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ヨガは「わたし」と向き合う時間。 |ヨガインストラクター YURIさん

現在は京都でオンライン・オフラインのレッスンを受け持つ傍ら、フィットネスやヘルスケアのインフルエンサーとしても活躍中のヨガインストラクターYURIさんのインタビューです。

ヨガとの出会い

運動習慣との出会いは3才のときに始めたバレエ。中学生のときに靭帯を切ってしまうまで楽しく通っていました。
大学に入ってから、体育の授業もなくなり体が重く感じるようになって...。近くにあったバレエ教室の体験も受けてみたんですが、数年のブランクが大きかったんです。思うように動けなくて(笑)
何かないかな、と思っていたときに目に入ったのがビクラムヨガのスタジオでした。体験を受けてみたところ、しっかりと汗をかけて運動した実感も持てて、すっかりヨガの虜になりました!

多忙で自律神経に乱れが...

大学卒業後は歯科助手としてキャリアをスタート。日々の業務の忙しさからヨガに通う習慣もなくなってしまい...。気づいたら体調を崩してしまったんです。
顔を洗っても水が沁みて、ひどいときは目が開かないくらいに腫れてしまったり。もともと花粉症以外に特別なアレルギーがあったわけでもなく、蕁麻疹や湿疹が出やすい体質でもなかったですし、顔の腫れは目立つので落ち込みました。ある病院で先生に「治らないよ」とサラッと言われたのはすごくショックで、今でも忘れられません。

湿疹で悩んでいたとき、ヨガインストラクターをしている親戚に誘われてエステと併設されたスタジオをへ行ってみたのがヨガとの再開。
大学生でホットヨガに通っていたときは、美容やダイエット目的で通っていたんですが、ありのままの私を受け入れて、「このままでいいんだ」と思える。無理していた自分に気づいて、より深く学ぶために資格を取ることにしました。

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ヨガインストラクターとしての想い

資格を取得してからは本場インドのヨガにも触れ、現在はヨガ養成講師として多くのヨガインストラクターを輩出しながら、自身もインストラクターとして、オンライン・パーソナルを問わず指導を行っています。

かつての私は、無理をしている自分に気づいてあげられず、体調を崩して初めて無理していた自分に向き合うことができました。日本人は真面目で、外側に意識がむきやすい生活をしていますよね。自分を犠牲にしてでも相手や周囲を気にしてしまう。
ヨガの時間だけは自分と向き合い、心の状態や体の状態をリセットするための時間にして欲しい。生徒さんにはレッスンの指導だけでなく、その日の天候や悩みのお話を伺って、心の中にも周囲の空気にも気持ちを向けてもらうように心がけています。

金曜日や疲れているときは呼吸は浅く回数も増えるもの。
同じポーズを取っていても、その時の天候や気持ちの状態によって、いつも気持ちよくいられるわけではないんです。それはそれとして受け入れ、変化を観察する。毎日のルーティンに取り入れることで、自分の心と体変化に気づけるようになっていく。
ヨガは「自分」と向き合うツール。これからも指導者として真摯に生徒さんの心と体に向き合うために、ヨガだけではなく解剖学なども勉強し続けたいと思っています。

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