Dominion Online(ドミニオンオンライン)でレート60になるための考え方2~デッキ把握~
一日一記事では足りないのでは?と気づき始めたチャーシューです
前回レート60になるためには終わらせ方が大事という話をしました。
Dominion Online(ドミニオンオンライン)でレート60になるための考え方1~ゲームの終わらせ方~|ドミニオンアカウント@チャーシュー|note
今日お話しするのはもう一つ必要な考え方となるデッキ把握です。テクニックに近いかもしれません。
これは純然たる事実ですがトッププレイヤーは山札に残っているカードをちゃんと全て把握しています。勿論どう並んでいるかはわかりませんが金量が何金あってどのアクションカードが残っているかは一枚も漏らさずに分かっています。
当然といえば当然ですがこれを試合中に無理なく行うにはこのドミニオンというゲームに相当習熟していなければなりません。それについてお話しします。
この記事のターゲット層
具体的にはDominion Onlineの二人戦でレート55~59のプレイヤーをターゲットにしています。
詳細としては試合直後サプライを見たときの方針や序盤の動き(1~4ターン目の購入)はレート60以上の上位勢とあまり差はないのに何故かレートが伸び悩んでいてどうすればよいかわからない人向けの記事です。
山札の中を覚えることのメリット
山札の中身を把握することで得ることのできるメリットはとても大きいです。カードによっては山札の中身を把握しているかしてないかで強さが大きく変わるものもあります。
私が伝えたいテクニックの中にも山札の中を把握していなければ使えないものが多くゲーム中のプレイの出力が大きく変わります。
例えばゴーストタウンというカードは私からすると次ターンアクションをたくさん引いて動けない(事故る)ことがわかっている時にリカバリーできるため相当強く使えますが、把握していないと買うタイミングのわからない難しい村系になります。
次のターン捨て札シャッフルが入らずに6金が出て金貨が買えるならこのターンの購入は属州購入が安定です。捨て札シャッフル前なら属州→金貨と買おうが金貨→属州と買おうが同じことなので臆せず属州が変えます。逆に6金が出ないことがわかっているなら属州→銀貨だと弱いので金貨→金貨と買って強くした方が良いと判断がつきます。
このように色々なカード、様々なプレイに山札把握は絡んでくるため出来る人と出来ない人とでは勝率は大きく異なります。必要ない場面も多いですが出来た方が勝率は上がります。そしてレート60台の人はしっかり山札把握を行なっています。
どうすれば覚えられる?
重要度はわかったけど覚えるなんて無理!という人、安心してください。何度もドミニオンをやれば少しずつ行動がルーチン化され脳内リソースを山札把握に費やすことができます。私たちも最初は無理でしたがいつの間にかできるようになってました。
また常に覚えておく必要はあまりなく特定のタイミングで山札の中身が知りたい!という場面の方が多いです。その時に難なく思い出せるようになればとりあえずマスターしたといってよいでしょう。
一番の訓練は「たくさんドミニオンをしよう!」ですがそれでは味気ないので私が今考えた訓練方法を紹介します。
ゲーム終了後に購入手順を思い出す
まず試合中は諦めて試合終了後に訓練を行います。そのゲームで各ターンに購入したカードを1ターン目から思い出して見ましょう。
オフラインでプレイした後の感想戦でよくやるのですが1ターン目から購入したカードを並べて何ターン終了して何点取れたかを確認することがあります。上級者は当然のように行いますがこれは山札把握の第一歩です。まずはこれができるようになりましょう。
うまく思い出せない人はカード購入時にになぜそのカードを購入しようと思ったのかしっかり理由づけしていくと後で思い出しやすいです。
試合中に購入手順を思い出す
ゲーム終了後の購入手順確認が難なくできるようになったら、それをゲーム中に行います。そのターンまでの購入手順を思い出すことができるはずです。
購入物から考えてこれまで引いてないカード(山札に残っているカード)を確認する
思い出せさえすれば山札シャッフル後からまだ引いてないカードが山札に残っていることが分かります。購入した強いカードだけでも把握できればより強いプレイができます。前のターンから山札シャッフルが発生してない場合前のターンに使用したカードも覚えておく必要がありますがそれぐらいはログを見ても問題ないでしょう。
ここまで購入物について言及してきましたがここまで慣れれば獲得したカードも覚える対象にして銅貨と屋敷以外は全て把握するようにしましょう。購入時と同じくカードの獲得時も何故そのカードを獲得したかを意識すると思い出しやすいです。
銅貨の残り枚数をこれまでの出力金量から把握する。屋敷はそれ以外
初期デッキ以外の獲得したカードを思い出すことができるようになり、任意のタイミングで山札の中のうち銅貨と屋敷以外のカードを把握できるようになったらあともう一歩です。
銅貨と屋敷は確かに覚えにくいので直前の山札シャッフルからこのターンまでで発生した金量を思い出し、その中の銀貨やアクションで増えた金量を差し引いて残った金量数がそのまま引いた銅貨の枚数です。もし山札の中の銅貨の数を把握したくなったらこれまでの金量から引いた銅貨の枚数を思い出しましょう。初期デッキの銅貨は基本7枚ですので引いた数さえわかれば山札に残っている銅貨の枚数も確定できます。
獲得したカード全てと初期デッキの銅貨の数さえ把握していればそれ以外で残ったカードは必然屋敷になります。これで山札の中身を完全把握できるようになります。
最終奥義:なんか勝手に覚えている
ここまで色々なテクニックで山札の中身を確認したいと思ったときに思い出す方法を書いてきました。しかしドミニオンをやりすぎると思い出そうとしなくても自然と常に山札に何が残っているかわかる境地に達するそうです。私は未熟なのでそこまでの境地には届いてません。
まとめ
山札把握はドミニオンのテクニックの基礎です。山札把握することは捨て札把握にも繋がり分割管理や積み込み効率向上といった様々な上級テクニックに派生していきます。
私が伝えたいテクニックも山札把握が前提であることが多くできるのとできないのとでは構築手順に差がついて当然といえます。まだ苦手意識のある人は少しずつで良いので訓練していくとよいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。ここからは有料部分です。ですが本記事の内容の補完などはありません。もし余裕のある方でおひねりを上げてもいいよという方は読んでいただけると幸いです。
一応毎回試合形式の画像を張りますので、有料部分にどのように考えてどのような試合展開にするか、私なりの答えを記述させていただきます。
以下有料部分にこのサプライでの私の考えを記載します。
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