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20221227 『NSC大阪Presents - trophy~44期ネタバトル~』 ライブレポと出演者の紹介


芸歴1年目、大阪NSC44期生がプロデビューした4月以降、何度か同期ライブは行われてきた。

6月27日 「久馬軍団がNSC大阪44期のネタを見る」
9月2日 『NSC44期による笑顔でいっぱいにしたいネタライブ』
10月22日 ~NSC大阪presents~ 『漫才vsコント』
10月22日 ~NSC大阪presents~ 『44期発掘ライブ!!』
10月22日 ~NSC大阪presents~ 『安◯奈◯恵 復活ビンゴ大会』
11月13日 『NSC43期vsNSC44期 -渾身のネタバトルSP!!-』~NSC大阪presents~

NSC presentsであることを主張しすぎのタイトル羅列


そして先日12月27日、2022年最後の同期ライブが開催された。

『NSC大阪Presents - trophy~44期ネタバトル~』

主にM-1一回戦突破コンビを集めたメンバーで(該当していないコンビも居た)、19組が参加する客票ありのバトルライブだった。

こちらのライブは残念なことに配信がなかったため、レポを自分のために残しておこうと思う。
いつもライブ中にとっているメモ書きを膨らませただけのものなので、あまり真面目には書いていない。

(自分はにわかファンのため間違っている点や不勉強な点があるかと思う。真面目に書いていないとは言え、大きな誤りがあった際はそっと教えて欲しい。)



OP


MCは、NSCにてベテランアシスタントを務めていたタナからイケダさん。

いつも楽しいMCのお二人


観覧客には当日明かされたのだが、優勝したコンビには主催ライブがプレゼントされるスペシャル特典付きだった。

参加した芸人さんは以下の通り。(敬略)

①桃源郷
②彼岸花
③171
④釈迦虎
⑤ナックラー
⑥ベビーコミック
⑦ともこ
⑧七輪
⑨銀矢倉
⑩おぼろげ豆
⑪あの音
⑫裸虫
⑬宛先プレーン
⑭ぺ
⑮ゆうらん飛行
⑯ペルシャ
⑰軍艦
⑱ウリ
ばか息子
ツインピークス 欠席

繰り上げでトリになったばか息子さんの心境やいかに  


ライブ開始前、タナからイケダさんからツインピークスさんの欠席が告げられる。

田邊さん「ツインピークス見にきたよって人?」
池田さん「おるやろなあ」

誰も手をあげない客席。

田邊さん「あっゼロでよかったですう」
池田さん「そんなことないよ!!おるけどや!!!おるけど(挙げてないだけ)!!」

微笑みから哀愁を感じてまう

特典の主催ライブの豪華さに言及しつつ、再びツインピークスさんを見にきた人がいないかいじった後、最初の7組の呼び込みがあり、ライブがスタートした。



ライブ本編


①桃源郷

左:ケンジ さん
右:ヲトミ さん

44期きっての仲良しコンビの桃源郷さん。同期のラジオ曰く、ヲトミさんがユニットでいなせ弁慶ののぼるさんとM-1に出たことに、ケンジさんかヤキモチを妬いたりしているレベルの仲良しさだそうだ。ヲトミさんは、のぼるさんとはあくまでユニットで乗り換える気はないとのこと。ヲトミさんのInstagramにはびっくりするぐらいケンジさんしか載っていない。

桃源郷さんは、ネタによってボケとツッコミが逆になったりするので見るたびにワクワクする。ケンジさんがペルー人なので、それを活かしたネタをされることが多いが、そもそもそんな武器が無くとも戦えるぐらい漫才が上手いのでいつも見応えがある。
陽気なアロハシャツが衣装なのに淡々と喋るケンジさんと、かっちりスーツで大暴れのヲトミさんの掛け合いは息がぴったりだ。

ネタ「目立っていこう」

トップバッターだから盛り上げよう!ということで、小中高とバスケやっていたことと動きの俊敏さをアピールするヲトミさん。それに対して「お前の話誰が興味あるねん」とケンジさん。

ケンジさん「横にペルー人居んねん!お前飾りやぞ」

ヲトミさんにオラついて絡みに行くケンジさん。ケンジさんにも特技や部活をアピールをしろとふるヲトミさん。

ケンジさん「バトミントンやってた」
ヲトミさん「この感じでバトミントン部!?ださ〜!南米サッカー有名やのに!?」

ヲトミさんのいじりをケンジさんが引っ叩いて制裁。ケンジさんからヲトミさんへの「じゃない方芸人いじり」が始まり、対抗してヲトミさんが「俺が面白い話して、勝手に目立つから(じゃない方じゃなくなってみせるから)そこで見とけ!」とトーク開始。

ヲトミさん「僕実は親父が造園会社の社長なんですよ!」
ケンジさん「僕実はペルー人の親父が小豆島でつくだに作ってるんですよ」
ヲトミさん「苗字がトミモトって言うんです、珍しくないですか?」
ケンジさん「デイビットっていう隠し名あるんですよ」
ヲトミさん「沖縄の血入ってるぐらい顔濃いですよね」
ケンジさん「日本とイタリアの血も入ってます」
ヲトミさん「超えてくんなよ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!」

そしてマンキンでバドミントンの俊敏な動きをするケンジさん。

ヲトミさん「今やるんかい!」

お髭が隠れると随分幼くなるヲトミさんのオフショット。このお二人+釈迦虎の岡本さんで初詣に行ったらしい
漫画のようなまつげのケンジさん


②彼岸花

左:坂本 さん (同期内の愛称は"おにい")
右:田中 さん

笑い飯哲夫さんお墨付き、44期のホープ彼岸花さん。おそらく新衣装?で、坂本さんが深いネイビーのスーツ、田中さんがグレーのダブルのスーツになっていた。初めて生で彼岸花さんを見た時、デカすぎて「これが通天閣か…」と思った。プロフィールによると、坂本さんは188cmあるようだ。

自分は44期の中で、その人単体として見た時に1番面白いのは坂本さんだと思っているのだが、その面白さのジャンルは「無茶苦茶」だ。言っていること全部が嘘。ただ、実はまともな良い人なのだろうな、という事をなんとなく感じる。

対して相方の田中さん。もう、全てが謎。なんかめっちゃ怖い。裸虫さんと仲良しなところも含めて怖すぎる。チャリで一緒に滝を見に行って、野宿したりしてるらしい。

なんでここ仲ええねん

人となりが知りたくてTwitterを覗きに行ったところ、高校ぐらいの時に「裁判見に行きたくなって」という理由で裁判所の傍聴に行っていた。見てはいけないものを見た気がしてそっとTwitterを閉じた。bioの誰ですか?が初手で怖い。

ナマハゲより怖い

そんな田中さんのパーソナリティを捏造する遊びがお友だちと流行っている。#タナある

田中さんのあるある、略してタナある。まるで実際に見たかのように言うのが楽しむコツだ


以下、全て嘘の田中さんあるある。嘘のあるあるなので、実際はないないだ。
彼のパーソナリティが分かる日が来たら、ひとつひとつ訂正していきたいと思う。

・無性生殖で増える
・「寒いから」という理由でカイロの中身を粉薬みたいに飲む
・年越しそばのことを「年を越す前に年越しそばを食べることによって1年先に身体がワープしてしまって、その後新年を迎えると自分だけ2年進んでしまう」という理由で食べない
・大日本帝国憲法を英訳したものの再翻訳で生計を立てている
・おうどんを食べる時普通の麺を素手で潰してきしめんにしてから食べようとするも、潰す作業中に手に潰れた麺が付着したことに大きな嫌悪感を抱き、広辞苑から「うどん」を消す

みんなも#タナある(田中さんあるある)でないないを呟こう  


田中さんにめちゃくちゃフューチャーしてしまったが、自分は坂本さんも大好きだ。目より眉毛が太いのがおもろすぎるので。

おもろい


ネタ「格好良い死に方に憧れる」

後半半分坂本さんが大熱唱して終わるネタ。ネタ中永遠にポーカーフェイスでお馴染みの田中さんがすこし笑っちゃっていたのが印象的。
自分はこのネタでツボって大号泣した。1番最初に投票した。

坂本さん「将来宇宙飛行士になって、宇宙ステーションで働くやろ。ほな警告音がなるねん、隕石が地球に接近してて、それを止める術がロケットでぶつかるしかないねん」
田中さん「誰かが身を挺して地球を守らなあかんのや」
坂本さん「そこで俺が志願して。宇宙飛行士集められて、最後のミーティングや。そこにはもちろん朝青龍もおるわけや。上だけ宇宙服で下ふんどしやねん」
田中さん「横綱のプライド……」

初めて宇宙で四股を踏もうと思った時、重力の関係で右四股に4年かかり、左四股に2年かかる朝青龍。右四股なんて言葉はないし、左四股なんて言葉もない。
ミーティングのシリアスな空気を壊すために朝青龍のふんどしを剥がし、闘牛の要領で挑発してロケットに朝青龍を乗り込ませる坂本さん。
その様子を大熱唱で表現。アルマゲドンの主題歌(Aerosmith のI Don’t Wanna Miss a Thing)がYES THEATERに響き渡る。低くて渋くて良い声すぎるし、歌がうますぎる。自分はここで耐えられなくてもう号泣していた。

扉を手で表現していたのが、その手が田中さんに当たったりして邪魔そうだった。坂本さんが邪魔でマイクに声が届かなくなった田中さんが身を乗り出してまでちゃんとマイクでツッこんでいた。

ここはYES THEATERではなく、ロケットなのだ

最後坂本さんの大熱唱に、田中さんが「長……」と言った瞬間タイムオーバーのゴングがなり強制終了。
誰やこのライブに時間制限設けた奴は。あと5時間おにいが歌ってるところを見せろ。

ネタ合わせ中とおぼわしきオフショットがあったが、彼岸花さんはこのネタをどんな感じで合わせているのだろうか
全然関係ないけどこの写真のおにい好きすぎる



③171

コンビ名の読み方は「いないち」
左:北井 さん
右:岸本 さん

171さんは、UTYを勝ち上がった際の岸本さんの流暢すぎる喋りが忘れられない。めちゃくちゃ舌が回るのに、どこか抜け感があって、釣られるような形でフフッと笑ってしまう瞬間がある。麻雀好きがネタにもちょっと盛り込まれる時があり、同じく麻雀好きとしては「お…!」と半身立ち上がってしまいがち。コントインする時もあればしない時もあり、ネタのバリエーションが豊かだ。あと、ラジオでやっている罰ゲームがマジの罰すぎる。

ネタ「オカン泣くて」
色々な職業に憧れて、やってみたい!と北井さんがコントインを試みるも、岸本さんに駄々をこねられてコントインができないまま次の職業チョイスを余儀なくされるネタ。

北井さん「立て籠ってる犯人をアツく説得する警察官練習したいから犯人やってくれ」
岸本さん「嫌や。俺犯罪者やったらオカン泣くもん。マジで無くから嫌!ほんまに嫌、ほんまに嫌ー!」

北井さん「大火事のビルから、子供を救うために自分の危険を顧みない消防士の感じやるから、子どもやってくれ」
岸本さん「マジで嫌。子供?俺今年24やで?嫌や!あついの嫌やし。オカン泣くて!」
北井さん「オカン泣かんて!」

北井さん「ヤンキーを更生させる体育教師の感じやるからヤンキーやってくれ」
岸本さん「嫌や」
北井さん「なんでやねん!!!!!!!やれや!!!!!」

一つだけなら付き合ってあげると譲歩する岸本さん。それに対して猫が飼いたいと言う北井さん。半笑いで承諾するも、マグロを要求するなどめちゃくちゃにふてこい猫をやる岸本さん。猫アレルギーだから猫の感じも分からないといい、結局北井さんのやりたいことはやれずに終わった。

良い袖写


④釈迦虎

左:岡本 さん
右:久保バトル泰志 さん

44期のコント師の中では、最も結果を残している釈迦虎さん(KOC準々決勝進出)。
ユウガさんがお笑いオタクなことでお馴染み、ナックラーさんのYouTubeでは、釈迦虎さんが本イベントの優勝を飾ると予測されていた。岡本さんはコントを書くために産まれてきたような男で、久保さんはどんな役を任されても七変化するカメレオン。こうした予想で優勝に名前が上がるのも納得のコンビである。

釈迦虎さんのネタは感覚笑いを刺激されるものが多い。今自分が何で笑っているのかも分からなくなる。畳みかけがえげつないほどにボカンボカンウケる。一度上がったボルテージは下がらない。わかりやすくてインパクトもある。
そんな洗練されたネタの中に少々毒が入っていると言うか、ネタ製作者・岡本さんの性格の悪い部分が織り交ぜられているのがまた面白い。 
岡本さんがいつかのライブMCで演者を呼び込む際、同期の満丸の統哉さんを「めっちゃブサイク」「髪型がめちゃくちゃダサい」「それなのに散髪に1万5千円かけてる」と刺しまくっていたのが忘れられない。

満丸・統哉 さん
偏見やけど成人式で袴着てそう、金髪で

あと、岡本さんは同期に「殴りそう」とかよく言われてる。笑ってるところ見たことないとか。学生時代、ディベートの全国大会でキャプテンとして出場して優勝したらしい。怖すぎる。本人は「ギリ人殴らんで有名」と返していた。自分は殴るに1票だ。

ネタ「進研ゼミ」

た、竹虎(前コンビ)時代のネタだ〜〜〜!!!!!と、よしもとを去った元相方さんの姿がよぎって一瞬吐きかけたが、おもろ過ぎたのでぜーんぜん大爆笑した。超元気。そういうつまらん懐古の精神はおもろさには勝てん。この世は面白至上主義。

久保さん扮する少年が、膝から血を流している。めそめそした様子で、岡本さん扮する保健室の先生(女性)の元へやってくる。

久保さんの脚がバキバキすぎるのが気になる(元消防士)

少年「アグネス・チャン先生え〜〜〜!!!(高音ボイス)膝を擦りむいちゃったんだ!」
先生「見せてみて!うーーん……進研ゼミ、やっとこっか!」
少年「進研ゼミ?」
先生「進研ゼミをすれば、全部がうまくいくの!念のために、進研ゼミでさすっておきましょうね!」

進研ゼミで傷口をさすると、痛くなくなる少年。アグネス先生に感謝する少年。学年のマドンナのあゆみちゃんへの恋心も明かす少年。それにも進研ゼミで対応。進研ゼミをするとあゆみちゃんから告白してくるとのこと。
ちなみに釈迦虎さんのネタに出てくる女の子の名前は「あゆみちゃん」で固定。どんな展開でも酷使されるあゆみちゃんが1番のカメレオン女優かもしれない。

少年「あとね、先生、僕テストで0点とっ…」
先生「1番進研ゼミよ!(食い気味)」
少年「進研ゼミは、1日20分勉強するだけ!赤ペン先生のアドバイスももらえて、成績がぐんぐん伸びる!」

進研ゼミの宣伝をする少年。少年が100点のテストを見せびらかし、「すっごいや!テストの点数が100点ばっかりに!」と言うと、先生があらぬ効果ばかり語っていく。

・インスタのフォロワーが10億人になる
・北のミサイルを撃ち落とせた
・与党になれた(ここ大ウケ)

少年「でも、進研ゼミを始めてから、勉強勉強ってお母さんに言われるんだ…」

この少年の一言を転機に、コントの様子が変わる。保険の先生が白衣を脱ぎ、カーディガン姿に。中腰、揃えられた手。どこかで見たことのある佇まい。

先生「子供に勉強勉強って、言いたくないですよね」

その時客席の全員の頭の中に、この顔が浮かんだ


て、
天神だ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!進研ゼミかと思ったら天神だった〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!

というバラシ笑いで客席大爆発。19組中1番の大ウケは間違いなく釈迦虎さんのネタのここだった。天神のCMのBGMが流れ出す。

ネタ進研ゼミ→「天神」

少年「天神天神天神天神天神天神天神天神〜〜〜〜!!(階段を駆け上がりながら)」
先生「でも、我が家は大丈夫。天神ワァ(あの独特の喋り方完コピ)教科書トォ、リンクしたァ、ガクシュウシステム。やりかた一つで、こんなに変わるものなんです!♪0120-019-828 天神だから、できたこと!」

ニッチェさんが脳裏をよぎる髪のボリュームでも、
不思議とアグネス・チャンに見えてしまうのだ

少年「アグネス先生!結局進研ゼミと天神、どっちをやればいいの?」
先生「どうせどっちも続かないから、どっちでも大丈夫よ!」
少年「進研ゼミをやったらテストの点が良くなるって言ってたよ」
先生「進研ゼミで結果が出る子は、やらなくても結果が出る子よ!」

その後も前述した効能を全否定。すると少年に、そもそもアグネス先生が女装であり、男であることをツっこまれる。少年は本物のアグネス・チャンは年末ユニセフの仕事でセネガルにいることを告げられた。

天神バラシのところの瞬間最大風速、その後のアグネス・チャンの喋り方再現の部分のウケ量、その大ウケの持続時間、全部が圧倒的。全体で見たらもうどう足掻いてもイチウケだった。
自分は彼岸花さんでツボりすぎて号泣してしまった為、その次点として2番目に釈迦虎さんに投票を決めた。

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⑤ナックラー

左:源 さん
右:ユウガ さん

44期の中で最も正統派。そして安定のうまさ。ナックラーさんは前回の同期ライブ(安◯奈◯恵 復活ビンゴ大会。最終的に安室奈美恵じゃなくて、ア◯ルまみれだったという史上最悪のオチで〆られたライブ)で、ノーコンプライアンスの面々を見事に捌き切った功績があるため、自分はライブが始まるまで本ライブもナックラーさんがMCをやるものだとばかり思い込んでいた。

伝説の同期ライブで、どんな乱入にも負けずに15分漫才をやり切ったナックラーさん。本当に申し訳ないが、何のネタをされていたか1ミリも覚えていない。

タナからイケダさんも勿論名MCだったが、このライブのMCがもしナックラーさんだったとしても全く問題はなかったのだろう。1年目らしからぬほどに地に足がついたお二人だからこそ出来る漫才は、源さんのキャラクターの面白さがユウガさんのツッコミによって最大化されている。

余談だが源さんの自己紹介で、「お耳失礼します!!!!!源です!!!!!」というやつがある。それを聞くたびに、ナックラーさんにワーキャーファンがたくさんついたら、「お耳👂失礼して💖」みたいなこと書かれたうちわとか作られるんかなって考えてしまう。ちょっとおもしろい。

ネタ「最強のチャーハン」

源さんが最強のチャーハンを作り上げるネタ。

源さん「俺"は!!!!!!最"強"のチャーハンを作りたい!!!!!!!!!!」(あり得ない声量)
ユウガさん「この距離だとうるさすぎて聞こえないんだね」
源さん「みなさんも僕がチャーハン作るところみたいですよね?」
ユウガさん「……………」

客席を見渡すお二人。

源さん「………中指を立てるのはやめてください」
ユウガさん「気持ちはわかるけどやっていいことと悪いことがあるからね!!」

強制的にチャーハンを作り始める源さん。

源さん「コシヒカリをドン!国産地鶏の卵をドン!そして俺の大好物…いちごジャム!」

いちごジャムはユウガさんに下げられてしまう。
そこから四方八方に置いたフライパンを全て同時にさばき、最強のチャーハンを作っていく源さん。その中で、ふるったチャーハンの対空時間がえげつなかったり、源さんの動きが早すぎてスローモーションに見えたりする。綺麗に煽りすぎて米が雪に見える幻想的なワンシーンも。

ユウガさん「最強の、って言うぐらいやから秘訣を知りたいのよ俺は!」
源さん「秘訣は、コミュニケーション!」 
ユウガさん「どういうこと?」
源さん「美味しくなあれ、美味しくなあれ、生まれたきてくれてありがとう、コップンカー」
ユウガさん「タイ米混ざってる!!?!?」

最後そのタイ米により最強のナシゴレンが完成した。

源さん「仕上げにいちごジャム!」
ユウガさん「絶対いらんわ!」

オフショットでも目がバキバキすぎてオフ感がない源さん
ユーペイさん?


⑥ベビーコミック

左:姫野 さん
右:永見 さん

コンビ結成から躍進が止まらないベビーコミックさん。着実にお笑いファンの心を掴んでいっているのが分かる。「ベビーコミックさんらしさ」を見れると、客席が期待しているのだ。結成されてすぐのライブに一度足を運んでいるのだが、舞台を重ねるごとに姫野さんのキャラクター大爆発が加速しまくっている。ありし日の柳原可奈子さんを彷彿とさせるような憑依がどうしたって面白い。永見さんも、姫野さんのはつらつとしたボケを見やすくするアシスト的ツッコミがとても良い。お二人の声のバランスが好きだ。男女コンビであることをしっかりといかしたネタは強く印象に残る。

ネタ「バスガイド」

姫野さん「皆さん!どうも発、もうええわ行き、爆笑の3分間をお楽しみください♪……どうぞー!」
永見さん「できるかー!そんなん言われたらハードル上がるわ!」

掴みのノリをそのままに、バスガイドがやりたいと言う姫野さん。永見さんにツアーに参加するお客さんをやるように指示してコントイン。友達もいないだろうし、1人で来いとのこと。

姫野さん「本日はご参加ありがとうございます!オカンと申します!今回は唯一1人で参加されている永見さんも楽しめる内容となっていまーす!!」
永見さん「わざわざ紹介せんといてください!!」

オカンを名乗っただけあって、「あったかくして寝えや」などオカン的発言は挟まれる。席を後ろに倒すときは一声かけるように伝える姫野さん。これをやらない奴は人間じゃないとの厳しいコメント。しかし自分は一声かけずに全力で椅子を倒す。座席の兼ね合いで永見さんの隣に座る姫野さん。19時からミスチルのライブがあることが楽しみな様子。

姫野さん「皆様!海です見てください!皆様から見て左が日本海で、右が太平洋です!」
永見さん「………………………ここどこやねん!!!!」

そんな細いところは無い

渋滞にはまり、ミスチルのライブに遅れることを危惧する姫野さん。プランに組まれていたお食事を3分で済ませるように強制。こういう時こそ音楽をかけてリラックスしようと提案するも、運動会の時のかけっこの音楽が流されて、永見さんの一人旅はバスガイド姫野さんに焦らされておわった。

良い袖写


⑦ともこ

左:弓 さん
右:僕橋 さん

3歳からの幼馴染コンビ、ともこさん。コンビ名は、お互いの共通の友人(もう一人の幼馴染)のお母さんのお名前からとられた。「ともこ」としてNSCに入学する前に、「トモコ」としてM-1に出た経歴もある。

ネタ全体を通して、こんなに間をとるコンビ他にいない。二人とも人生10周目みたいな雰囲気を醸し出している。「1165歳です」といわれても「せやろな」となる。実際は2000年生まれだ。弓さんは現役大学生。
世にも珍しいダブルロン毛と、山奥から人里目指して降りてきたと言われても「せやろな」となるその人ならざる者感は、瞬く間にカルト的な人気を集めそうだ。二人で一つの脳みそ共有してそうやし。知らんけど。そしてどことなく漂うDr.ハインリッヒさん臭。ネタの終わり方がいつも強制終了なのが後を引く面白さで癖になる。

ネタの始まりが大体、
弓さん「この前……」
僕橋さん「……ほお」
なのも良い。ここの真似、今年の地味ハロウィンで流行るやろ。

ツッコミの僕橋さんは「鬼ギャル」であることを自称する。初めて聞いた時は、ネイルとかしてはるしファッションがギャルか…?と思っていたのだが、僕橋さんの鬼ギャルはおそらく精神に由来するほうの鬼ギャルだ。ギャルは全てに肯定的で、何かを受け入れないときもそれを上手に表現するので。知らんけど。

鬼ギャルショット

余談だが、ボケの弓さんのことを、同期芸人の文句・狂犬さんが「弓……色気あるよな……」といつかのラジオで言っていた。なんかめっちゃ怖い。早く逃げてほしい。

良い判断
因縁生まれてる


ネタ「ギリシャ人」

弓さん「この前、排水口から、」
僕橋さん「ほお」
弓さん「そばを持った、ギリシャ人が出てきた」
僕橋さん「………なんでやねん、……とかで、大丈夫?」

弓さん「その時頭にメロディが浮かんだ」
僕橋さん「……」
弓さん「♪暮らし安心クラシアン
僕橋さん「水のトラブルじゃ無いのに」

ギリシャ人が、「このおそばは誰かを喜ばせないと食べれませんと」告げてくる。ギリシャ人は僕橋さんを喜ばせるために排水口から出てきたのだと言う。文化の違いに戸惑う僕橋さん。日本人が喜ぶ言葉を言って、おそばを食べることを宣言するギリシャ人(にコントインしている弓さん)。

ギリシャ人「ガーシーの口に大きな口内炎ができました」
僕橋さん「よっしゃあ!」

おそばにありつけたギリシャ人

おそばをいただいたので帰ろうとするギリシャ人。タクシーを手配しようとする僕橋さん。しかし、突然テルーの歌が流れ出し、ギリシャ人の背中から翼が生え、帰っていく。しかしそこでクラシアンが駆け付けてしまい、水のトラブルとして解決されてしまいそうになる。最後もみくちゃになるが、和解のダブルピースを決め、おそばを勢いよく食し無事ネタ終了。

中MCを挟み、次の6組が呼び込まれる。


⑧七輪

左:とよはら さん
右:阪本 さん

ダブルメガネ、黒髪、黒スーツ。七輪さんはいつ見ても佇まいが良い。とよはらさんのインナー見えてるの気になるけど。阪本さんの声は思ってるより5倍ぐらいデカくていつもちょっとびっくりする。
44期生の主席を決めるためのライブ、「大ライブ」で七輪さんは準優勝だった。とよはらさんの飄々とした雰囲気から生まれてくるボケは、ボケていると言うより「本人が本気でそう思っていることが変」のように感じさせられて、七輪ワールドに引き込まれる。
そんなとよはらさんのキャラクターを活かしたネタを書く阪本さん。阪本さんのストレートな「なんでやねん」はめちゃくちゃ良い。フォーマットで漫才をされることもあれば、そうでない時もあり、七輪さんのファン曰く最近はコントインするネタもあるようだ。
とよはらさんは学生お笑い時代、M-1でナイスアマチュア賞をとっている。その時の相方さんも学天即の奥田さん感があった。阪本さんも良い声と安定感から、どこか奥田さんみがあるので、とよはらさんはこういったタイプの相方さんと波長が合うのだろうと思う。
以前同期の方のラジオにとよはらさんがゲストで出演していた際、喋りが面白すぎて死ぬかと思った。お二人でラジオとかしはったら良いのにと心から思っている。

ネタ「子どもの頃の遊び」 

子どもの頃にした遊びが今やっても案外楽しいと語るとよはらさん。当時「村1番の快速」と呼ばれていた意地があると、走る系の遊びの話をするが、その内容をよく聞いてみると鬼ごっこかと思いきや鬼ごっこでは無い。「トローコトロコ」(?)(ちょっと聞き取れなかった。違う言葉を言っていたかもしれない)だという。阪本さん、デッカイ声で「知らん知らん知らん知らん!!!!!!!!」
とよはらさんの村で700年前からあるもので、鬼が子供をとって食う遊び。村で1番醜い子が鬼をするルールだそうだ。その後も昔の遊びを聞いていくが、どれもローカルすぎて阪本さんは混乱させられていく。

阪本さん「今はじゃんけんで鬼きめるよ」
とよはらさん「じゃんけん……?」
阪本さん「グーとチョキとパーの三つの手で、それぞれ弱い強いがあるやつやん!」
とよはらさん「俺の地元にも似たような遊びある」

グーチョキパーの代わりに、カエル・ヘビ・なめくじを使用すると言う。ルールが曖昧でじゃんけんのような明確な強弱がない。
他の遊びで共通項がないか探る阪本さん。だるまさんがころんだで一致しかけたが、ルールを聞くとまた内容が違う。遊びというよりも儀式。普通の遊びはないのか聞くと、「罪と罰」だと答えるとよはらさん。その概要を聞くと、「脚でやる野球」と返ってくる。阪本さんの鮮やかな「キックベースやないか!!!!!!!!!」で〆。

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ひょっこりとお顔をのぞかせるとよはらさん 


⑨銀矢倉

上:鶴 さん
下:愛 さん

銀矢倉さん名物、ダッシュ入りでサンパチの前まで登場。お馴染みの挨拶「ぎぃぃんやぐらと申します!!」の前に、最近は「行きます!」と大きい声を出す前の注意喚起を挟んでくれるから、びっくりせずにご挨拶を聞ける。
愛さんのスーツの中のシャツと、靴下の色が変わっていた。皆さんちょこちょこ衣装を変えだしていて、見ている観客は楽しい。

愛さんの本名は山田翔大さん、鶴さんは城田裕作さんなのに、どうして愛と鶴になったのだろうか。由来が知りたい

鶴さんは髭が濃すぎてこめかみまでいっているので、顔全体がだいぶ青い。自分は最近、影で鶴さんのことを「地球」と呼んでいる。青いので。

The earth was bluish.
(Alekseyevich Gagarin, 1934-1968)


M-1 2022ではTOP3に入り、YouTubeに動画が載る。辛辣なコメントがつきまくっているが、銀矢倉さんはこのまま突っ走ってほしい。ずっとこのままのスタイルを貫いて、時代側を銀矢倉さんに追い付かせてほしい。

ネタ「昨日買ったレモンの入れ物が見当たらない」

ちょっとどんな流れだったかは理解できなさすぎて忘れてしまったが、とりあえず気づいたらお二人がレモンになっていた。
生搾りレモンサワーなどを作るために使う銀のステンレスのあれを使うと、果肉が残って勿体無いとレモン(愛)くんが言う。

ネタ中で銀のもっこりと呼ばれていた

しかしそれをレモン(鶴)さんが分かってくれない。搾り取る実演をしてみるも伝わらない。レモンくんがレモンさんになぜ分かってくれないかを問いただすと、舞台袖に二人がはける。
そしてレモンの被り物をかぶって再登場。

怖い

この頭には仕掛けがされており、頭頂部が剥がれて中からピンクの果肉がのぞいた。鶴さんはレモンではなく、ピンクグレープフルーツだったといオチ。オチ、なのか……?
ゴングがなる直前に滑り込みでネタが終わり、このネタで時間が計算され尽くしていることを愉快に思った。

良い袖写
同期のアラサーチームはとても仲良し

⑩おぼろげ豆

左:平田望
右:てっぺーさん
平田望は平田望であり、「平田さん」とかではないのだ

あまり「天才」という言葉は使いたく無いのだが、才能に言及せざるを得ないのがおぼろげ豆さんだ。
ネタ製作者・平田望は感性が独特。常人には理解できないような、という意味ではなく、着眼点が細かすぎたり、誰しもが何も思わずスルーしてしまうところをキャッチする、といった意味のほうだ。色々なところにアンテナを張り巡らせているのだろうと思う。

その感性の爆発は、同期の4名(元かわいい恐竜・ゆいけーごさん、あの音・内藤さん、満丸・巻野さん、平田望)のYouTube、「喋るやつ」で見ることができる。特にこの回の「天国行き」の回答が面白すぎる。声出して爆笑した。初回の妄想も最高だ。
NSC時代、M-1でナイスアマチュア賞にも選ばれていた。自分はこの動画をなんとなくで見たことがあり、大ライブで彼らを見た時にどこかで見たことあるネタをやっている人がいるな……と思った。後から調べたところおぼろげ豆さんであることが一致し、感動したことを覚えている。

相方のてっぺーさんは、良い意味でめちゃくちゃアホっぽいというか、脳直で話す感じが面白い。ラジオを一度聞けば誰しも一発で彼のことが好きになってしまうだろう。
ひとたびネタとなると、てっぺーさんのそんな愛されキャラクターの面影はゼロになり、平田望のネタをやり切る完璧なプレイヤーと化す。おぼろげ豆さんのネタは、たぶんパーソナリティが透けないからこそこんなにも面白いのだと思う。何者か分からない人たちから繰り広げられる奇抜なネタは唯一無二だ。おもしろ荘とかでハネそうだなといつも思う。

ネタ「誕生日プレゼント」

てっぺーさん「誕生日っていつやっけ?」
平田望「今?」
てっぺーさん「さっさと、とっとと、まんまと答えやがれ!」
平田望「なんてツっこんでほしいん?」
てっぺーさん「ちょっと、口臭いかも」
平田望「まず、傷ついた!!!!!」

平田望、なんかいつもよりもてっぺーさんがキモいことを言及しつつ、誕生日が2月15日であることを答える。すると、てっぺーさんが「へえ〜」終わらせる。

平田望「何がなんでも広げろ」

誕生日プレゼントをあげると言うてっぺーさん。候補が複数あると言う。平田望はサプライズのほうが良いのでその候補を聞きたく無いと言う。しかしてっぺーさんは、そういうのは必要ないプレゼントだと言う。平田望、そんなプレゼントはないと言うも、てっぺーさんが勝手に候補を発表し出す。

走り込みをして、
発表するシステム

てっぺーさん「青い、ワニ!」
平田望「♪ズグンドゥンドゥドゥ〜ン」(ツっこむ動作にリズムがのせられる)
平田望「そうよ、違うことしたよ、ただそれぐらい違うこと言うてたから」(同じだけの違うことをぶつけて相殺した)

次の候補を促す平田望。走り込むてっぺーさんに「不細工な動き」「あんまり好きじゃ無い」」小言を挟む。

てっぺーさん「青い、ワニ!!」
平田望「♪ユルンメンスル〜ン」

強いて言うならラコステのお洋服が欲しいと言い、てっぺーさんが平田望にガブリと噛みつきネタ終了。

良い袖写

⑪あの音

左:内藤 さん
右:べっち さん

NSC卒業後に結成されたあの音さん。べっちさんが前コンビを解散されたその1ヶ月後ぐらいに内藤さんも前コンビを解散。内藤さんが、在学中1回だけ10分喋っただけのべっちさんと組んでみたいなあと思い、人伝てにラインを聞いて電話で口説いたとのこと。引く手数多かと思いきや、自分からしか声をかけられてなかったみたいでラッキーだったといつかのラジオで話していた。
そんなラッキーで結成されたとは思えないほど、見るたびに面白くなっていくあの音さん。お互いの好きなところは、内藤さんはべっちさんの見た目(喫茶店を探して歩いている時、その後ろ姿が格好良かった)で、べっちさんは内藤さんの発想(全ネタおもろい)だそう。
内藤さんは、あの音というコンビのことを「優等生と落ちこぼれのコンビです」と表現していた。NSC時代の出席率が1:9で、二人足して100%になるとのこと。
今回は、年内最後のUTYでチョイスしたネタ「よさこい」のフォーマットだった。前回の同期ライブでもやっていたネタだ。今までは型という型のない漫才をしていたため、これをフォーマット化するのか!という楽しさがあった。
回を追うごとに内藤さんのネタ中のお顔の険しさと、べっちさんのドタバタコメディモーションが加速していく。

ネタ「妹」

妹さんがおしゃれなイヤリングをつけていたことを楽しげに話すべっちさん。首ぐらいまである長さで、先端に横棒の針がついたデザインだという。観客に妹とかいます?と投げかけるべっちさんに、内藤さんが神妙な面持ちでそのイヤリングはただのイヤリングではないことを告げる。

内藤さん「そのイヤリングの針、毒針やわ」
べっちさん「毒針?」
内藤さん「歩くたびにその先端が首にチョンチョンチョンチョンってなって毒が注入されていく、毒針のイヤリングやわ」
べっちさん「そんなわけない」
内藤さん「妹って兄が理解できへんものに急にハマったりするやん、韓国のアイドルとか、フラフープとか。その道の先にあるのが、毒針のイヤリング」
べっちさん「……」
内藤さん「……」

顔を見合わせるお二人。

べっちさん「……………やばいやん!!!!もう毒針まできている、お母さんに知らせなければ」

そんな状態で遊園地とかに行っていると告げる内藤さん。楽しくなっちゃって首にチョンチョンチョンチョンとなることや、ジェットコースターのカーブで首にチョンチョンチョンチョンとなってしまうことを危惧するべっちさん。
内藤さんも妹がいるとのこと、どのように妹を守っていたかを聞くべっちさん。しかし内藤さんの妹は、そのイヤリングの先端が毒ではなく雷だという。もう絶対HUNTER×HUNTER好きやろ。

内藤さん「大晦日に俺の妹とお前の妹戦わせよ」
べっちさん「RIZIN?」

種目をフラフープに指定する内藤さんと、それじゃお互い自滅だというべっちさん。
タイムオーバーで終わってしまった為、いつか完全版が見れることに期待。

そういえば、べっちさんの衣装がノーカラーのものから
ビッグシルエットの白シャツにマイナーチェンジしていた
45期のアシスタントのお二人のオフショット
お2組でバチバチしたがっている、本当は仲良しの國玄さんと内藤さん

⑫裸虫

左:Tsu-San さん
右:一瑳ボン さん

鬼才・裸虫さん。多分地球出身じゃないのかも?Tsu-Sanの髪が伸びて少し緩和されたが、ダブル坊主だった時めっちゃ怖かった。
初見の人は裸虫さんを見るとびっくりしてしまうと思うのだが、ツボにハマるのも時間の問題だ。まずは裸虫さんが何者なのかを理解することを勧める。YouTubeで最高のネタと最高のリリックが聞ける。お友だちは、「結局はぶりこき男が至高」と語っており、自分もそれに強く同意をしている。ぶりこき男ってネタタイトル、何?
あと、チュパチュパピッツァのことをまだ知らないあなたは時代遅れかもしれない。


ネタ「相撲」

※メモを熱心に見返したが、どうやってレポに起こせばよいのか全く分からない。助けて欲しい。あと、どちらがどちらのセリフかも思い出せない。想像に任せる。

「相撲しよ」「桃食べたい」
「相撲したい」「桃が食べたい」
「相撲しよ」「……もも?」
「相撲しよ」「もも?」
「なんで伝わらんねん、相撲」「すも?」「もも?」
「……すもも?」
すももでも良いとテンションが上がるボンさん(Tsu-Sanだったかもしれない、もう分からない)

このパターンで、
「お相撲」→「お寿司」
「どすこい」→「ドンタコス」
「相撲」→「スモーカー」と話が噛み合わない。

一度はスモークサーモンで落ち着きかけるも、相撲をちゃんとしようという話に戻る。しかしガショレーゼプリン(?)とガショレーゼホイップクリーム(?)で作ったカロリーボムを食べ、相撲をせずとも丸くおさまった。

自分でも何を書いているのか分からない。ごめんなさい。ただ、めちゃくちゃ面白かったことだけは確かだ。

自分が文豪だったら、もっとちゃんと裸虫さんのネタのレポが書けたのだろうか


⑬宛先プレーン

左:荒木さん
右:たかまんさん

44期主席の宛先プレーンさん。コンビ名は、お互い持ち寄った単語を組み合わせてつけられた。
コントも漫才もこなせる両刀。ネタのひとつひとつが凝った設定、ファニーな展開をもっており、パーソナリティをいかしたもので見応えがある。

荒木さんは、お笑いオタクであり、ドM。有名なドMエピソードとして、オナクラの嬢の足を足首まで食ったというものがある。舐めるとかじゃなくて。おそらく口に伸縮性があるのだろう。人の足って、20cm以上は絶対にあるわけやし。
たかまんさんは、現役サラリーマン。この現役サラリーマン芸人という肩書きのインパクトも、「喉奥まで足首をいく男」の前では輝きを失う。正式な役職としては広告代理店の上席支店長代理?ならしいが、やっぱり「喉奥まで足首をいく男」のほうがどうしたって記憶に残る。
同期の文句・狂犬さんが、自身のパーソナリティを端的に表した言葉である「エロガッツ(身体を張るガッツがあるし、どうしたってエロが抑えられない)」としてR-1に出ていたので、荒木さんも「ドM伯爵」とかでR-1に出てくれることを期待していたのだが、残念なことに「荒木活動」としてR-1に出ていた。活動すな。ドMだと言え〜〜〜〜〜!!(ドン!)(ドMであることを発信して欲しいルフィ)

余談だが、荒木さんの長野だけ大好きなbioが気になる。他の県も愛してあげてほしい。

自分は三重県在住だ。三重県、好きやないんかな

荒木さんのTwitterは芸人さん仲間とのリプライがずっとクスクスくる面白さだ。

きつい

ネタ「譲れない」

荒木さんは気になる女の子とデートに行く練習をしたがる。たかまんさんは取引先で相手の社長に謝罪する練習をしたがっている。お互い自分の練習の方が大事だと主張し合っていくも、どちらの重要度もえげつないもので、どちらが練習の権利を得るか喧嘩になるネタ。

荒:女の子がデートに自分のお子さんを連れてくる
た:謝罪に行く社長がフランス人
荒:女の子に「忘れられない1日にしてあげる」と言っちゃった
た:社長があの頃の細木数子ぐらいキレてくる上に小指ない(198cmの坊主)、初期のPRIDEで桜庭に勝った
荒:女の子が清楚でエロい

色々とやり合うが、結局はたかまんさんのほうが仕事なので大事という結論に。荒木さんが譲り、たかまんさんの謝罪の練習をしようとするが、198cmのフランス人マフィアの役は流石にできず練習は断念された。

良い袖写

中MCを挟み、ラストの5組が呼び込まれ最終ブロックスタート。

⑭ぺ

左:カク さん
右:ヨシオ さん

44期のお調子者兼問題児ヨシオさんと、44期随一のブレーンの持ち主カクさんによるコンビ。まれに漫才もやるが基本的にはコントだ。

自己分析した結果、自身から何かをやろう!とアクションは起こせないし頑張ることもできないと思ったヨシオさんは、自分を最も活かしてくれる相方を求めてNSCに入学。引く手数多だったが、その中で最も条件に合った人材であったカクさんとコンビを組む。
カクさんはヨシオさんのお顔に一目惚れ。コンビを組んで随分経った今も、「顔おもろすぎる」とベタ惚れのご様子。ヨシオさんは自分のお顔が「おもしろい」という扱いを受けていることにいまいち納得いっていないようで、「地元とかで言われたことないけどなあ…」と返していた。

ぺのお二人は多分仲良しさんだと思う。こちらはネタ合わせに2時間半遅刻されているとは思えないコメントのヨシオさんと、笑顔でヨギボーを運ぶカクさん

ネタ「ポリンキー・マンマミーヤ」

警告音と共に「緊急事態発生」のアナウンス。宇宙船の損傷レベルが5に到達し、近くの惑星に不時着することに。
カクさん扮する宇宙飛行士の元に、ヨシオさん扮する異星人が語りかけてくる。

宇宙飛行士のカクさんと、異星人ヨシオさん

異星人「♪ウマンマミーヤ ウマンマミーヤ ウマンマミーヤ〜〜〜〜〜」
宇宙飛行士「脳内に直接語りかけてくる〜〜〜!」

そして流れ出すDef TechのMy Way。謎にカバー版で曲調がしっとりしていた。

宇宙飛行士「脳内でMy Way歌うな〜〜〜〜!!」
異星人「どっから来たん?」
宇宙飛行士「えっ?えっ?喋れるん?じゃあこれ(脳内に直接話しかけてくるの)何?」
異星人「申し遅れました、私この星の女王、ポリンキー・マンマミーヤです」

マンマミーヤが宇宙飛行士の心を見透かし、宇宙船が損傷して困っていることを理解する。そして自分たちが直してあげると申し出る。この星に伝わる幸福の舞を踊れば、大抵のことはうまく行くという。そしてマンマミーヤが、踊る戦士たちを呼び込む。同時に流れ出すRRR。そしてめちゃくちゃ笑顔で踊りながら登場する、同期の皆様。もちろんダンスはあの有名なやつだ。

同期の愉快な仲間たちが入場。釈迦虎・岡本さん、桃源郷・ヲトミさん、ウリ・ムッチョさん

最初は戸惑う宇宙飛行士だったが、曲の盛り上がりと同時に一緒に踊り出す。困惑していたお顔からキリッとなる瞬間が面白すぎて、客席からちょっと歓声上がってた。

宇宙飛行士に迫り来る異星人

最後は宇宙船の損傷が直り、無事END。ぺさんは前回YES THEATERで出番があった際、ただひたすらにサーカスをするという伝説を残していたのだが、今回は同期を巻き込んだ上で踊るという伝説を残した。YES THEATERは、ぺさんのためにあるのかもしれない。

これが反則であることはわかっていたのだが、ちょっともう面白すぎた。投票してはいけないと思ったのだが、「自分が面白いと思った」という事実には抗えず3番目に投票を決めた。コンビ2人だけの力で、一番強いネタを真摯に持ってきた皆様、ごめんなさい。最後まで投票を迷ったのはおぼろげ豆さんだった。

戸惑っていた瞬間が思い出せないほどにマンキンで踊る
宇宙飛行士
嫌なオフショット
ウマンマミーヤ
チームで掴み取った大爆笑。人選が良すぎる

⑮ゆうらん飛行

左:かの子 さん
右:國玄 さん

超正統派漫才師、ゆうらん飛行さん。まれにコントもされるが、コントも同じく正統派だ。
かの子さんは、例えばドリームマッチ的な企画に出たとして、誰しもが欲しがる相方だと思う。コントインのキャラクターの幅は勿論、アナウンサーばりの喋りやダンサーばりの動きも一級品だ。なんでも出来るにも程がある。國玄さんが鬼のようなネタ数を書き上げているが、その全てはプレイヤーがかの子さんという万屋であることが大前提だろう。
國玄さんはNSCに入る前からお笑いをされていた。他の達者な1年目の方々と比べた時、笑い待ちの間をうまくとるところなどを見ると、場数の多さを感じる。クレバーさや守備範囲の広さを感じるネタのバリエーションは、ライブに通うお客さんを飽きさせない。

今回ネタが始まる前、ひとつ前のぺさんが反則であることをしっかりと指摘してくれていた。かの子さんはナートゥのダンスで入場。

國玄さん「ぺのことはゆっくり忘れていってくださいね〜〜〜〜!!!!ゆうらん飛行の時間ですよ!!!あれは反則ですからね〜〜〜〜〜!!!!!!!」

指摘されたのにも関わらず票を入れてしまって、本当に申し訳ない。ゆうらん飛行さんだからこそぺさんをいじって片付けられたので、出順がこれで本当に良かった。ご本人方はたまったもんじゃなかっただろうが。

ネタ「女子アナになってチヤホヤされたい」

よしもとを辞めて女子アナに転身するとコントインするかの子さん。しかし、人の不幸でわろてまったり、スポーツなどが分からずアナウンサーには向いていないご様子。
上司に謎に気に入られて、お昼のニュースなど色々と仕事を振られるも、無茶苦茶かますかの子さん。占いで1週間さそり座を最下位にしたりする。先輩も、年下だと分かった瞬間喧嘩を売る。
でかい顔をしていたが、いざ自分の出番となると緊張しまくってこの世にない言葉を羅列してしまうかの子さん。

かの子さん「いらっしゃいませ!!地下鉄難波駅でパンダの赤ちゃんが三打数二安打の活躍!!」
國玄さん「何ニュースか混ざってる!!!」

初出番終わり、中卒の先輩から声が小さかったことを指摘されるもごちゃ混ぜになっていたニュース内容については指摘されずセーフ。

冒頭にぺさんの反則を叱っていたせいでなんの罪もないゆうらん飛行さんがタイムオーバーになってしまった。ぺさん、咎められるべき。

良い袖写

⑯ペルシャ

左:小山 さん
右:紙村 さん

天からのギフトである高音ボイスをもった小山さんと、小山さんの魅力を引き出すネタ書きの紙村さん。
チーモンチョーチュウの白井さん、ナイチンゲールダンスの中野さん、最近解散してしまったが元ぴんどめ蟹の森さんを彷彿とさせる小山さんの声は、大勢が出演するライブでも必ず記憶に残る。声おもろ、の後にツッコミおもろ!が追いかけてくるので一粒で二度美味しい。余談だが、いっとき歯磨きしている様子を毎日動画に載せていたのが怖すぎてSNSのフォローをはずしてしまった。
紙村さんは同期芸人の皆様とルームシェアをされている。ミステリーハンター芝さん、赤澤さん、ムッチョさんという穏やかそうな面々のお家だ。紙村さんはよく芝さんに怒られているらしい。
紙村さんは絵がお上手だ。Twitterではクスッとくる4コマ漫画を載せている。

ネタ「占いにハマっている」

紙村さんが小山さんの前世占いをするというネタ。このネタおもろすぎる。ペルシャさんのネタの中で一番好きだ。
生年月日などを足して占いに使用する数字を算出するのだが、「2」と「1」が出た段階で落胆する紙村さん。

紙村さん「絶対ピラニアや……」
小山さん「なんでここまででそんな絞れんねん!!」

しかしよく聞いてみると、もしかするとピラニアではない可能性が出てくる。紙村さんがしっかりヒアリングすると、やっぱりピラニアだった。

紙村さん「じゃあピラニアやんけ!!じゃあ〜ピラニアやんけっ!しんどいしんどい!」
小山さん「なんでそんな言われ方せなあかんねん!!」

そもそもピラニアの何があかんねん、という面白さが追いかけてくる。紙村さんの顔芸と、小山さんの高音ツッコミが面白すぎる。次に来世を占ってみると、絶対にピラニアの稚魚だという紙村さん。最終的に小山さんの来世はピラニアの稚魚の群れだという結論に至った。前世ピラニア、来世ピラニアの稚魚でピラニアバーガーだそう。

おとなしそうなお顔の方がされる顔芸は破壊力がある
良い袖写

⑰軍艦

左:梅野 さん
右:仁 さん

44期の出世頭軍艦さん。お笑い界では、もうその名前を知らない人の方が少ないだろう。なんと言ったって、あの金属バットさんたちとのユニットライブが始まるのだ。自分も例に漏れず44期の皆様のことは軍艦さんのM-1での躍進をきっかけに知った。ここまで名が広がると、特に自分から紹介することもないと思うため割愛する。

ネタ「心霊現象」

仁さんが最近家に帰りたくないと言う。その理由は、ライトが勝手についたり消えたり、心霊現象が止まらないのだそう。しかしよくよく聞いていくと、ラップ音が8ビートで鳴り止まなかったりで、心霊現象というよりはダンスフロアなのではないかという展開に。
何か映るかと思って部屋で写真を撮ってみると、メロイックサインの手が映ってダンスフロアが確定する。

仁さん「枕元に人の気配して、髪長い人が立っとるねん。ヘッドフォンもつけてて、ニューエラもつけてる」
梅野さん「DJやん」
仁さん「ごっつい低い声で喋りかけてきて。今日は楽しんで行って下さーい!みたいな」
梅野さん「DJやん」
仁さん「俺の身体の上にターンテーブル置いてDJし始めた」

怖くなった仁さんは必死で南無阿弥陀仏を唱える。しかしそれもビートにのせられ、そういうヒップホップのようになってしまう。次の日家に帰ってくると、また違う展開が。

仁さん「家帰ったらなんかワンドリンク制です言われて」
梅野さん「クラブやん」
仁さん「払って」
梅野さん「誰に?」
仁さん「ハイネケンもらって」
梅野さん「誰から?」
仁さん「ほんで朝まで踊った」

軍艦さんのネタは、どれもコントインできそうな題材なのにコントインせず、あくまで仁さんの実体験のように進めていくのが面白い。梅野さんがそれを傍観している構図も良い。

良い袖写
来年のM-1も期待大だ

⑱ウリ 

左:ムッチョ さん
右:相田 さん

誰かの悪口を話す時しかお互いの目が合わないことでお馴染みのウリさん。それなのにあのネタ中の息の合い方はどういうことなのか。該当動画は削除済みだが、YouTubeチャンネルにて永遠にお二人のおケツが回転寿司かの如く連続して出てきた時はどうしようかと思った。スクショの添付はひかえる。

ネタ「なんでだろう」

出オチすぎたので、もうネタタイトルも出オチで良いと思う。お二人は赤と青のジャージで登場した。

相田さん「どうも〜テツandトモです」

出てきたのは、ウリさんじゃなくてテツandトモさんだった。

⑱ ウリ → テツandトモ

ムッチョさん改めてテツさん、相田さん改めてトモさん

ざわつく観客に合わせることなく、ネタをぐいぐい進めていくテツandトモさん。どうやらテツandトモさんがいつもの「なんでだろう」に頼らない漫才をしようとしている様子。
しかしテツさんが漫才なんてやりたくないと言う。漫才の中で、海の中で出汁が出ないのはなんでだろうをやりたそうなフレーズを入れる。トモさんがテツさんを叱責するが、テツさんは反抗する。

テツさん「わっかんねえなあトモさん」
トモさん「なにがだよ」
テツさん「昆布のネタもいいじゃんか」
トモさん「ググったらあれはでるんだよ…!」

正統派な漫才をしないなら解散するともちかけるトモさん。しかし、テツさんはトモさんの身体はなんでだろうがやりたいと疼いていることを感じ取る。

テツさん「…… ♪漫才をする時、下にジャージ着てるのなんでだろう」

ハッとするトモさん。

テツさん「♪漫才をする時、袖にギターあるのなんでだろう」

テツさんに指摘され、トモさんの抑えられなくなった衝動が爆発する。ジャケットをぬぎ、ギターを取り、なんでだろうを高らかに歌い上げる!!!

ギターが弾けないので、口頭で「ジャンッジャンッ!」と言うトモさん。客席に手拍子を求め、客席はもちろんノッた

自分のお友だちで、この世の全芸人の中でウリさんが1番好きな子がいるのだが、彼女は目をキラキラと輝かせて「ウリさんなら絶対ボケてくれるって思っててん!」と言っていた。そう、ウリさんはいつだって真面目に不真面目。ファンが期待する「何かやらかしてくれるだろう」というハードルを易々と飛び越えてくれる。

自分が以前拝見したライブでも、同期の皆様を乱入させてWWEのロイヤルランブルみたいになっていた。格闘技とお笑いはニアリーイコールだ。色んな人がネタに入ってくる中、相田さんが首謀者なのに1番巻き込まれたみたいな感じでツッこんでるのが死ぬほど面白かった。ムッチョさんのプレイヤー力もえげつないし、ウリさんはエンターテイナーだ。想像だにしない展開に、何度楽しませてもらったか。自分もだが、ウリさんの大ファンの彼女をここまで喜ばせてくれる芸人さんは他にはいないだろう。ウリさんは最高だ。

このギターを舞台袖から舞台上に出したのは、釈迦虎の岡本さんだったらしい

⑲ばか息子

左:バケットさん
右:レンジ さん

冒頭の桃源郷さんで44期きっての仲良しコンビと言ったが、ばか息子さんといい勝負だと思う。お二人はNSCで出会いコンビを結成したのだが、あまりの仲の良さにコンビ入学だと思ったと皆さんから言われている。
ラジオを何度か拝聴したことがある。レンジさんは比較的ネガティブめな発言が多く、バケットさんはそれを気に求めずガンガンお話を続ける。性格はあまり接点のなさそうなお二人だが、きっとコンビバランスが良いのだろうなと思う。
漫才とコントどちらもされるコンビだが、基本的にバケットさんが暴れがちで面白い。ずっと好きなことを好きなだけやっていてほしい。

ネタ「顎島」

名は体を表す

クラスメイトから顎のことをガンガンいじられるも、その悪意を可憐に受け流す顎島くん。起立、礼の時に顎が机にひっかかって礼ができなかったり、プリントを回す時に山田くんの頭を顎でラリアットしてしまったりする。
習字の時間では顎が引っかかってうまく字が書けなかった。しかし、顎の先が少しねちゃねちゃしているという特性を活かして、顎に筆を装着して顎で文字を書く顎島くん。山田くんがシンプルに「面白すぎるって!!!」とツっこむのが面白かった。

なんか刺さる「にんげんだもの」を描く顎島くん
良い袖写




③ED


白熱したバトルが繰り広げられ、投票タイムに。その時間を繋ぐために、桃源郷さん、おぼろげ豆さん、ペルシャさんが呼び込まれた。主にヲトミさんの一発ギャグで終わった。

ハムスターを見守るギャグ

順位は以下の通りとなった。


19位 … 171 (6票)
17位 …あの音 (12票)
17位 … 七輪 (12票)
16位 … ウリ テツandトモ (13票)
15位 … おぼろげ豆 (16票)
14位 … 桃源郷 (18票)
13位 … 銀矢倉 (20票)
11位 … ばか息子 (22票)
11位 … ペルシャ (22票)
10位 … 彼岸花 (28票)
7位 … 軍艦 (30票)
7位 … 宛先プレーン (30票)
7位 … ベビーコミック (30票)
6位 … 裸虫 (35票)
5位 … ゆうらん飛行 (47票)
4位 … ぺ (57票)

3位 … ナックラー (59票)

2位 … ともこ (60票)

1位 … 釈迦虎 (63票)

優勝したのは釈迦虎さん!

ご本人方の優勝予想はぺさんだった

釈迦虎さんが名前を呼ばれて嬉しかった。主催ライブがプレゼントされ、早速1月中に行われることとなった。流石釈迦虎さん。納得の1位だった。

そして自分が1番面白いと思って自信を持って投票した彼岸花さんは19組中10位だった。1位の釈迦虎さんより、余裕で2倍票が少なかった。なんでやねん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


蛇足だが、欠席したツインピークスさんにも2票が投じられていた。おいUTYあるあるの、その日ハマれやんくて勝ち上がるのが難しいであろう人に票を投じて分散させる戦法とったお客さんがここにもおるぞ(笑) シャバいことすな(笑)
好きな芸人さんの主催ライブを見たい気持ちが余ってつまらん投票をし、そうした行いが自分の応援している人の評価をも最終的に下げてしまうことが分からない刹那的なファンは帰りなさーい!(面白至上主義のしかるねこ)

この道に打ちこむと決めた芸人さん方は、たとえどれだけ時間がかかっても絶対売れて、今回優勝を逃したコンビだっていつか自力で主催ライブの権利を掴み取ってくれるのだ。
今回ここに呼ばれていない人も含め、44期には面白い人たちが揃っている。次の同期ライブではまた違った面々が見てみたい。

44期を好きになった時、この「好き」が本物かどうか確かめるために1つ上の43期、1つ下の45期、東京同期ラインにあたる27期、26期と28期、他事務所の1年目が見れるライブなどを見に行った。ついでにハイマンや学生お笑いも見てみた。若手のインディーズも見た。半年ぐらい自分の「好き」に疑いを持っていたが、様々なライブを見るうちに自分の目に自信が出た。やっぱり44期は特別面白い。自分は「芸歴1年目」や「超若手」が好きなのではなく、44期が好きなんだなと思った。

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