イングランドレジェンド対決はまたもジェラードに軍配!ランパードは厳しい開幕2連敗。。。22-23プレミアリーグ第2節 アストン・ヴィラvsエヴァートン
波乱の開幕から1週間が経ち。。。
開幕から1週間が経ち、トランスファーも落ち着き、チームが徐々に一丸となってくる頃、プレミアリーグ第2節。昇格組が大健闘の前節はシティハーランドのリーグ戦デビューゴールも含め話題の多い週となりました。
一方ヴィラはその昇格組のボーンマスに完敗。苦しい1戦に。今週はスリーライオンズのレジェンド、ランパード監督との対決ということもありスタジアムにはたくさんサポーターが詰めかけています。彼らに今シーズン初のホームスタジアムで勝ち点3という結果を届けることができるのでしょうか。
嬉しい初勝利。そして南米生まれのテクニシャンは世代交代も近い
結果を見れば2-1。ホームで勝ち点3はとても大きな意味を持ちます。試合終盤だけ見れば逃げ切ったような形でしたが、トータルで見ると拮抗していながらもヴィラのプレーひとつひとつがエヴァートンを上回っていたように見えました。
ゴールキーパーから。マルティネスは安定のピンチクリア能力。CBはリスクを冒さず無難にクリア。SBは勇敢な上がりを時折見せ、DMFはビルドアップで本当に高い貢献度を記録。ISHは攻守のバランスを保ち、トップ下はマーキングを剥がしフリーでボールを受け取っていました。CFは役割を各々で分担し、動き回りながらもゴール前の人員は常に確保されていました。
前節と比較すれば以下のプレーの質が向上し、それが勝利に直結していたような気がしました。↓
両CB(ミングス、カルロス)のリスクを冒さない無難なクリア
DMFカマラのSBを押し上げる大胆なビルドアップ時のポジショニング
SB(特にキャッシュ)の相手の裏を突くタイミングの良いオーバーラップ
イングスのフットボールセンスを最大限引き出そうとした監督の指示
攻撃をワンパターン化させない流動的なポジショニング
『MFとDFのギャップを埋める』という共通意識
逆手を取って言えば、これらのことがうまく機能していればチームとしての完成度が高まり、勝つことができる確率が上がるということです。
これらの要点は、次節のパレス戦の内容を照らし合わせて次節のマッチレビューで解説していきます。
しかし、コウチーニョのコンディションはいつになったら上がってくるのでしょうか。サイドバックディーニュも気になります。本来の力を出せていない彼らをスターティングメンバーに連ねさせたジェラード監督の意図を読み取ることができませんでした。コウチーニョはもはやスーパースターではないですし、トップ下には今節途中出場でゴールという結果を残したブエンディアという才能がベンチを温めています。チャンピオンシップで名乗りを上げた南米生まれのテクニシャンがスタメンに名を連ねる日も遠くない予感がしています。
関係ないのだが、ユナイテッド大丈夫か。。。?
おまけではありますがユナイテッドは問題ないのでしょうか。いいえ、問題だらけでしょう。昨季話題をさらったブレントフォードに今節0-4で大敗。開幕からの2連敗は何十年ぶり、プレミアリーグ最下位は史上初のことらしいですが。。。テン・ハーグが黙っていないと前節のマッチレビューで記しましたが、ロナウドと交代時の対話はなく、見事に黙っていました。。。ロナウドに憧れ、サッカーに興味を持った身からすると、そのユナイテッドが最下位というのはすこし悲しい結果になっています。
次節、勝てればビッグ6相手の前に勢いに乗れる、大事な1戦
第4節には冨安所属のアーセナルとの対決があり、目標達成のためには勝ち点3が欲しい試合になります。それを踏まえたうえで、次節パレス戦は多少メンバーに変更があるかもしれません。ただ気を抜くことはできない相手。怪物ヴィエラが監督となり2期目。チームとしての完成度は高まっているはずです。次節こそ本当に大切で、絶対に勝ち点を取りこぼしてはいけない週だと思っています。応援しましょう。ではこれにて。
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