休日のごはんは…
昨日はオットもオジョウも仕事と学校がおやすみで朝から賑やかだった。
普段、早朝から仕事に行くオットと休日は一緒に朝ごはんを食べる事が出来るので私もオジョウも嬉しい。
嬉しい反面、3食考える事はちょっと大変。
オットは毎日私の作るお弁当を朝昼分持って行くのでいつも3食考えているんだけど、何かこう、ちょっと違うのである。
休日だから、家にいるから温かいものを、とか、日頃お弁当だから休日は麺類にしてみる?とか、きっと一般的には他愛も無い事なのだが何故か私は凄く悩んでしまうのである。
“何でもいいよ”
この一言はオット的には優しさで、出来る範囲のことで構わないよ、ある物で良いよという事なのだろう。
とは言え、平日は変わり映えのしないお弁当だから何か少しでも違うものを…と考える私。
小さな優しさ同士がぶつかって、何となくいつも何をしたら良いのか分からなくなってしまう。
オットは休日、積極的に掃除などの家事をしてくれている。(私よりいつも早起きだし…)
それなのに遊んでいるオットとオジョウを横目に、食事を作っていると、1人だけ“休日”がない様な気がして淋しいし、私も一緒に遊びたいという思いが込み上げてくる。
そうなると、“もーどっか遊びに行ってご飯食べようよ”とか、“焼肉が食べたい!”などと言って主婦業を放棄する事もしばしばである。
結局代わり映えのしない毎日に退屈しているのは、私なのかもしれない。
昨日は3人で餃子を作った。
小1のオジョウは初めての餃子を包むのがとても楽しかったそうだ。
餃子のタネはオットが仕込みをしてくれた。
自称料理男子であるオットはこうして一緒にキッチンに立ってくれる事もしばしば。
私にとって食事を作る事は日常で代わり映えのないことだけど、こんな風に家族の時間になるのなら、もうそれは非日常であり、ちょっとした遊び感覚だ。
そんな休日のごはんは悪くない。
むしろ大歓迎だ。