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すばらしい空の世界 【027 神戸三宮〜小豆島・その2】


前々回は、神姫バスの小豆島ツアー…神戸三宮出発〜日生港より瀬戸内観光汽船〜昼食会場までをご紹介したので、今回はそのつづきから…。

昼食会場の『オリビアン小豆島 夕陽ヶ丘ホテル』を出発したバスは、県道27号を通って寒霞渓(かんかけい)へと向かう。 『小豆島のいろは坂』と呼んでもいい、ヘアピンカーブの途中に『銚子渓 お猿の国』と呼ばれる自然動物園がある。
この付近は野生の猿が出没するので、運転手さんも気をつかう。

ここでお土産のご紹介を…『オリーブの新漬け』が、秋に
なると出て来る。 『オリーブチョコレート』は、定番。

ガイドさんより、寒霞渓での過ごし方についてアナウンスが始まる。
 ①『集合時刻まではフリー』
 ②『指定された時間のロープウェイに乗り、こううん駅まで下る』
 ③『バスは、こううん駅付近で待機。 お手洗いを済ませた後に乗り、次の目的地へ』というのが、到着後の流れとなる。

平成初期に作られた『1億円のトイレ』…『冷房完備』
『床暖房』『ウォシュレット』…当時の最新設備が揃う。
第二展望台より。 南西方向なので、海の向こうは志度
あたりか…雲が多く、スッキリとした空でないのが残念。
第二展望台付近には『かわら(かわらけ)投げ』の出来る
場所もある。 売店であらかじめ投げる瓦を購入し…。
投げて円形の部分を通過すれば、願いは叶うとのこと。
簡単そうだが、円形の部分を通過させるのは結構難しい。

集合時刻となったので、ツアー参加者はロープウェイ乗り場へ…1台を貸切として、一斉に降りるとのこと。

11月でも暖かい日が多く、寒暖差も激しく無いためか…
ポスターの様にハッキリとした紅葉で無かったのは残念。

確かに11月の割には、朝の寒さを感じることは少なかった。 快適に過ごせるのは有り難いと思うが、自然にとってそれが最適なのかどうか…美しい彩りの紅葉が本来のあるべき姿だとすれば、それと乖離した気温をそのまま受け入れて良いものだろうか…そんなことを考えているうち、バスは次の目的地『二十四の瞳映画村』へと向かう。
途中にある醤油工場を通過すると、バスの車内に独特の香りが漂う。

『二十四の瞳映画村』は、映画のオープンセット。
実際の学校は、その手前の『岬の分教場』にある。
オープンセットの建物の一部は、売店だったり飲食店
だったりする。 どこに何があるか、調べておくと良い。
オープンセットの至る所に、懐かしいホーロー看板が。
見学時間が限られている場合は撮影し、後で見返そう
教室のオープンセットのある建物。 『苗羽 尋常/
高等 小学校田浦分校』の看板も掲げられている。
建物内の、教室のセット。 屋外では竹馬などの昔の
遊具の貸し出しもある。 当時の学生になった気分で…。
1階に映画館・2階にブックカフェのある『ギャラリー
松竹座』…個人旅行など、時間のあるとき訪れたい。
バス駐車場の隣りにある売店。 帰りのフェリーの売店は
閉まっているので、お土産を買う最後のチャンス。

『二十四の瞳映画村』を見て回りバスに戻ると、あとは神戸(名谷→三ノ宮駅)に戻るのみ…日生港に向かうフェリーが、瀬戸内観光汽船のお別れ乗船となる。

『二十四の瞳映画村』を出発した直後の、バスからの
車窓…長い様で、短い一日が終わろうとしている。
大部港で、再びフェリーの車両甲板にバスが入った後
ドア開放…この光景を見るのも、この回で最後となる
光っている街並みが、岡山・日生港の周辺。 この日は
土曜日で、フェリーの乗客は多かったのだが…。

バスにツアー参加者が戻って出発…そのまま高速道路を経由し、無事に帰着。 神姫バスの運転手さん・ガイドさん・瀬戸内観光汽船のスタッフの方…関係した方々に、この場を借りて改めて御礼を申し上げたい。
果たして次回の小豆島ツアーが、どの様な経路を辿って実施されるのかも、気になるところではある。

◆小豆島を回って感じたこと…やはり個人旅行なら、バスツアーか運転免許があるならレンタカーで回るのが効率は良いということです。
どこを観て回るかにもよりますが、『二十四の瞳映画村』に行く路線バスの本数は限られているので…島内発着の定期観光バスも、検討してみては如何でしょうか。
『岬の分教場』や『マルキン醤油記念館』など、今回のツアーに含まれていない施設も気になります。 島内で宿泊するなど、時間に余裕のある計画を立てて再び訪れてみたいと思っております。

参考文献等:寒霞渓ロープウェイ・公式ホームページ
二十四の瞳映画村・公式ホームページ

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