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タコの鏡像自己認知と擬態の関係
私が子供の頃から抱いて来た疑問の一つに「擬態」がある。昆虫にせよ魚類にせよ、どうやって外部(捕食者側)からの視点で周囲の環境に自らを似せることができるのだろうか? 自身の姿を外側から認識する術がない限り不可能に思えるのだが、未だ科学的に納得の行く説明を私は見たことがない。
「この世界は環境と生き物がセットになって創造されている」という風に見えるだけで、実は全て幻に過ぎないという仏教やヒンドゥー教、あるいはそれらにインスパイアされたかのようなスピ系理論を持ち出したり、全ての存在には精霊が宿っていて精霊に導かれてその姿形を取る、というようなアニミズム的観点を取り入れれば、それなりに説明はつく。
実際のところ、それが真相なのでは?と思う自分もいるのだが、より多くの人が納得するであろう説明が他にあるのなら、それを取り入れたいとも思っているし、客観性を重視する科学者達は一体どう説明するのだろうか?という好奇心もある。しかし、これまでのところ、科学者には裏切られてばかりなのだ。
ところが、2024年末にビッグニュースが飛び込んで来た。何と、タコ愛溢れる高校生がある大発見をしたのである!それ自体が擬態を直接説明するものではないのだが、移動しながら背景の岩場に合わせて瞬時に擬態するというタコの驚くべき能力を説明できるかもしれない、という直観を私にもたらしてくれたのは確かなのだ。
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