変化を恐れるな!心は体から変える!
自分を変えたいけど、変われない…….
そんな悩みを抱えた人のために記事を書きました。
全ては脳の生理学的反応です。
それに気づくと、人生が楽になります。
人間は変化を恐れる生き物
昨晩4歳になる息子とこんな会話をしました。
我が家には就寝前の決まったルーティンがあります。
お風呂→歯磨き→トーマスのipadゲーム→YouTube→就寝
息子たちは、就寝前にだけ、ゲームとYouTubeを許されています。
それは息子たちの夜の楽しみでもあるのですが、
近頃寝つきのあまり良くない息子たちを見て
こんな仮説をたてました。
もしかしたら、
寝る前のブルーライトが眠りを妨げているのでは…
そこで、息子にこんな提案をしました。
「今日は、お風呂の前にトーマスのゲームをしようか!」
すると息子は…..
「ダメだよ。ゲームは寝る前にするの!」
あっさり却下(笑)
まぁ、これはあんまり良い例えではないかもしれませんが…
1. 人は普段のルーティンから抜け出す事にストレスを感じる生き物
それは、私たちの脳が危険を回避する為に、
馴染みのないものを無意識に避ける習性から起こります。
しかし同時に、人間は経験によって
対応力を強める生き物でもあります。
本能的な脳が変化を恐れる一方、
変化を続けられる人と、そうでない人とでは
人生に大きな差が生まれますね。
今回は、生理学的観点から、
変化を恐れない人になる為の方法についてお話しします。
2. 私たちは日常に縛られている
さて、こういった反応は、家の息子に限りません。
皆さん少なからず、
こんな自分に気づいた事があるのではないでしょうか?
3. 私たちは無意識にも慣れ親しんだ行動を繰り返す
それは、脳が潜在的な危険を避けながら、
ムダなエネルギーを節約する為の作戦なのです。
こういった事は私たちの脳に備わった便利な仕組みですが、
それが強く現れすぎると、人生の足かせになりかねません。
習慣と固執
習慣は私たちが変化していく上で欠かせない物です。
毎日行う事をよりエネルギーロスが少ない様に
学習していく事は、脳の基本的な原則です。
1. 習慣と固執は違う
あなたが「習慣」と思っていることは
「固執」ではありませんか?
2.変化を恐れないためには?
ここで少し脳のお話をします。
私たちの脳は、常に未来を予測しながら、
自律神経を変化させています。
それによって、恒常性を維持しています。
恒常性とは体内の環境を一定に保とうとする働きの事です。
慣れ親しんだ事、予測できる物に対しては、
どれ位自律神経系を調節して対応すれば良いかがわかります。
しかし、馴染みのない行動に対しては予測機能がうまく働きません。
つまり、体をどうやって準備したら良いか分からないのです。
だから脳は一生懸命に働きます。
新しい物事に対応する為には
大量のエネルギーが必要なのです。
エネルギーを要することは
生存維持の観点から潜在的な危険要素です。
更に、
何が起こるかわからない・何かしらのリスクを伴う行動も、
脳はできるだけしたくありません。
そのため、本能的に私たちは慣れない事を避ける傾向にあります。
しかし、慣れないことに取り組み、
自分の物にして行く事で将来の適応力を高める事もできます。
その差はなんでしょうか?
私たちは、自律神経の調整能力が不十分な時、
必要以上に変化を恐れる傾向が強くなります。
その事を考えた時、
この一連の働きに大きく関わる部分があります。
それは島皮質です。
島皮質の代謝が良くないと
自律神経の働きは悪くなり
私達は必要以上に変化を恐れる傾向にあります。
だけど、大人になってからも
自分の行動に柔軟性がないと感じる時には、
島皮質の働きが低下している可能性が強いです。
3. 心の持ち方だけじゃない
「柔軟な考えを持ちなさい!」
「変化を恐れるな!」
とは良く言われた物ですが、嫌なものは嫌なのです(笑)
それは
「心の持ち方」
「考え方」
という話ではなく、
全て脳内の生理学的変化です。
つまり、脳の働き変えてあげると感情も変わります。
島皮質の代謝をあげる事で
「変化に対応し易い脳の状態」
を作れます。
最後に
島皮質の働きを良くするにはどうするか。
島皮質にアプローチする方法は沢山あります。
最も簡単な方法は、お腹にサウナベルトを巻く事です。
軽い圧迫・温感が何とも言えない安心感を作り出してくれます。
この安心感は島皮質から起こる感覚です。
ベルトを巻いた状態で、
しばらく日常生活を過ごしてみてください。
心の潜在的な持ち方が変わります。
変化をおそれない柔軟な心になるには、
体からアプローチしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいくただきありがとうございます。
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