【アイスランド】 奇跡の旅 Part2 「出会い」
2日目開始
アイスランド2日目は朝からツアー参加のため、早起き頑張った!
集合場所に向かう前に昨日と同じパン屋さんで朝ごはんをゲット。
クロワッサンとプレッツェル食べた。
もちろん激うま!
1番人気!ゴールデンサークルツアーとは?
アイスランド旅行2日目に参加したのはゴールデンサークルツアー!
このツアーはアイスランドのツアーで1番人気らしい。
レイキャヴィークを出発して1時間ごとくらいに観光スポットを巡るツアーで、時間も全部で8.5時間とちょうどいい長さ。
アイスランドの素晴らしい自然をテンポよく観ることができるので超おすすめ!
1日中大型バスで移動するのだけど、私が乗ったバスは満席だった!
大人気。
集合場所での出会い
朝9時。集合場所にて奇跡的な出会いがあった。
私は1人で参加するため1人でバスを待っていた。
すると、ある女の子が話しかけてきてくれた。
話すと、その子も1人でアイスランドに来ていて、だから今日のツアーも私と同じく1人で参加するとのこと。
しかもその子は現在マンチェスターに2ヶ月滞在していて、私が住んでいるリバプールからめっちゃ近い。
一気に話が盛り上がってバスを待っている数分で仲良くなり、結果この日は1日中この子と行動した!
この子との出会いが運命の友達との出会いだったなんてこの時の私は知る由もない…
(byアイスランドから帰ってきて1週間後の自分より。詳細は次の投稿にて。)
いざツアー開始 ケリズ火口湖へ
まずはケリズ火口湖という場所にバスは到着。
さすがアイスランド。火山王国だからこそ火山湖という貴重な場所が存在する。
ぽっかりと地面が窪み、水が溜まっている。
写真では伝わりにくいけど、ものすごく大きい。
上の写真で人がすごく小さく見えるように、とにかく大きな火口湖だった。
火山湖を上から見るために少し登ると周りの景色を見渡せるんだけど、それも圧巻。
まさに世界の果てみたいな。そんな感じの景色。
虹が出続ける滝 グトルフォス
アイスランドには無数に滝があり、小さいものから巨大なものまで様々。
中でも今回見たグトルフォスという滝はものすごい大きさの滝。
フォス(foss)とはアイスランド語で「滝」という意味らしく、〇〇フォス、がたくさんあった。
そしてこれがゴールデンサークルツアーで訪れたグトルフォス
幅、水量、落差、全部が大スケールで本当にすごかった!!
これだけ大きな滝なので近くは水しぶきもすごくて超寒い!
そしてここの滝の1番の見どころは下の写真の左側にうっすらと写っている、虹!
凄まじい水量で辺りの空気は常に霧状の水になっているから、晴れている日には虹が出続ける。
私が行った日も雲ひとつない快晴だったため、何分見ていてもずっと虹が出ていた!
その瞬間ごとの風の強さによって水しぶきの量も違うので、虹もそれにならって濃くなったり薄くなったりする。
だからずっと見ていても飽きない!どの瞬間も綺麗だった。
ちなみに下の写真のように、白く見えるところは凍っている部分。
大自然のパワーを感じられる場所だった!
アイスランド・ホース もふもふの馬
グトルフォスの後はアイスランド・ホースという、名前の通りアイスランド原産の馬を見に行った。
この子たちは寒い国ならではの馬で、普通の馬よりも足が短く太く、毛がもふもふしている。
特にたてがみのもふもふが特徴的!
めっちゃかわいかった〜!
大迫力の爆発 ゲイシール間欠泉
お昼休憩ではゲイシールという場所へ行った。
ここは地熱活動によって至るところで湯気が上がっている。
ちょろちょろと流れている水かと思いきや80~100℃の熱湯だったり、ぶくぶくしている水面を見れたり、地球が生きている…と感じた場所。
そして最もすごいのが、約5分に1回大爆発する間欠泉。
こんな感じで水面がゆらゆら、ぶくぶくしてきたかと思いきや…
次の瞬間には大爆発!
かなり高くまであがるし、目の前で見られるので大迫力。
そして地味に面白かったのがこの光景。
みんな今か今かとカメラを水面に向けてるんだけど、写真だけ見たら人が円になって何もないところにカメラを向けててやばい集まりみたい笑
全身で秋を感じる シンクヴェトリル国立公園
お昼休憩で3500円のハンバーガー(ただのハンバーガーなのに…泣)
を食べた後はツアーの最終目的地であるシンクヴェトリル国立公園へ。
ここは巨大な国立公園で、「何もないところに全てがある」という印象の場所だった。
10月は紅葉真っ只中。
どこまでも広がる秋色になった大地、ポツンとある教会、川。
ひらすら美しい風景。
そしてこの景色の反対側は下の写真のような景観。
火山活動によってできた独特の岩の道が続いている。
空と川と大地すべてがこの場所で繋がっている、そんな場所だった。
この国立公園を散策してゴールデンサークルツアーは終了。
8.5時間でこんなにたくさんの名所を回れて大満足のツアーだった。
アイスランドが間違いなく地球にとって重要な場所であるということを、
身をもって感じることができた。
当たり前だけど、地球が今も昔も息をして世界を作り続けていた。
当たり前であり続けられるように守っていかないと。
足湯につかってオーロラをみる
ツアーは夕方に終了したのでちょうど日の入りが見られそうな時間だった。
2日目の今日はオーロラツアーを予約していなかったのだけど、昨日見た景色が忘れられなくて今夜もう一度見ようと決めていた。
昨日に引き続き天気も最高だったし、明日も快晴の予報だったので絶対に今夜もオーロラが見える気がした。
なので街からオーロラが見られるポイントはないかとGoogleマップで探した。
すると、徒歩約1時間の灯台の近くがオーロラ鑑賞スポットとして有名ということが判明。
日の入りも見たかったので頑張って1時間歩くことを決定。
いざ歩き始めると、灯台が目的地なので歩くのはずっと海岸線だった。
なのでめちゃくちゃ綺麗な夕暮れを見ることができた!
アイスランドの人口は約40万人らしい。
だから街を歩いていてもそもそも人が少なくて、ゆったりとした時間を感じる。
夕暮れと共に海岸線を歩くこと1時間、太陽が隠れるのと共にようやく灯台に到着。
するとここでツアーで友達になった子から連絡が。
私が夜オーロラ見に行くかもという話をしてたので、
「一緒に行ってもいい?」というメッセージだった。
もちろん!と返事をし、この灯台で友達を待つことに。
また会えると思わなかったので嬉しかった!
しばらくして友達と合流。でも海の目の前ということもあって19時の時点ですでに体が消え切っていた。
オーロラのピークは21時から22時の間と聞いていたので2時間も先…
街からも離れているのでお店も全然なくて体を温められずまずいな、と思っていたその時。Googleマップで信じられないものを発見。
それが
「「「足湯」」」
アイスランドで足湯!?こんな海沿いに足湯!?
信じられなかったけど徒歩5分だったので向かってみることに。
そして到着してびっくり。
「「「ガチの足湯だった」」」
これが実際の足湯!
友達も一緒になってまさかの足湯に大歓喜。
直径1mくらいの円状の足湯で温度は40℃くらいだったと思う。
足湯を手に入れた我々は無敵になり、足湯につかりながらオーロラを待つことになった。
しばらく友達と話していると途中で現地の人3人が来て、5人でおしゃべりしながらオーロラを待った。
オーロラが見えなくても常に夜空はプラネタリウムよりも綺麗な星空だから、いくら見ていても飽きない。
そしておしゃべりすること数十分。21時ごろだったと思う。
空にうっすらとオーロラが見え始めた。
じっと見ているとそれは昨日と同じようにどんどんと夜空いっぱいに広がった。
横状にカーテンのように広がったかと思いきや、数分後には頭の真上を通り越して180度逆の夜空にまでオーロラは繋がった。
本当に、本当に綺麗だった。
人生の目的
今日できた友達と、今さっき初めて話した現地の人たちと一緒に足湯につかりながらアイスランドで自分は今オーロラを眺めている。
全てが嘘みたいな現実だった。
あまりにも現実からかけ離れすぎていて、この瞬間ずーっと夢みたいだった。
現実を生きていると分かりながらもそれが信じられない。
半年前までは毎日日本で大学に通ってバイトをして、家族とご飯を食べて。
それが普通の生活だったのに、そもそも今自分はイギリスに住んでいる。
そして夢だったアイスランドに来ている。
夢だったオーロラを見ている。
今日出会った友達と一緒に足湯につかって温まりながら。
この現実が全部半年間で自分が行動した結果によって生まれていると思うと、急に自分はすごい選択をしたのではないかと気がついた。
もちろんそれに至るまでにいろんな人が協力してくれたから選択肢ができたのだけど、それでもその与えられた選択は全て自分で決めたもの。
行動力が唯一の取り柄だけど、私にとってはこれが唯一の取り柄で良かったとこの瞬間に突然思った。
自分が選んできた選択で、「180度違う現実を生きる」ということを経験できたから。
こういう経験をする度に、「あぁ人生は本当に楽しいな」と思う。
人生は予期できないことの連続で全てが良いハプニングとは限らない。
むしろ、よくないハプニングの方が多いかもしれない。
でもそれでも、今日みたいに奇跡の連続みたいなことが起こる日が突然来る。
本当にたまにしかこないけど、私にはこの瞬間が人生を生きる意味になる。
またこういう日が、こういう瞬間がくるために生き続けないと、と思う。
大袈裟かもしれないけど私の人生にとってはこの瞬間が重要なんだと気がついた。
その瞬間のためにこれからも頑張り続けないと!と思った奇跡の1日でした。
〜アイスランド奇跡の旅 出会い編 完〜
♩Mr.Children エソラ