20240629-A(@nifty・少々おかしくても、問題の無いメールの実例:疑似エラー)
◆メールイメージ
◆メールヘッダー解析
メールヘッダーの詳細な分析を以下に行います。
「Received」行の調査
メールヘッダーの各「Received」行を上から下に調査します。
Received: from ifmta0005.nifty.com
送信元: mta-fwd-e09.mail.nifty.com ([106.153.226.57])
中継: ifmta0005.nifty.com
日時: Wed, 19 Jun 2024 16:01:28 +0900
Received: from mta-fwd-e09.mail.nifty.com
送信元: ibmta0009.nifty.com
中継: mta-fwd-e09.mail.nifty.com
日時: Wed, 19 Jun 2024 16:01:28 +0900
Received: from ibmta0009.nifty.com
送信元: ifmta0009.nifty.com
中継: ibmta0009.nifty.com
日時: Wed, 19 Jun 2024 16:01:28 +0900
Received: from ifmta0009.nifty.com
送信元: jp-071075.marketingsuite.jp ([106.185.71.75])
中継: ifmta0009.nifty.com
日時: Wed, 19 Jun 2024 16:01:28 +0900
Received: from jp-071075.marketingsuite.jp
送信元: JPXPMER11 (10.157.80.160)
中継: jp-071075.marketingsuite.jp
日時: Wed, 19 Jun 2024 07:01:23 +0000 (envelope-from sender@ccmp.nifty.com)
IPアドレスの追跡
各IPアドレスの所有者情報を調査します。
106.153.226.57
所有者: nifty.com
地理的位置: 日本
106.185.71.75
所有者: marketingsuite.jp (マーケティング関連のサービス)
地理的位置: 日本
10.157.80.160
プライベートIPアドレス(内部ネットワーク)
SPFとDKIMの結果の解釈
ヘッダーから取得したSPFとDKIMの結果を確認します。
SPF: softfail (sender@ccmp.nifty.com)
SPF認証が失敗したか、設定が適切でないことを示唆しています。フィッシングの可能性があります。
Sender-ID: softfail (header.From=info@opt.nifty.com)
Sender-ID認証も失敗しています。SPFと同様の懸念があります。
DKIM: pass (header.i=info@opt.nifty.com)
DKIM認証は成功しています。このドメインのメールが改ざんされていないことを示しています。
セキュリティ上の懸念
SPFとSender-IDの認証が失敗しているため、このメールの送信元に関しては注意が必要です。フィッシングメールの可能性があります。
送信元ドメインの信頼性の評価
送信元ドメインは「nifty.com」であり、DKIM認証が成功しているため、少なくともメール自体は改ざんされていないことが確認できます。ただし、SPFとSender-IDが失敗しているため、このメールが正規の送信者から送信されたものかどうかについては疑問が残ります。
総括
このメールにはいくつかのセキュリティ上の懸念があります。特にSPFとSender-IDの認証が失敗しているため、送信元の正当性に疑問があります。DKIM認証が成功しているため、内容が改ざんされていない可能性は高いですが、フィッシングのリスクを考慮し、慎重に対応することをお勧めします。
◆テキスト内容の分析
リンクの提供:
セット割の詳細についてのリンク: `https://l.ccmp.nifty.com/rts/go2.aspx?t=66384&tp=i-1NGB-6x-4tV-Nzti6-1n-4UnR-1c-Nzt6x-lAXJCfWFUW-18FOWt&pi=8xklcvzawijtLazrDeXskiZqvR3w0_5ijZthVGoZbyg`
個人情報保護ポリシー: `https://l.ccmp.nifty.com/rts/go2.aspx?t=66385&tp=i-1NGB-6x-4tV-Nzti6-1n-4UnR-1c-Nzt6x-lAXJCfWFUW-18FOWt&pi=8xklcvzawijtLazrDeXskiZqvR3w0_5ijZthVGoZbyg`
問い合わせ先: `https://l.ccmp.nifty.com/rts/go2.aspx?t=66386&tp=i-1NGB-6x-4tV-Nzti6-1n-4UnR-1c-Nzt6x-lAXJCfWFUW-18FOWt&pi=8xklcvzawijtLazrDeXskiZqvR3w0_5ijZthVGoZbyg`
配信解除ページ: `https://l.ccmp.nifty.com/rts/go2.aspx?t=66387&tp=i-1NGB-6x-4tV-Nzti6-1n-4UnR-1c-Nzt6x-lAXJCfWFUW-18FOWt&pi=8xklcvzawijtLazrDeXskiZqvR3w0_5ijZthVGoZbyg`
発行・編集者情報:
ニフティ株式会社 東京都新宿区北新宿2-21-1
正規の住所と見せかけている
セキュリティ上の懸念
リンクのドメイン:
`l.ccmp.nifty.com` というドメインが使用されていますが、これが公式のニフティのサブドメインであるかどうかを確認する必要があります。
通常、公式なメールは `nifty.com` のサブドメインを使用しますが、このリンクはリダイレクトサービスを利用しているように見えます。
SPFとDKIMの結果:
SPFはsoftfailとなっており、これはメールの送信者が公式の送信リストに含まれていない可能性を示します。
DKIMはpassしているため、メールが改ざんされていないことを示していますが、SPFがsoftfailである点が懸念です。
テキストの内容と構造:
本文中のリンクが公式の `nifty.com` ドメインにリダイレクトされるかどうかを確認する必要があります。
フィッシングメールは通常、緊急性を強調し、行動を促す内容が多いですが、このメールは割引のプロモーションを提供しています。リンク先のURLが本当に公式のものかどうかが重要です。
結論
リンクの安全性: 提供されたリンクが公式のものかどうかを確認するために、リンク先のURLをブラウザで直接確認することをお勧めします。また、リンクをクリックする際には、公式サイトにリダイレクトされるかどうかに注意してください。
SPFとDKIM: SPFがsoftfailであることから、このメールの送信者情報には一部不確実性があります。DKIMがpassしているため、メールの内容自体は改ざんされていない可能性が高いですが、完全に信頼できるとは限りません。
メールの信頼性: メールが正規のものであるかどうかを確認するために、ニフティの公式サイトやカスタマーサポートに問い合わせることをお勧めします。
慎重に対応し、疑わしい場合はリンクをクリックせず、メールを削除することを推奨します。
◆nifty光電話・スマホの案内メールが、softfailを含んでいることが、意外だったな。
SPFレコードがsoftfailを返すことは、通常のメール配信で必ずしも異常ではない場合もありますが、それはメールの送信設定や送信サーバーの設定に依存します。以下は、SPFがsoftfailを返す理由とその対処方法についての詳細です。
SPFがsoftfailを返す理由
送信サーバーの設定ミス:
送信サーバーがSPFレコードに正しくリストされていない場合、softfailが返されることがあります。これは、送信サーバーが正しく設定されていない場合や、SPFレコードが古くなっている場合に発生します。
メールリレー:
メールが中間サーバーを経由して配信される場合、元の送信者のIPアドレスがSPFチェックに含まれず、softfailが返されることがあります。これは、第三者のメール配信サービスを使用している場合に発生しやすいです。
SPFポリシーの緩和:
一部のドメインは、セキュリティのためにsoftfailポリシーを設定していることがあります。これは、認証失敗時にメールを完全に拒否するのではなく、警告を発することで柔軟性を持たせるためです。
対処方法
SPFレコードの確認と更新:
ドメインの管理者は、SPFレコードを確認し、すべての正当な送信サーバーのIPアドレスがリストに含まれていることを確認する必要があります。必要に応じてレコードを更新します。
メール配信サービスの設定:
外部のメール配信サービスを使用している場合、そのサービスが正しくSPFレコードに含まれているか確認します。また、サービス提供者に設定の確認を依頼することも有効です。
メールリレーの管理:
メールが中間サーバーを経由する場合、そのサーバーもSPFレコードに含まれるよう設定します。これにより、リレーされたメールでもSPFチェックが成功するようになります。
まとめ
SPFがsoftfailを返す理由はさまざまですが、メールの設定や配信方法に起因することが多いです。softfailが発生する場合は、ドメインの管理者と協力してSPFレコードを確認し、必要な調整を行うことが重要です。また、正当なメールがスパムとして扱われないようにするための措置も検討する必要があります。
もし具体的なnifty光電話・スマホの案内メールのヘッダーを再度確認する必要があれば、詳細な情報を提供いただければ、さらに具体的なアドバイスを提供できます。
◆niftyメールサーバー同士で何回かメールの飛ばしあいをしているから、softfailを招いたのかな?
niftyのメールサーバー同士で何度かメールを転送していることがSPFのsoftfailを招いた可能性はあります。以下の理由とその影響について詳しく説明します。
SPFのsoftfailを引き起こす可能性のある要因
メールのリレーや転送:
メールが複数のサーバーを経由して転送される場合、元の送信者のIPアドレスが保持されず、途中のサーバーのIPアドレスがSPFチェックの対象となります。これにより、途中のサーバーがSPFレコードに含まれていない場合、softfailが発生することがあります。
SPFレコードの設定不足:
ドメインのSPFレコードが正しく設定されていない場合、メールが転送されるサーバーのIPアドレスがリストに含まれていないことがあります。これにより、転送先サーバーでのSPFチェックがsoftfailを返すことがあります。
リレーサーバーの使用:
メールがリレーサーバーを経由して送信される場合、そのリレーサーバーがSPFレコードに含まれていないと、SPFチェックに失敗します。
◆んーーー まー niftyのシステム管理者にダイレクトに命令できる立場だったら、ちゃんとしろって声掛けしてるとこだわな。
確かに、niftyのシステム管理者に直接命令できる立場であれば、SPF設定の見直しを指示するのが最適な方法です。しかし、もしその立場にいない場合は、以下のような対策を講じることが考えられます。
対策と提案
カスタマーサポートへの連絡:
niftyのカスタマーサポートに連絡し、SPFのsoftfailに関する懸念を伝えることができます。具体的な例(受信したメールのヘッダーなど)を提供すると、問題の解決に役立ちます。
フィードバックフォームの利用:
niftyのウェブサイトにフィードバックフォームや問い合わせページがある場合、そこから問題を報告することができます。
メールの安全性を確認する方法:
メールが正当なものであるかどうかを確認するための手順を徹底することも重要です。リンクをクリックする前に公式サイトにアクセスする、送信元のドメインを慎重に確認するなどの方法を徹底します。
メールフィルターの設定:
自分のメールクライアントでフィルタリングを設定し、softfailを含むメールを注意深く確認するようにすることもできます。
例: カスタマーサポートへの連絡
例えば、以下のようなメッセージをカスタマーサポートに送ることができます。
件名: SPF設定に関する問題の報告
本文:
niftyサポートチームの皆様、
いつもお世話になっております。
最近、niftyから受信するメールの一部がSPFチェックでsoftfailとなることに気付きました。以下は具体的なヘッダー情報です:
Received: from ifmta1019.nifty.com
by ibmta1019.nifty.com
with ESMTP
id <20240619060158067.VDIA.109509.ifmta1019.nifty.com@nifty.com>
for <xxxxxxxx@xxxxx.nifty.ne.jp>;
Wed, 19 Jun 2024 15:01:58 +0900
Received: from mta.contact.vpass.ne.jp([13.111.14.81])
by ifmta1019.nifty.com
with ESMTP
id <20240619060157347.XWWD.104011.mta.contact.vpass.ne.jp@nifty.com>
for <xxxxxxxx@xxxxx.nifty.ne.jp>;
Wed, 19 Jun 2024 15:01:57 +0900
この問題が発生する理由として、内部サーバー間のメール転送やSPFレコードの設定に何か問題があるのではないかと考えています。システム管理者の方に、SPFレコードを確認し、必要に応じて更新していただくようお願いできればと思います。
ご対応のほどよろしくお願いいたします。
[あなたの名前]
まとめ
直接システム管理者に命令することができなくても、カスタマーサポートやフィードバックを通じて問題を報告し、解決に向けたアクションを取ることが可能です。上記の方法を試してみてください。
◆うふふふ、面白いねー メールヘッダーを解析して迷惑メールかどうかチェックしているからこういうのに気付けるんだけどね。 niftyが自ら迷惑メールを発信していると思いかねない内容だけに、困るね。
確かに、niftyが自ら迷惑メールを発信しているかのように見える場合、ユーザーにとって非常に困惑する状況です。以下は、そのような状況を回避し、メールの信頼性を確保するための追加の対策です。
追加の対策
フィッシングメールの識別ガイドラインの共有:
ユーザーがフィッシングメールを識別するためのガイドラインを提供します。これには、正規のメールとフィッシングメールの違いを説明する具体的な例を含めるとよいでしょう。
定期的なセキュリティ通知:
公式のセキュリティ通知やアラートを定期的に送信し、niftyからの公式メールと疑わしいメールを区別する方法をユーザーに知らせます。
カスタマーサポートの強化:
カスタマーサポートを強化し、ユーザーが疑わしいメールを報告できる仕組みを提供します。迅速な対応とフィードバックが重要です。
認証技術の向上:
niftyは、SPF、DKIM、DMARCの設定を最適化し、メールの認証精度を向上させることができます。これにより、正当なメールが誤って迷惑メールと識別されるリスクを低減できます。
具体的なアクション
疑わしいメールの報告:
ユーザーは疑わしいメールをカスタマーサポートに報告し、詳細なヘッダー情報を提供します。
教育と啓発:
niftyは、ユーザーに対してフィッシング対策の教育を行い、メールの安全性を確保するためのベストプラクティスを共有します。
フィルタリングの精度向上:
niftyは、フィルタリングシステムを改善し、正当なメールが誤って迷惑メールとして識別されないようにします。
ユーザーへのメッセージ例
ユーザーに対して、以下のようなメッセージを送信することが考えられます:
件名: セキュリティ通知:フィッシングメールにご注意ください
本文:
平素よりniftyをご利用いただき、誠にありがとうございます。
最近、niftyを装ったフィッシングメールが出回っているとの報告を受けております。このようなメールは、正規のniftyからの通知に見せかけて、ユーザーの個人情報を不正に取得しようとするものです。
フィッシングメールを識別するために、以下の点にご注意ください:
1. 送信元のメールアドレスを確認する。
2. メール内のリンクをクリックせず、公式サイトに直接アクセスする。
3. 疑わしいメールをカスタマーサポートに報告する。
niftyからの公式メールには、常に以下のドメインが使用されます:
- @nifty.com
何かご不明な点がございましたら、カスタマーサポートまでお問い合わせください。
今後ともniftyをよろしくお願いいたします。
niftyサポートチーム
まとめ
ユーザーの不安を軽減し、信頼性を確保するためには、niftyが積極的にユーザー教育を行い、サポート体制を強化することが重要です。また、メール認証技術を最適化することで、正当なメールが迷惑メールとして誤認されるリスクを低減できます。
◆サンクス。