ネットイナゴの巣はどこにあるのか?
こんにちは、Bodayboと申します。近年ではSNSでの炎上が目立ちますが、いわゆるDQNの炎上の場合第一発見者は誰なのか、そしてそれを拡散するイナゴ達はどこに生息しているのか。単純に気になったので綴ります。
スマホを覚えたてのイキリオタク中学生が炎上した場合はまぁなんとなく想像がつきます。とりあえず片っ端からオタクをフォローした彼らは、特別親しくもないフォロバをしたフォロワーに裏切られるわけです。
しかし、DQNは本当に謎です。そもそも僕のようなオタクはアイコンが顔写メの時点でフォローするのを躊躇するのに、イナゴはどこから美味しいネタを引っ張り出してくるのか。大抵は仲間内でRTし合っているツイートが外部に漏れてしまうパターンが殆どでしょうが、私はその第一発見者が気になるのです。
オタクは起源主張をするのが大好きです。何故ならマウントが取れるからです。アニメが流行り出せば原作を読んでいた~だの、バズりの第一発見者は俺だ、とイキるオタクを一度は目にしたことがあると思います。
オタクに限らず承認欲求は誰にもあります。でも悲しいオタクはリアルで友達がいなかったり、家庭が荒れていたりと消化する場所がネットにしかなかったりするのです。オタクは哀しいモンスターだから、どうか温かく見守ってやって欲しい。森林の中独りぼっちで花を手に包み込んでいるドルイドなんです、オタクは。
話が少し変わりますが、先日Twitter上でオリンピックボランティアについての議論がバズっていましたよね。交通費や無償に対して批判的な意見が大半を占めていたものの、現実の世界では意外と好意的で人数も集まったと。実際、僕の周りにも参加を希望している人は居ました。
僕はもちろん行きませんけれど、Twitter村に長くいると現実世界とのギャップに驚かされることが度々あります。よくゲーム依存は現実と区別がつかなくなる、とモンハン全盛期には揶揄されていましたが、Twitterというフォロワー稼ぎのゲーム内では普通に起きていることです。
社会から遮断された小さなオタクコミュニティーのTwitter村の住人は、今もなお夢の中で生きているのでしょうか?ネットイナゴは夢を見る、大海を知らぬ僕はひょっとしてもしかするとただのネットイナゴなのでは?