】を分解すると以下のようになります。

【手順1】バックアップ用フォルダを作成
1.当日の日付から「yyyymmdd」形式の文字列を作る
2.フォルダ名を「backupyyyymmdd」にする
3.その名前でフォルダを作成

今回は書籍を参考にやっていますが、慣れない初めのうちは余り細かく分解しすぎないようにしていくとよいです。

まずは、大まかな処理手順を考え、必要に応じて細かい手順を考えていく

手書きでもいいのでラフを書いてみるとよいでしょう。

いきなり作りたいものを作らず、まずは暫定版を作ってみる

この【手順1】で『1.当日の日付から「yyyymmdd」形式の文字列を作る』とありますが、いきなりこれを作らずに、まずは暫定版として、「固定の名前の新規フォルダ」を作る処理から始めようと思います。

前回、関数の引数に文字列を渡してカレントディレクトリに「test」というフォルダを作りました。

この手順を利用してまずは「backup20230816」という名前のフォルダを作ってみます。

まずはこれで作ってみて、徐々に完成版へとグレードアップしていきます。

さて、次回から手順ごとに分けて作っていきます。


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りゅう
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