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【アイスランド】 奇跡の旅 Part1 「感動」


夢だったアイスランドへの旅行


私はいろんな国に行ってみたいと思っているが、その中でもアイスランドは1番行ってみたい国だった。

大好きなテレビ番組「クレイジージャーニー」での写真家の佐藤健寿さんの放送を見て以来ずっと気になっていた。

それ以外でもいろんな写真家が投稿していたアイスランドの絶景を度々目にしたり、好きな旅系YouTuberが一番行ってよかった国はアイスランドと言っていたり。

一度気になり出したら調べる手が止まらなかった。

そして行った人たちはみんな声を揃えて

「アイスランドは炎と氷の国」

と言う。

火山あり、氷河あり、さらにはオーロラもあり
といったようにアイスランドは自然の全てが詰まっている国。

だから絶対に行きたい国だった。

そして2024年10月、ついに行くことができた。
感動、奇跡の連続だったアイスランド3泊4日の旅を1日ずつに分けてnoteに残そうと思う。

この投稿では1日目についての日記を書いていく。



1日目 ついにアイスランド上陸!


朝6時半の飛行機に乗り、マンチェスターからレイキャヴィークへ。

リバプールからマンチェスター空港まではバスで1時間なので午前3時半のバスに乗り空港へ向かった。
3時はもはや夜中なのでめちゃくちゃ眠かった…泣

無事空港に到着、予定通り離陸して8時半ごろアイスランドに到着。
まずここでプチ事件が。

首都のレイキャヴィークには2つの空港があって、中心地に近いのが
レイキャヴィーク空港
そしてレイキャヴィーク空港から車で1時間ほど離れているのが
ケプラヴィーク国際空港

なぜかわからないけどレイキャヴィーク空港に到着するとずっと勘違いしてて、空港から街まで徒歩で行けて便利だわ〜とか思ってた。

そしたら到着したのはケプラヴィーク国際空港で、空港出てさあ歩こー!って思ってGoogleマップ開いた瞬間。

「え?徒歩12時間?」となりここで気がついた…

なんという初歩的なミス…泣

急いで市内までの行き方を調べたらバスしかないことが判明。
市内まではバスで1時間。チケットは往復7000円…

早速物価激高の洗礼をくらった…

買うしかないからネットでチケットを買い、バスに乗車。
ちなみにケプラヴィーク空港発のバスは時刻表がなく、毎回飛行機が到着してから1時間後ぐらいに出発するらしい。
(帰りのバスはチケット買う時に乗車時間を選択する必要がある!)

なんやかんやあったけど無事にバスに乗車。約45分でレイキャヴィーク市内に到着する。

もうね、市内までの道の景色からすごすぎた!!

見たことない雰囲気の景色。この国が持つ大自然を予感させてた…

ちなみに10月上旬のレイキャヴィークの気温は日中で5℃、夜は0℃かそれより寒い。
ダウンはもちろん、ニット帽と手袋も必須!足元は歩きやすくあったかく。




レイキャヴィーク市内到着!まずは教会へ


朝9時半ごろレイキャヴィーク市内にようやく到着。
朝早すぎてお店はほぼ空いてなかったのでまずはレイキャヴィークを象徴する教会のハットルグリムス教会へ行った。

行ってびっくり、ものすごく珍しい形の教会だった。
天気も快晴で良い1枚が撮れた!

ハットルグリムス教会

すごくない??なにこの形!!

かなり大きいのにシンプルな建築だから圧迫感がないというか、街にすごく馴染んでた。



朝ごはん調達!激うまパン屋さんと出会う


教会の後、時間潰すの兼ねて朝ごはん食べようと思ってパン屋さんを探した。
そしたら教会から徒歩3分くらいの場所に超おいしそうなパン屋さんを発見!

それがBraud & Coというパン屋さん

Googleマップでここのシナモンロールが最高においしいというレビューを見つけたのでそれを注文。

値段にびびってたのだけど、シナモンロールは1個770円くらいだった。
普通に考えたら超高いけどアイスランドでこの値段は奇跡的に安い…
(翌日に行こうと思ってたパン屋さんはサンドイッチが1個2600円だったもん…恐ろしい物価…泣)

これがこのパン屋さんのシナモンロール!

写真だとわかりにいくいけどめっちゃ大きい!
そして肝心の味は、最高に美味しかった!!

甘いシナモンのペーストみたいなのが練り込まれていて、表面はさくさく、中はしっとりもちもち!うますぎた。
コーヒーとの相性も最高…

2年前にフィンランドとスウェーデンに行った時に、スウェーデンがシナモンロール発祥の地だから毎日食べててその時を思い出した。北欧大好き!!

あまりに美味しかったので次の日もこのパン屋さん行った。




壮大な景色に圧倒、涙する


パン屋さんは道路に面しているのだけど、その道路から海が見えて歩いて行ってみた。

近づくにつれてどんどん開けていって、とんでもなく壮大な景色が見えてきた。

空がめちゃくちゃ澄んでいて濃い青だったから水の色もすごく青かった。
奥に見える山?も日本では見たことがない山肌で大地を感じた。

どこまでも広がる大空、とんでもなく青くて穏やかな海、広大な大地。
全部が一つの視界から入ってくるからその壮大さに圧倒された。

世界の大きさと、人間のちっぽけさが目に見えてわかるような気がしていつの間にか涙してしまった…

船の彫刻「Sun Voyager」



街を散策、秋が来ていた


圧巻の景色に感動した後は街を散策。まずは見た目が印象的なコンサートホールへ。

側面が太陽の反射加減や見る角度によって違った輝き方になるのでどの時間に見ても綺麗!



街はもう秋色に染まってた。

アイスランドなんて元々ゆっくりとした時間が流れているのに、この秋の景色も相まってさらに穏やかな優しい時間が流れている気がした。

街を歩いて思ったけど、レイキャヴィークはフィンランドみたいにムーミンが住んでいそうな雰囲気!素敵。



アイスランド料理のラム肉スープを堪能!


お昼はICELANDIC STREET FOODというレストランへ。
このレストランはアイスランドの伝統料理であるラム肉のスープが
で有名。

店内はかなり混んでた!

注文したのはもちろんラム肉のスープ!
大きなパンが器になっていて、その中にスープが入ってる。
これで3000円くらいだった気がする。

めっちゃ美味しかった!!優しい味付けで寒いこの国にぴったりな料理。

そしてここのお店はなんとスープのおかわりが無料!
さらにすごいことに、ラム肉のスープだけじゃなくてトマトスープをもらうこともできる!
両方飲んだけど、どちらも全く違う美味しさ!!

器がパンだから、スープとパンを絡めながら食べるのも最高に美味しい。
お腹いっっぱいになって体も芯まであったまった。




あまりにも美しい湖 チョルトニン湖


お腹いっぱい食べた後はまたお散歩。
レストランから徒歩5分くらいのところにチョルトニン湖という湖があったので行ってみた。

そしたらこれが、信じられないくらい綺麗な湖だった。

たくさんの白鳥、色とりどりの屋根のお家、美しい紅葉。
まさに「絵に描いたように」綺麗だった。

湖は20分ぐらいで一周できる大きさなのでのんびり歩いて素敵な景色を堪能した。

街にはいっぱい猫ちゃんがいる!




アイスランドの国民食 スキール


ホテルに向かう前にスーパーに行ってあるものをゲット。

それがこの、スキールというヨーグルト。

1つ280円くらい

スキールはアイスランド人の国民食とも言われるくらいよく食べられているヨーグルト。

めっちゃいろんな種類の味が売ってた。

かなりもったりとしていて、タンパク質がたくさん入ってる。
日本でも売ってるオイコスみたいな感じで、食べ応えがあるから1つでかなりお腹いっぱいになった。



ついにオーロラをみた


夕方に仮眠をとり、夜7時からオーロラ鑑賞ツアーに参加した。
オーロラを見ることは私の絶対に叶えたい夢のひとつだった。

今年の2月にカナダのイエローナイフに行くも、残念ながらオーロラを見ることはできなかった。

そしてついに今日、今度はアイスランドでオーロラリベンジ。
ツアーバスに乗ること約20分、オーロラ鑑賞ポイントに到着。

バスの中から見えた夜空は満点の星空。期待大!

そしてバスを降りた瞬間。



オーロラが見えた


しかもみるみるうちに夜空に広がっていく。

あっという間に夜空全体にオーロラが広がった。
また自然と涙が溢れてしまった。本日2回目。

でもそれくらい、言葉にする前に涙が出てしまうほど綺麗だった。


オーロラの色、大きさは一瞬で変わっていく。
赤から紫、緑、また紫、といったように。


そして一瞬で夜空に広がったと思いきや、今度はまるでカーテンのように動き出す。

この日1番のピーク時のオーロラ。強烈な緑が動いていた。


これが自然の原理によって生まれているなんて…
本当に、信じられないほど綺麗だった。


オーロラを見ることは多くの人の夢だと思う。
死ぬまでにオーロラを見たいと、私も思っていた。

日本に住んでいるとオーロラを見るためにはとんでもなく遠い外国に行かないといけない、と思っている人がいるかもしれない。

日本からアイスランドに行くには1日以上かかるから確かに遠い。
だけど人生のうちのたった数日を使うだけで、その後の人生の価値観が変わると思う。

1度きりの大切な人生が、さらに大切なものになるはず。
私は今までも辛いことがあるたびに大切な記憶を思い出していた。
このオーロラもこれからの人生できっと何度も思い出す。

アイスランド以外でも、カナダでも、フィンランドでもオーロラを見ることはできる。

みんなに観てほしい。いつか絶対に観てほしい。

私は家族にみせてあげたい。
家族と一緒にオーロラを観ることが新しい夢のひとつになった!


Rainbow Street


〜アイスランド奇跡の旅 初日編 完〜



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