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Photo by
eriko_fukaki
春夏冬
「あきない」とよみます。大阪だけでしょうか?
行商のことを考えているといろいろと思い出しました。
富山の薬売りのこと。
ただ薬をうっているだけではなく、情報を運んできてくれる旅の薬屋さんをお客さんたちは楽しみにしていたといいます。
いまのインターネットのようなものでしょうね。
行商というものは、ただの物売りではなかったのではないかと思うのです。
そのひととおしゃべりして、お買い物もできて。
顔をあわせてお話すると、そのひとの気持ちや体調などもわかりますね。
お医者さんや、セラピストや、カウンセラーの役目もになっていたかもしれません。
ぼくが「古物商」の許可をもらうとき、行商もすると届けています。
いつかそんな日が来るのではないかと思っていたのです。
いつからか旅するふるほん屋をはじめていましたが、もうすこし形をかえた「あきない」を考えたいとおもいます。
楽しくてあきない商い♬
年がら年中旅暮らしというわけにはいきませんけれど(笑)