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MRI検査でのパニック体験:閉所恐怖症の可能性を考える
MRI検査とは
MRI検査(磁気共鳴画像法、Magnetic Resonance Imaging)は、強力な磁場と電磁波を使って身体の内部構造を画像化する検査である。放射線を使用しないため安全性が高く、脳や脊髄、関節、内臓などの軟部組織を高精細に撮影できる点が特徴だ。
用途としては、脳出血や脳腫瘍、脊髄疾患の診断、腱や靱帯の損傷確認、内臓の検査などが挙げられる。
MRI検査を受けることになった経緯
今年8月に遭った交通事故の影響で、頸椎の痛みが続いている。その原因を調べるため、かかりつけ医の紹介で設備の整った医療機関にてMRI検査を受けることになった。
撮影部位と注意事項
撮影部位は「頸椎」に絞られた。他にも痛みのある箇所はあったが、最も顕著な症状に基づいて決定されたと思われる。
検査前には以下の注意事項が伝えられた。
金属製品・電子機器の持ち込み禁止
磁場の影響で金属が引き寄せられる可能性があるため、アクセサリーや電子機器、磁気カードなどは持ち込めない。また、体内に金属が埋め込まれている場合は事前申告が必要。妊娠の可能性
放射線は使用しないが、妊娠初期の胎児への影響を考慮し、慎重な判断が求められる。病歴と持病
造影剤を使用する場合、腎臓疾患やアレルギーの既往歴が副作用のリスクを高めるため、申告が必要。
検査当日の出来事
検査当日、筆者は紹介状と必要書類を持参して病院を訪れた。撮影直前、金属製品やカラーコンタクトレンズの有無を確認され、カラコンを装着していたため、その場で廃棄することになった。保存液がなかったため仕方がなかったが、少々残念な思いだった。
検査室では処刑台のようなベッドに仰向けで寝かされ、固定具やヘッドホンを装着された。軽い説明を受けた後、MRI装置の中にゆっくりと吸い込まれていった。
検査中に襲われたパニック
検査が始まると同時に、突然強烈な不安感に襲われた。
心拍数の急上昇
息苦しさ
全身の硬直
逃げ出したい衝動
天井の近さや機械音が恐怖を増幅させ、目を閉じても不安感は消えなかった。深呼吸を繰り返して落ち着こうとしたが、恐怖感は簡単には収まらず、全身が熱く感じられるほどだった。
閉所恐怖症を疑う
検査後に「閉所恐怖症」について調べた結果、自分が経験した症状がそれに該当する可能性があることが分かった。「閉所恐怖症」とは、狭く閉じ込められた空間で強い不安やパニックを感じる症状のことを指す。
これまで閉所恐怖症を自覚したことはなかったが、今回の経験からその可能性を疑うに至った。
まとめ:健康であることの大切さ
MRI検査中にパニックを経験したことで、自分の心と体の状態について改めて考えるきっかけとなった。健康の重要性を痛感し、今後も無理をせず自分自身を大切にケアしていきたいと思う。
もしこの記事が、他の誰かが同じような状況に直面した際の助けや共感につながれば幸いである。
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