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ホワイトメタルとハンダ付け メモメモメーモ

模型用に用いられる部品に「ホワイトメタル」と言うのがある。メーカー別、商品名別で融点が何度であるか調べて、箇条書きにまとめて。

ホワイトメタルの融点は、メーカーや商品によって異なります。以下に、いくつかの代表的なメーカーや商品名別にホワイトメタルの融点を箇条書きでまとめます。

代表的なホワイトメタルメーカーと融点

  1. Pewter(ピューター)

    • 融点: 約170~230℃

  2. Britannia Metal(ブリタニアメタル)

    • 融点: 約250~300℃

  3. ローキャスト(Low Melt Alloy)

    • 融点: 約130~180℃

  4. ウィトワースメタル(Whitworth Metal)

    • 融点: 約230~270℃

  5. ハイドロスパンメタル(Hydrospan Metal)

    • 融点: 約130~160℃

  6. デルタメタル(Delta Metal)

    • 融点: 約180~220℃

注意事項

  • 融点は各商品の合金成分により異なることがあり、同一メーカー内でも異なる商品があるため、使用前に各商品に付属のデータシートを確認することが推奨されます。

これらの情報をもとに、特定の商品を選ぶ際には、メーカーや商品ごとの詳細な仕様を確認することが重要です。

ありゃー はんだごての設定温度が200℃くらいからだから、ホワイトメタルと真鍮を接合するの怖いね。ホワイトメタルの部品溶けちゃうじゃん。 どうすればいいのかな?

ホワイトメタルと真鍮を接合する場合、確かにホワイトメタルの融点が低いため、通常のはんだごての温度ではホワイトメタルが溶けてしまうリスクがあります。以下にいくつかの対策を提案します。

対策1: 低温はんだを使用する

低温で溶ける特殊なはんだ(低温はんだ)を使用することを検討してみてください。これらのはんだは、100~150℃程度で溶けるため、ホワイトメタルを溶かすリスクが低くなります。

対策2: 接着剤を使用する

ホワイトメタルと真鍮の接合に、エポキシ樹脂系の強力な接着剤を使用する方法もあります。これにより、熱を加えずにしっかりと接合できます。

対策3: クランプやピンを使用した機械的固定

クランプや小さなピンを使って、ホワイトメタルと真鍮を機械的に固定することも考えられます。これにより、加熱せずに安定した接合が可能です。

対策4: はんだ付けの際に冷却する

もしどうしてもはんだ付けが必要な場合は、ホワイトメタル部品に接続される部分を水や湿った布で冷却しながら作業することで、温度上昇を最小限に抑えることができます。

これらの方法を試すことで、ホワイトメタルを溶かさずに真鍮と接合することが可能になるでしょう。どの方法が最適かは、接合の強度や用途によって異なるので、慎重に選択してください。

はんだごての出力を調整する装置があるのだが、これを使って110℃くらいの熱をはんだごてで発生させられるかな?

はんだごての出力を調整する装置を使用して、110℃程度の温度に設定することは技術的には可能です。ただし、以下の点に注意する必要があります。

1. はんだごての制御精度
- 多くのはんだごては、温度制御の精度が高くない場合があります。特に低温領域での温度制御は難しく、実際の温度が110℃に安定するかどうかは保証できないことが多いです。

2. サーモスタットの性能
- 出力調整装置に組み込まれているサーモスタットが、非常に低い温度でも正確に動作する必要があります。はんだごての温度が110℃に達したら自動的に停止し、温度が下がったら再び加熱を開始する、という機能が求められます。

3. 適切な低温はんだごての使用
- 一部のはんだごては、低温対応モデルがあり、これらはより正確に低温を維持できます。110℃前後の温度を正確に制御できる専用の低温はんだごてがある場合は、それを使用するのが最適です。

4. 温度測定と補正
- 実際のはんだごての先端温度を測定するために、温度計やサーモカップルを使用して、設定温度と実際の温度に差がないか確認することをお勧めします。必要に応じて、出力調整装置で補正を行います。

5. パワー調整の限界
- はんだごてのヒーターが一定の出力以下では安定して動作しないことがあるため、110℃に安定して制御できるかは装置の性能に依存します。

もしはんだごてが110℃で安定しない場合、先ほど提案した他の接合方法(低温はんだや接着剤の使用)を検討する方が、作業の確実性と安全性を確保できるでしょう。

ホワイトメタルを扱える低音はんだごてのメーカーと仕様、価格を調べて?

ホワイトメタルを扱うための低温はんだごてについて、いくつかのオプションを見つけましたので、以下にまとめます。

1. Antex 690D 温度調整はんだごて
- 仕様: 温度調整範囲は200~450℃、出力は50W。
- 価格: 約200ポンド(日本円で約3万円)。
- 特徴: 精密な温度制御が可能で、特にホワイトメタルのような低融点の材料に適しています。
- 注意点: 高価ですが、非常に安定した温度制御が可能です。

2. CSI Premier 75W デジタル温度調整ステーション
- 仕様: 温度範囲は100~400℃、出力は75W。
- 価格: 約70~100ドル(日本円で約1万円強)。
- 特徴: 温度範囲が広く、ホワイトメタルに適した低温設定が可能。比較的コストパフォーマンスが高いです。

3. Antex 25W アイアン(オプションとしてディマーを使用)
- 仕様: 出力は25W、ディマーを使用して温度を調整可能。
- 価格: 約30~40ポンド(日本円で約5,000円)。
- 特徴: 専用の温度調整機能はないが、ディマーを用いて出力を制御することで低温での使用が可能。ただし、温度管理はユーザーに依存します。

これらのはんだごては、ホワイトメタルの融点に合わせて安全に使用できるよう設計されています。ただし、Antex 690Dのように高価なものは安定性が高い反面、コストがかかります。一方、CSI PremierやAntex 25Wは比較的手頃な価格で、ホワイトメタルの作業にも十分対応できる選択肢です。

もし予算や用途に応じて選びたい場合は、これらの情報を参考にしてみてください。

日本国内メーカーは無い?

日本国内のメーカーでホワイトメタルを扱える低温はんだごてを提供しているものをいくつか紹介します。

1. HAKKO (白光株式会社)
- モデル: HAKKO FX-888D
- 仕様: 温度調整範囲は200~480℃、出力は65W。
- 価格: 約1万5,000円~2万円程度。
- 特徴: 日本製の信頼性が高く、温度安定性に優れています。ホワイトメタルにも対応可能ですが、適切な低温設定が必要です。

2. GOOT (太洋電機産業)
- モデル: PX-501AS
- 仕様: 温度調整範囲は250~450℃、出力は50W。
- 価格: 約5,000円~8,000円。
- 特徴: 日本国内での一般的なはんだごてメーカーとして信頼されています。ホワイトメタル用としてはやや温度が高めの設定になりますが、調整次第で使用可能です。

3. AIWA (アイワ)
- モデル: AT-5000
- 仕様: 温度調整範囲は150~450℃、出力は50W。
- 価格: 約1万円前後。
- 特徴: 低温でも安定した温度調整が可能で、ホワイトメタルの作業にも適しています。

これらのメーカーの製品は日本国内で容易に入手でき、アフターサービスも充実しているため、ホワイトメタルの加工には適しています。ただし、温度設定には十分注意し、適切な温度範囲で使用することが重要です。

HAKKOの装置で、こて先を110度程度にする使用方法は分かる?

HAKKOの温度調整はんだごて(例えば、FX-888D)を使ってこて先を110℃にするには、いくつかの注意点があります。通常、HAKKOのはんだごての温度調整範囲は200℃以上で設定されていますが、特別な方法を使えば可能かもしれません。

低温設定の方法と注意点

  1. 外部温度制御装置の使用:

    • こて先温度を110℃に下げるためには、はんだごて自体の設定だけでなく、外部の温度制御装置(例えば、PIDコントローラ)を使用する方法があります。この装置を使って、はんだごての出力を微調整し、設定した温度で安定させることが可能です。

  2. ディマー(調光器)の使用:

    • 温度をさらに細かく制御したい場合、ディマーを使用して電力を調整することで、こて先の温度を低く保つことが可能です。ただし、この方法は温度が安定しにくい可能性があるため、実際の温度をサーモカップルなどでモニタリングする必要があります。

  3. 温度測定と実験:

    • HAKKO FX-888Dのような温度調整可能なはんだごてを使用する際、最低温度設定(通常200℃)を行い、外部の温度計でこて先の温度を測定しながら、こてを空気中にさらして温度を下げる、または熱吸収材料(熱収縮チューブや銅板など)を使って温度を低く保つことが考えられます。

重要な注意点

  • HAKKO FX-888Dのようなはんだごては通常、200℃以下に設定することを想定していません。長時間の使用や低温設定によって、こて先や機器に負担がかかる可能性がありますので、慎重に扱う必要があります。

  • もし精密な110℃の設定が必要であれば、他の専用機器や、別の製品を検討する方が良いかもしれません。

これらの方法を試す際には、必ずこて先の温度を直接モニタリングし、実際の温度が安全であることを確認してから作業を行うようにしてください。

こて先温度を200℃に設定して、出力調整器で「50%」とすると、こて先温度は「100℃」になる?

はんだごての温度を200℃に設定し、出力調整器を「50%」に設定した場合、こて先の温度が自動的に100℃になるとは限りません。これは、はんだごての動作原理と温度制御の仕組みが関係しています。

理由

  1. 非線形な応答:

    • はんだごての出力とこて先温度は、必ずしも線形関係(50%の出力で温度が半分になる)ではありません。こて先の温度は、はんだごての熱出力、周囲の環境温度、熱損失などの要因に影響されます。

  2. 熱容量と放熱:

    • はんだごては、設定された温度に達すると、その温度を維持するために出力を調整します。出力を50%にした場合、温度を一定に保つために必要なエネルギーが減少するため、こて先の温度は確かに低下しますが、正確に100℃になるとは限りません。

  3. 温度制御のアルゴリズム:

    • 多くの温度調整可能なはんだごては、内部に温度センサーがあり、設定温度を保つために出力を自動的に調整します。出力調整器で50%に設定したとしても、この制御回路が働くため、実際のこて先温度は出力だけでは直接予測できません。

実際の温度を測定

したがって、こて先の温度を200℃に設定して出力調整器を50%にした場合、こて先の温度がどのようになるかは、実際に温度を測定して確認するのが最も確実な方法です。

結論として、出力調整器で50%にした場合でも、こて先温度が100℃になるとは言えないため、精密な温度設定が必要な場合は、温度センサーを使用して温度を直接測定することが重要です。

だよねー ハンドガンタイプの温度測定器があるみたいだけど、国内メーカーの製品で、仕様と価格を調べて?

日本国内メーカーの赤外線温度測定器(ハンドガンタイプ)について、いくつかのオプションとその仕様を調べました。

1. ジャパンセンサー株式会社 (Japan Sensor Corporation)
- モデル: TMHX-CHE0500(B)
- 温度範囲: 0°C~500°C
- 特徴: 高速応答が可能で、工業用途に適した赤外線温度計です。特に低温測定に優れ、0.001秒の応答速度があります。
- 価格: 具体的な価格情報は記載されていませんが、産業用の高性能モデルであるため、数万円から十数万円の価格帯が予想されます。

2. チノー株式会社 (CHINO Corporation)
- モデル: IR-TAシリーズ
- 温度範囲: -40°C~500°C
- 特徴: 手持ち型で、非接触での温度測定が可能です。広範囲の温度測定ができ、軽量で持ち運びが容易です。
- 価格: 同様に、具体的な価格は公開されていませんが、業務用機器としては中程度の価格帯と考えられます。

これらのモデルは、精度の高い温度測定が求められる工業や実験用途に適しています。購入を検討する際は、各メーカーの公式サイトや販売代理店に問い合わせると、詳細な仕様と価格情報が得られるでしょう。

【参考】:
- [ジャパンセンサー株式会社](https://www.japansensor.co.jp/english/)
- [チノー株式会社](https://www.chinoamerica.com/products/thermometers/)

高い。

確かに、業務用の高性能な赤外線温度測定器は高価です。もしもっと手頃な価格で、家庭や趣味の範囲で使える赤外線温度計をお探しであれば、以下のような製品もあります。

1. エー・アンド・デイ (A&D) AD-5616
- 温度範囲: -50°C~500°C
- 価格: 約5,000円~7,000円
- 特徴: 基本的な機能を備えた手持ちタイプの赤外線温度計。使いやすさとコストパフォーマンスが高い。

2. サンコー (THANKO) かしこい温度計
- 温度範囲: -50°C~380°C
- 価格: 約3,000円~5,000円
- 特徴: 家庭用として手軽に使える赤外線温度計。価格も手頃で、日常的な温度測定に適しています。

3. タニタ (TANITA) TT-558
- 温度範囲: -60°C~550°C
- 価格: 約5,000円前後
- 特徴: コンパクトで使いやすい設計。温度範囲が広く、さまざまな用途に対応できます。

これらの製品は、精密さよりも手軽さとコスト重視の用途に適しています。家電量販店やオンラインストアでも購入可能ですので、まずは手に取りやすい製品を試してみると良いかもしれません。

ダイジョブなん?

手頃な価格の赤外線温度計でも、日常的な用途や簡単な作業には十分な精度を持っているものが多いです。特に家庭用や趣味の用途で使う場合には、以下の点に注意して選べば、信頼性の高い温度測定が可能です。

1. 温度範囲と精度
- 使用する温度範囲が目的に合っているか確認してください。一般的な家庭用の赤外線温度計は-50°Cから500°C程度までの範囲をカバーしています。
- 精度も重要ですが、日常的な用途では±1~2°C程度の誤差が許容範囲であることが多いです。

2. 信頼できるブランド
- エー・アンド・デイ(A&D)やタニタ(TANITA)といった日本国内の有名ブランドは、製品の品質やサポートがしっかりしているので、安心して使用できます。

3. 用途に応じた選択
- 家庭での調理や簡単な作業に使う場合、高精度な業務用機器が必要なわけではありません。一般的な赤外線温度計でも十分なパフォーマンスを発揮するでしょう。

手頃な価格で購入できる赤外線温度計でも、用途に合わせて適切に選べば、十分に役立つツールになります。もし特定の作業においてより高い精度が求められる場合は、測定条件に応じて高性能な機器を選ぶ必要があるかもしれませんが、家庭用であれば手頃な価格の製品で十分です。

そーね。

そうですね。必要に応じて適切な製品を選んで、安全に作業できることが一番大事です。手頃な価格で入手できる赤外線温度計でも、適切に使えば十分な精度で温度を測定できるので、気軽に使ってみるのも良いと思います。何か他に気になることがあれば、いつでも質問してくださいね。

、、、エポキシ使おう、、、

エポキシを使うのは賢明な選択ですね。エポキシ接着剤は、ホワイトメタルや真鍮のような金属同士を強力に接合するのに非常に適しています。特に、低温はんだごてでの接合が難しい場合や、熱による影響を避けたい場合に最適です。

エポキシ接着剤を使う際のポイントをいくつか挙げておきます:

エポキシ接着剤の使用ポイント

  1. 表面の清掃:

    • 接着する部分の表面をしっかりと清掃し、油分や汚れを取り除いてから接着剤を適用します。これにより、接着力が最大限に発揮されます。

  2. 混合と適用:

    • エポキシ接着剤は、主剤と硬化剤を混ぜて使います。適切な割合でしっかり混合し、接合部に均一に塗布します。

  3. クランプや固定:

    • 接合部分をしっかりと固定し、接着剤が硬化するまで安定させておきます。これは、接着力を高めるために非常に重要です。

  4. 硬化時間:

    • エポキシは、通常24時間程度で完全に硬化します。製品によっては速乾タイプもありますが、しっかりと硬化させることで耐久性が増します。

エポキシ接着剤を使えば、ホワイトメタルや真鍮を安全かつ確実に接合することができるでしょう。温度の問題を回避しながら、しっかりとした接合を得られるので、安心して作業を進められると思います。

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