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すばらしい空の世界 【039 河津→下田】
すく年が明けて以降大雪や気温の低い状況が続いたせいか、一気に真冬に突入したと実感する年の始まり。 ただ下旬になると、日中暖かいと感じる日もあった。 それでも朝晩は寒いので、まだまだ春には遠い。
前回は東伊豆の城ヶ崎海岸より西に向かったが、今回は南…下田方面をご紹介したい。
現地で宿泊するか大きな荷物がある場合は、東京駅などから東伊豆に直通する特急『踊り子』を利用するのも良いが…日帰りの場合は、東海道新幹線で熱海に向かい伊東線→伊豆急行線の普通列車に乗り換えた方が日中時間帯の滞在時間は増える。
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『ドクターイエロー』の引退にちなむ、特別版があった。
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写真が…車両を解説したカードが入っているのも嬉しい。
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途中の伊豆高原まで。 下田に向かうのは、前方の3両。
進行方向に向かって左側のクロスシートの設置されている席に座ると、伊東線・伊豆多賀駅付近より相模湾が見える。 伊東線内より見える島は、前回ご紹介した『初島』…伊豆急行線・川奈駅付近より、伊豆大島が見えてくる。
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伊豆諸島が綺麗に見えるので、居眠りには注意。
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フィルムが貼られているので、参考にして頂きたい。
下田に向かう前に、河津駅で降りる。 まだ『河津桜まつり』の開催前…それでも見どころはある。
修善寺駅ゆきの東海バスでおよそ5分…『峰温泉』バス停より、歩いてすぐ左側にある『峰温泉大噴湯公園』へ。 ちなみに訪問時には例年、河津桜のつぼみが出来ているのだが…今年は寒い日が続いたため、開花への進みが遅くつぼみすら無い。 もし河津桜の時期に合わせて行きたいというのであれば、現地のライブカメラなどで見頃かどうかを確認した後に出発するのが望ましい。
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お花見も出来る。 (2021年2月13日撮影)
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出発前にホームページなどで、確認しておこう。
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までの毎時30分に1分程実施される。
尚河津桜の時期を除き、火曜日と金曜日はメンテナンスのため噴き上げは実施されない。 また河津桜シーズンの火・金曜日は12時30分以降の開始となるので注意して頂きたい。
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直撃の場合がある。 カメラにかからない様に…。
噴き上げの時刻まで時間があるなら…温泉たまごを作ってみよう。 2個200円で、たまご販売コーナーにて購入。 その場で頂いても、持ち帰っても良い。(たまごには印が付く…外部からの持ち込みは厳禁) その他にも、待ち時間で楽しめる設備がある。 有効に活用し、公園内で過ごそう。
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100度の温泉に、13分から15分程潜らせる。
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カゴの取り間違いに注意…番号は覚えておこう。
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離れているので、時間を逃さない様に利用したい。
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販売コーナーで購入した缶を、その装置に入れる。
河津駅に戻るバスの出発まで時間があるなら、販売所も覗いてみよう。 お買い得な産地直送の農産物が置いてあるかもしれない。
河津桜のシーズンに、下田に宿泊を前提として行くなら…河津川沿いの桜並木を歩いて楽しむか、もしくは河津桜の原木や川津来宮神社に立ち寄りながら駅に戻るのも良い。 但し下田に着いたら、そのまま宿泊施設へ…後述する下田での観光は、翌日に回そう。
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交流館』にも寄ってみよう。 (2021年2月13日撮影)
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河津駅を出発してすぐ…河津川を渡る時にも、河口
付近の状況が分かる。 (2022年3月10日撮影)
普通列車も1時間に1〜2本程度なので、歩いて戻るなら発車時刻の10分前位に河津駅に到着するのが理想か…再び伊豆急線に乗り、河津駅より15分弱で伊豆急下田駅に到着する。
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改札前に水仙の咲いているプランターが設置されていた。
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写真左側の木の向こう…改札出たら、案内に従って。
1月に来訪する観光客の大多数が『水仙まつり』の会場に向かう。 ただ今回は、年間を通して楽しめる『下田港めぐり』の遊覧船をご紹介したい。
遊覧船のりばに向かうには『水仙まつり』の会場に向かうバス(会場直行便を除く)に乗ることになるので、相当混雑する場合がある。 最寄りの『道の駅開国下田みなと前』バス停は、駅を出発して2つ目…時間に余裕があるなら、歩いて行くことも選択肢の一つ。
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満員に近い場合は、列の最後に並んで乗るのがスムーズ。
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ので、すぐに遊覧船に乗るなら先に済ませておきたい。
出港までまだ時間があるので、道の駅の2階にある地魚回転寿司のお店へ…回転寿司のレーンはあるが、実際にはタッチパネルでオーダーし出来上がり次第届けるというスタイル。
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身は脂もあるが、独特の甘さの様なのもある。
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本日のおすすめ。 マグロの王様と呼ばれるに相応しい。
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身から出る出汁は絶品…是非とも、確かめて頂きたい。
回転寿司のお店より、歩いて10分程の所に『下田港めぐり遊覧船』の乗船受付の建物がある。 後述する『水仙まつり』のチラシに割引券がついているなら、忘れずに用意しておきたい。
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伊豆急下田駅の案内所では、前売券の販売もある。
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する。 ペンシルベニア州を流れる川の名でもある。
『手形改め処』と書かれた改札で入鋏を受け、いよいよ船内へ…。
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差額支払や、餌やりのえびせんを販売する案内所も。
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中央にソファのロングシートという配置。
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下田海上保安部所属の巡視船『かの(PM30)』。
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実際には防波堤で、陸地と繋がっている。
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この日は、トンビの割合が多いとのこと。
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下田駅近くにある、ロープウェイで山頂近くまで行ける。
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祠のある『弁天島』…『踏海の朝』という銅像もある。
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ある島。 鳥居があるのだが、どういういきさつか…。
1854年4月にペリーが7隻の黒船で来航し、停泊したエリアを20分かけて一周し戻るという内容。
この後に寝姿山へロープウェイで登り、上から下田港をチェックしてみるのも良い。 ただ水仙まつりの時期の1月では、『峰温泉大噴湯公園』に立ち寄った後に食事…遊覧船から降りた時間で15時頃となる。 そのまま可能な限り下田の街中を散策して、宿に向かうかもしくは日帰りの場合そのまま駅に向かうことをお勧めしたい。
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散策も。 宿泊の場合、夕食の時間前に到着する様に。
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小料理屋を営んだ建物である『安直楼』は現在も残る。
宿泊した場合でも翌日のスケジュールは『水仙まつり』と、ロープウェイを利用し寝姿山の山頂を往復しただけで帰りの列車の時間になることも予想される。 時間配分を考えて、それぞれの散策を楽しんで頂きたい。
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後述する。 『河津桜まつり』と並ぶ、ビッグイベント。
◆『下田温泉水仙まつり』…下田市須崎半島先端にある『爪木崎(つめきざき)』には、野水仙の一大群生地があります。 10万平方メートルもの海岸の段丘一帯に、300万本もの野水仙が12月下旬頃より1月下旬頃まで咲く時期に合わせ開催されます。
指定された日には先着順で『金目鯛の握り寿司』などの地元ならではの振る舞いが行なわれます。
(宿泊者限定の振る舞いもありますので、あらかじめホームページ・チラシ等でご確認下さい。)
下田温泉旅館共同組合と下賀茂温泉旅館共同組合加盟の施設に宿泊された場合には『甘酒のサービス』もありますので、宿泊の際の領収書はすぐに取り出せる様準備しておきましょう。
その他有料の『水仙まつりジオガイドツアー』も実施されます。 3日前までの予約が必要となるので、参加される場合は早めに当日の行動計画を決めておくのが良いでしょう。
会場近くには、普通車で500円の爪木崎駐車場があります。 また伊豆急下田駅より爪木崎ゆきのバスも、臨時直行便を含めほぼ1時間に2本あります。 駅からの所要時間は、およそ15分です。
観光案内所などで配布される『水仙まつり』のチラシの裏側に、周辺施設等の割引券(下田オトククーポン券)付いております。 ロープウェイや遊覧船に乗る前に、必ずお受け取り下さい。
『河津桜まつり』 公式サイト
『峰温泉大噴湯公園』
(河津町役場 公式ホームページ)
『三管区の主な巡視船・航空機』
(海上保安庁 公式ホームページ)
『下田港内めぐり』
(伊豆クルーズ 公式ホームページ)
『黒船サスケハナに乗って幕末タイムスリップ』
(伊東マリンタウン・ホームページ)
『ペリー艦隊来航記念碑』
(伊豆・駿河観光ガイド『駿河湾★百景』 )
『踏海の企の地! 弁天島』/『水仙まつり』.
(下田市観光協会サイト)