遠い街へ
「遠くへいきたい」。
小さい時から、遠くへのあこがれがありました。
夜行列車につもった雪をみながら、想像で旅をしていました。
いまもそれはおなじ。妄想の旅は毎日つづきます。
行商の面白さは、やってみないとわかりません。
ちょっとちがうかもしれませんが、むかし、いろんなところを旅しながら本をうりあるいていました。
カフェやギャラリー、ケーキ屋さんにおもちゃ屋さんなどなど。
茨城の笠間へいったのが、一番遠くでした。
二度も呼んでいただいて、ラジオ番組にも出演させてもらいました。
車掌車をギャラリーにした「かしゃま文化会館」。
もうなくなってしまったでしょうか?
海もわたりました。大門玉手箱で。
韓国ソウルと大邱、パリでも玉手箱をひらきました。
函館も三度。「まるたま小屋」のみなさん、お元気でしょうか?
遠い街がふるさとのように感じます。
いろんな街がふるさとっていいですね。
あちらにもこちらにも、帰るところがあるのですから。
もっともっと、帰りたくなる場所をふやしていこうとおもいます。
遠い街へ、でかけていきましょう。