エジプトからの呼びかけ(5)
グレゴリオ暦で閏日に当たる2/29は、「13の月の暦」では「0.0 フナブ・クの日」と呼んで、ツォルキンは前日のKINをそのまま数える(この時はKIN11)という暫定的な方法を取っている(※この点は新刊で詳細に解説している)。そんなタイミングに、古代エジプト人がナイルの源と考えていたアスワンからナイルクルーズを始められるのは素直に嬉しい。
ホテルの庭の目の前には、まだ可愛らしい流れのナイルがあり、対岸には僅かな緑地の背後に、砂漠のアメンティ(あの世と考えられていたナイルの西岸)世界が広がっている。クルーズ船への乗船時間まではまだ間があったので、朝食後、島の東側に回ってファルーカ(帆船)に乗ることにした。
*本記事は2009年11月17日配信のメルマガ『Happy シンクロ Days♪』Vol.26に掲載された記事を一部修正したものです。尚、本文中の情報は2008年当時のものです。ご了承下さい。
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