英語学習って「大人の趣味」向きだと思う
久しぶりに英語のこと書いてみる。
あっという間に、英語の再勉強を始めて5年近く経とうとしている。もう、死ぬまでやっているんだろうな、という感じ。
つくづく、英語学習こそ「大人の趣味」向きだと思う。
だって、すぐに結果でないんだもん。
時間に比例して伸びていくわけじゃないんだもん。
そして、ある程度のレベルにまできたら、そこからはもはや上手い下手とかの次元じゃなくなる。
私は、養老孟司さんの言葉が大好き。
昆虫採集が趣味の養老さんに、インタビュアーが質問。
「失礼ながら、虫とりのどこが楽しいのですか?」
くっっっ!!!!!
まさに、趣味を思いっきり楽しんでいる人って、プロセスを楽しんでいる人だと思う。
英語学習って、学歴とかキャリアに結びつけられがちだけど、それだけのモチベーションではなかなか難しいと思う。
結局、プロセスを楽しんで続けている人が、結果的に上手くなってるっていう。もしくは、プロセスを楽しむためにどうしたら良いかを考えられる人が強いよね。
そして大人になればなるほど、プロセスを楽しめるようになってくる気がするから、そういう意味でも英語学習は「大人の趣味」として最高だと思う。
終わりもないしね。
そしてシンプルに、大人になればなるほど神経が図太くなってくるから(私だけ?)間違っても恥ずかしいとか、そういう羞恥心的なものがどんどんなくなってきている。そしてそれは英語学習向きだ。
間違えれば間違えるだけ学べることが増えてくる。
あ、これはThe more ~, the more 構文が使えそうな文章だ!
The more mistakes you make, the more you'll learn.
まじで。
私が若い時、留学したにも関わらず、スピーキングがあまり伸びなかったのはまさにこれだ。
人の目が異常に気になる、思春期。
とにかく自分をカッコよく見せたい、思春期。
間違えたらカッコ悪いから、知っている単語と構文だけで話す、という意味のわからん留学生活。
今やアラフォー主婦。
ガンガン間違える。恥ずかしくない。
間違えると、覚える。
間違えると、自分の伸び代が見える。
間違い、万歳。
やっぱり、大人向きの趣味です。
まぁまぁ、これ以外にも、問題解決力とか、自己分析力とか、若い時より熟しているスキルが「英語学習」に貢献していることは否めません。
私には趣味がない、なんて随分長い間悩んでいたこともあったけど、まさか「英語学習」が趣味になるとはね。
「学習」って言葉がつくからなんかややこしいけど、
ゴルフ、釣り、山登り、みたいな感じで、プロセスを楽しめる趣味として、「英語」は十分な要素を持っています。