フットボールにおいて大事なことは【身体の向き】である。夢向。8日目
前回にに続いて、的を絞った試合分析について記していきます。
この記事を書くにあたって、勝ち試合であることが大事だと考えましたがスコアは4-0と大勝。そして、絞った的は【身体の向き】です。
タイプの異なる3選手をピックアップし、クローズアップして分析しました。
1人目。サイドバック、アシュリー・ヤング。
インテルから復帰してきたベテランサイドバックは、経験から得る有効なファーストタッチを心得ているはず。個人的な意見ですが、現代フットボールにおいてサイドバックは最も重要なポジションの1つです。
2人目。フェリペ・コウチーニョ。
ワンダーボーイの彼なら、ゴールへの最短距離にボールを置くはずです。
3人目。古巣戦に挑む、ダニー・イングス。
背負い、往なし、巧みに裏抜けする彼のプレースタイルからは学べることも多いはずです。
リプレイ放送中のリアルタイムのプレーは確認できませんでしたが、それ以外は完璧に記録することができました。
英語で途中まで書いたのに、書きなれている正の字でカウントする日本人魂。。。は置いといて、読み取れることは、
・ヤングのバックコントロールの多さ(特に自陣の深い位置での)。
・コウチーニョのフロントコントロールの多さ。
・バイタルエリア内でのトラップ率の低さ。
他にもたくさんありますが、大きくこのあたりでしょう。
サウサンプトンが相手ということもあって守備ブロックを敷く相手への試合運びが少し理解できたような気がします。しかし、前線からのチェックは徹底されているようで、ヤングは前進できず、バックパスを多く選択していました。
やはりサイドバックは前進か、横パスビルドアップかの判断力が求められますし、攻撃的ミッドフィールダーが前向きにボールをコントロールできればチャンスも増えます。実際にこの試合がそうだと言えます。
さて、次節はビエルサの解任を発表したリーズ・ユナイテッドが相手となります。引き続き、3選手に注目しながら、試合を分析していきたいと思います。
そして、そろそろNacsportの試用版を使用し、本格的な分析も行っていきます。
画像お借りしています。ありがとうございます。アストン・ヴィラ