大学生の簿記資格の取得率はどのくらい?
大学生に大人気の資格は、簿記とFP、TOEICでしょう。
というのも、これら3つはとっておいて損はないうえに、就活にも役に立つからです。
また、どのような業界に就職をしても、必ず必要になる分野であるため、どの業界で働くか決まっていない大学生に都合が良い資格とも言えます。
そんな資格のひとつである簿記ですが、どのくらいの大学生が習得しているのでしょうか?
大学生の簿記資格の習得率
結論、大学生の簿記資格の取得率については、公式な統計はありません。
正確な出典ではないのですが、ある個人ブログでは、大学生の簿記の習得率は9%と記載されています。
都内の私大文系に通っていた筆者自身の体感として、1割弱というのはかなり肌感覚に近いです。
とくに、商学部や経済学部など、会計や財務に関する専攻を選んでいる学生の場合は、簿記資格の取得に積極的に取り組む傾向があります。
しかし、理系など会計と無関係の学部の学生の場合は、簿記資格を取得することにあまり興味を持っていない人も多いです。
また、簿記資格を取得するためには、試験の受験料や勉強の負担が必要であり、それらに対するモチベーションが低い人も多いです。
どちらかというと、TOEICのほうが受けている人は多いでしょう。
少なくとも、大学生で簿記を持っている人の9割は簿記3級です。
1級や2級は、難易度が3級と比べて大きく上がるため、会計系の仕事を見据えている人でないと、取る労力が大きすぎるためです。
結論、大学生の簿記の習得率は多くても1割前後。
そもそも学部によって大きく割合が変わるでしょう。
なお勉強方法は下記記事が詳しかったです。
日商簿記3級の勉強方法を実体験からご紹介!効率的に学習しよう