眠れないから閉鎖入院してた時にウケた人間綴る
閉鎖入院って言っても薬の調整で2週間程度ぶち込まれてただけなんですけどね(笑)
任意とか強制とかあるけど、私は任意だけど嫌だったら強制にするから任意で了承しといた方がいいよ的なこと言われた。これ強制だよね?まあ余談ですけど。
①かわいい認知症おばあ
毎朝3時か4時には食堂に連れてきてもらってずっと何か眺めてるおばあちゃんいた。
多分誰かだと思ってるんだろうけど目が合うとよく来てくれたねえとか言っててすげえ可愛かったよ。名前全然思い出せないけど。けどたまにパニックみたいになって喚いてたから心配だった。今も元気にしてたらいいけどな。
②テレビのチャンネル変えたがりお兄ちゃん
なんかしょうがいぽくて言葉喋んないんだけどみんなの見てるテレビ触ってきてチャンネル変えてくるんだよね。構って欲しかったのかな。今見てたんだけど!って言ったら戻してくれるから理解してるんだっておもろかった記憶。たまに他のおっさんとかと喧嘩して喚いてた。その喧嘩聞いていつも炭治郎みたいな服来てるでっかいおばさんがでっかい声でブチ切れてたなそう言えば。
③溜まりすぎくそきもじじい
まじでこのじじい一生忘れんよ。ホンマに最低。
閉鎖って紐系だめでさ、充電コードも持ち込め無いから貸出の物を食堂とか看護師の目に見える所で使わないといけないんだけど。そこで充電しながらミスミソウ(映画)見てたら、じじいが何見てるのって話しかけてきて私お人好しだからちゃんと相手しちゃってお気に入りの水色ヘッドホンをじじいの風呂入ってないぎとぎと頭に勝手に付けられたり私のスマホ触ってきて凄く嫌だった。挙句の果てにもっと横おいで可愛いねえって触ってきて、唇近づけてきたのは発狂ものだった。まじでキモイ。それでも充電は部屋でさせてもらえないから最終的には自分で長いコードの無いモバイルバッテリー用意したけど。余計悪化するわって感じだね。まあ入院しなきゃいけないまでしちゃいけないことした自分のせいだけどね。あ、この人に対してははウケてない。全然。
④24歳ほぼニートの死にたい女の子
すごい可愛かったのこの子。夜は子持ちバツイチっぽい男とずっと電話してて、ムラついて部屋出てトイレ行ってたけど。首にタトゥーが入っててギャルっぽい話しやすい女の子だった。
お風呂入った時に医師の診断の話になって、その子は統合失調、希死念慮、鬱、いや多すぎ多すぎって言って笑っててなんか明るくて面白かった。閉鎖入院してる人に明るいとか使うの間違ってるかもしれないけど。チックもあって辛そうだったな。入院中にピザハットのバイト応募してたな。
元気に暮らしてたらいいけど。
④超明るいThe関西人おばちゃん
小さくて色黒でよく笑うおばちゃん。このおばちゃんまじで何で入院してたのか未だにわかんなくて。でも帰りたいってずっと言うとったなあ。もうこんなとこ来たらあかんで!って言ってくれてその通りだなあと。でも出会ったら絶対ハイテンションで話してくれるから少し疲れてしまって警戒すらしていた思い出。いやまじでなんで入院してたんだ。
印象的でしっかり書けるのはこれくらいだけど、他にも色々面白い人達がいた。けどまあ、匂いも強いし叫び声とか喧嘩とか聞くのもだるかったしもう行きたいとは思わないかな。何より暇だしね。暇って思えるってことは健康って事なのかもな。
あと言いたいことがあと一つ。
鬱に形はないと思う。風呂に入れても化粧出来ても美容室に行けても鬱な奴は鬱だし。けど最近のSNS、無知が多すぎる気がする。「鬱なのになんでお風呂はいれるんですか?」とか、悪意もなく書き込む人達本当に幸せそうで羨ましい。そういう人にも闇はあるかもしれないから何か言う権利は全く無いけどね。
また何か思い出したら書いてみようと思います。
見てくれてありがとう。
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