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詩以外のなにか
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2021年10月の記事一覧

狭くなりゆく門

これは他の誰でもない、僕自身のための言葉だ。
よって、価値がない、ということはあり得ない。

赦すということについて、整理をしておく必要があった。それは実際、命懸けのことだった。かつて、ともすれば今なお、僕は、生きることはおろか、死ぬことさえも赦せないからだ。

僕はかつて、潔癖だった。物質的にではなく、精神的に。理路は整然としていなくてはならず、思考は洗練され、行為はすべてその上で制御するべきも

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