あきのいろ
山が黄色と赤とオレンジ色に染まるころが一番好きでした。
でも今は、新緑のころのほうが良くなりました。
歳をとったせいでしょうね。秋がすこしさみしく感じます。
いつかはじめようと思っていた「ふるほん屋」。
まだ開いていないけれど、夢だけはあたためつづけています。
軽トラに木でつくった本の家をのせて、日本全国をまわることも、あきらめてはいません。おちびさんには、その家に絵をかいてもらおうと思っています。世界にひとつだけの本の家。2階に眠れるスペースをつくって、キャンピングカーに仕立てます。
旅する街で、昼は散策、夜は本屋。
ランプをともして珈琲もいれて差し上げます。
いつか、あなたのまちへ旅します。
来てほしい人、手を挙げてくださいね。
赤と緑の話をしようと思っていました。
いつか旅したバングラデシュの話。
日の丸によく似たその国の国旗は、赤と緑です。
お日様と大地の色。
ベンガルの人たちは、その色に誇りを持っています。
そのお話をいつか書きたいと思っていました。
紅茶やカレーのことだけでなく、ひとのことを。
赤い扉と緑のとびらをみながら、ベンガルの大地を思い出しました。
あきいろの日本からはずいぶん遠いのですが、またいつか、自分の書いた本をもって訪れたいと思います。
何の脈絡もない、いつもの「ひとりごと」でした。
みなさん、よい夢を♬