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第18回俺達の少女Aに投稿した話

ご無沙汰しております。
ボヒゃまげです。

この度第18回俺達の少女Aに投稿して、ありがたいことに採用頂いたので裏話的なのを書いていこうかと思います。
単品動画は↓になります。
※上げてから気づいたのですが音声がめちゃくちゃ小さいです。すみません。


1.ネタを思いついたきっかけ

時を遡ること今年の二月。
今は亡きアイドルマスターポップリンクスに奥山沙織、氏家むつみ、鷺沢文香が追加となりました。

ありがとうポップリンクス

奥山沙織界隈は狂喜乱舞し口々に「ありがとうポップリンクス」と涙を流していました。
その時にネットのまとめサイトの反応などであったのが

「アイドルになると雰囲気が変わる繋がりかな?」

「文香ちゃんとむつみちゃんは本繋がりだけど奥山さんは何の繋がりだろう」

「奥山さん、モバの特訓前で本持ってたけど本好きなんだっけ」

という反応。
意外と奥山さんの趣味が読書ということが知られていないんだな~と思うと同時に、シンデレラガールズにおいて「趣味:読書」なのが奥山さんしかいないということも恥ずかしながらこの時初めて知りました。

他の子で言うと

  • 文香さんは「本屋めぐり・栞作り」

  • ありすは「ゲーム・読書(ミステリー)」

  • むつみちゃんは「冒険小説を読む・冒険映画を見る事」

近い所で言うと

  • ちなったんが「カフェで読書」

  • ユリユリが「ネットサーフィン・読書」

辺りでしょうか。

そんな感じで凡庸だと思っていた趣味が実は奥山さんの根幹の部分を形成するのに重要な要素を占めていて~~みたいな話で今度の少女Aをやろうかな、と思っていました。

そう、あの時までは。


2.レギュレーション発表

時は進み7月はじめ。
総選挙組み分けも終わり私は各組み分けアイドルをAで始まる単語で表したりして過ごしてました。

力作だから見てくれ

そんな中で行われた第18回少女A開催告知&レギュレーション発表会。
何と今回は「複数人必須」

はーーーーーやべーーーーー前提全部崩れたーーーーー!!!!

しかも今回Aグループに奥山さんがユニット組んでたり仲良くしてる子があんまりいないので(Bグループに割と多い)、どうしようかな~~~秋田組も行けなくないけどな~~、社長(とクラリスさん)とユニットも組んでるけど~~う~~~~んと思いながらAグループのアイドルを眺めていると

ん、、、?
ん~~~~????
ん~~~~~!!!!!!!!!

そういえば多田李衣菜って「趣味:音楽鑑賞」じゃなかったっけ!!となり、調べたらちゃんと音楽鑑賞でしかも他に音楽鑑賞が趣味のアイドルもいない!!
勝った!!!!!

そうして台本作り編へ突入していきます。


3.台本作り編(苦難)


誰だ奥山沙織と多田李衣菜一緒にやろうって言った奴は。

やり始めてみると思ってなかった問題点が色々出てきたので解決していった軌跡を記していこうと思います。
B以降の人も参考になるかもしれないしならないかもしれません。

3-1.あまりにも時間がない

単純に3分で二人紹介しようとすると一人1分半の計算になるということにこの段階で気づくという失態。
ユニットとか共通点が元からあるアイドルとかならともかく、本当に共通点の無いアイドルをあるように見せかけて二人分紹介しようとすると本当に時間が足りない。
なのでお互いにお互いの紹介の補足を兼ねてもらうことで時間短縮と腑に落ちた感を高めようとしました。

つまり、
「奥山沙織って実はコンプレックスに全力で立ち向かって周りから何を言われても自分の信じた道を突き進む、ある意味ロックみたいな生き方してるよね」

「多田李衣菜みたいだよね」
とすることで時間省略と分かりやすさを同時に高めるという戦略です。
逆もまた然り。

3-2.多田李衣菜の過去

奥山さんはそれなりに田舎でどう過ごしてきたかとか、何を思ってアイドルに憧れたかみたいな話は多少語られてるし推察も出来たのですが、多田李衣菜に関してはマジで何も分からない。

自分が多田李衣菜Pじゃないのもあるのですが、それを差し引いてもアイツが何を思いロックを聴き始め、何を思いアイドルに応募してきたのか、どういう幼少期を過ごしてきたのか、みたいな話が(あまりファン数も稼げてなくコミュも追い切れてない私が付け焼刃で探した中では)全く見つけられず、どうしたものかとなっていました。
多田李衣菜有識者、その辺どうなんですかね。

なので逆に日本のロック史から逆算して、ちょうどFLOWとかサンボマスターとかロードオブメジャーとか、思春期の不安や葛藤みたいな抑圧からの解放の象徴みたいな青春パンクが台頭してきた年代とひっかけて、奥山さんとの対比にしてみようと思いました。

ちなみに秋田県のインターネット普及率はガチです。

2001年なら他の県も実は似たようなもんだけど、そこは数字のマジック


3-3.テーマがブレる

時間を短縮したとはいえやはり圧倒的に足りない時間。
余計な寄り道は出来ず本当にテーマから結論に一直線に向かわないといけません。

そんな中でなんとなくノリで文章を書き進めるとどうしても要らないことを書いてしまいます。

  • 趣味を持つことは素晴らしい。

  • 読書、音楽鑑賞は無難な趣味かと思っていたけどそんなことは無かった。

  • 趣味とは目的と手段が入れ替わったものである。

みたいな、趣味を主軸に据えた話になっていきがちでした。
あくまで話の主軸は「奥山沙織と多田李衣菜の根源は趣味という観点から見ると同じなのかもしれない」「だからみんな投票しよう」なので、この流れに必要ない話を徹底的に削いで何とか3分に納めました。

台本作るのが苦手な方も、主軸となるテーマを作って何度もそれに沿ってるかを振り返るとまとまった台本になると思います。


4.台本作り編(狙い)

今度は少し戦略的な話で、今回の音源で狙った事です。
ちゃんとハマってるのかはよしひこさんや聞いてくださった皆さんのみぞ知るところなのですが、一応こういうことを考えてましたというお話だけ。
多少建前じゃない部分も入ってきますのでご了承を。

4-1.メンバー選出

先程書いたような理由で多田李衣菜に決まったのですが、それとは別に多少戦略的な面も考えていました。
まず、あまりに近いアイドルは避けようという点です。
認知度が高いユニットであったりすると、単なるユニット紹介になって聞く人のフックになるような部分を作るのが難しいと思ったからです。
(その辺ドミ◎ドナとかはマジで上手くやったなと思う。)

あと、近いアイドルは放っておいても票を入れてくれる可能性が高いので、その点逆立ちしても入れてくれないようなアイドルのプロデューサー(母数が多いとなお良し)が引っかかってくれるといいなぁという狙いもあります。

声が付いてるアイドルのPは声が付いてないアイドルをそこまでライバル視していないと思うので気前よく投げてくれるんじゃないかなぁというアレも。

4-2.作品の方向性

上の話とも若干被るのですが、やはり共通点があったりユニットを組んでるアイドルの投稿がメインになってくると思うので「一見共通点の無いアイドルどうしを無理やり繋げる」みたいな作品はそういう枠として採用してもらえる確率が上がるのではないかなと思い方向性を考えました。

よしひこさん視点から考えるとこういった屁理屈こねくり回して壺を買わせようとする作品は一つは欲しいと思うし、B以降の人に手段の一つとして聞かせておきたいと思う確率が高いかなぁと思ったからです。

担当アイドルとユニット組んでる子も共通点ある子もいないし他に投票してほしい子もいねぇ~~~~!!っていう人にちょっとでも可能性の一つとして示せていたらな、と思います。

4-3.画像

最初奥山さんだけでの投稿を考えていた時は、白地の背景に黒文字で「趣味:読書」だけ書かれたのにしようと考えてました。
見た時のインパクト重視です。

ただ、二人分にするとインパクトが分散するし、やっぱり顔はあった方がいいなーと思った時に、二人の原初というか根幹に触れるような内容なので応募用紙っぽい感じにすればそれっぽくなるかなと思ってあの画像にしました。

文字は私が書きました


4-4.構成

基本的に私の少女A台本はビジネスとかのプレゼンの手法に全乗っかりで作っています。
本当は寸劇とか歌とかギャグ全振りみたいのもやりたいんですがどうにも思いつく気がしないので、持ち味を生かす方向にしてます。

私があんまり文章からイメージするのが得意ではないので、一貫したテーマでシンプルな構成で、分かりやすく一回聞いただけでイメージできるように心がけてます。
細かく説明すると長いので何を考えて文章構成を練ったかは以下をご確認ください。

赤ペン先生



5.最後に

完走した感想です。
いや~~~~~~採用されて良かった~~~!!!!!

受かることに全振りして作ってはいたのですが、それでも序盤に流れないともう無いなと思ってたので割と序盤に流れて良かったです。
今まで初投稿から二回落ちて二回受かってるので、なんとなく少女A原稿の作り方が掴めて来たのではないかと個人的には思っています。

あと奥山さんで投稿くださった方が私含めて4件もありましたね!
レギュレーションの妙みたいなものもあったのかもしれませんが、その辺のお話を伺ってみたいですね。

あと、主催のよしひこさん、コメンテーターの大作さん、かくばるさん。
聞いていただき奥山沙織さんと多田李衣菜さんに投票いただいたすべての方々、ありがとうございました。

最後になりますが少女Aも総選挙もまだまだ続きますがお互い無理のない範囲で頑張っていきましょう!

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