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雷龍の国ブータン(2)

チベット仏教圏で絶大な人気を誇る伝説的成就者パドマサンバヴァが、虎に跨って飛来したという聖地「タクツァン(虎のねぐら)」を目指して旅は始まった。そのきっかけについては【雷龍の国ブータン(1)】へ。

子供の頃から唐辛子を「野菜」として食べ、私達には標的そのものも見えないような距離にある的を弓で射抜くブータンの人々は、ある意味異星人のような存在だったが、よりインパクトを受けたのは生まれ変わりの話である。私たちがその話を聞いてから既に16年が経っているので、今の様子がどうなのかは解らないが、お世話になった旅行社のご家族に起こった出来事には驚きがあった。

もっとも、ブータン人の誰もが最初から無条件に転生などの不思議な話を信じている訳では無い。身近にそうした出来事を経験する機会が多いため、結局のところ自然と信じるようになるというのだ。

*本記事は2007年12月26日配信のメルマガ『Happy シンクロ Days♪』Vol.15に掲載された記事を一部修正したものです。

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