飄々ちゃん
こんにちは。
偏頭痛です、けんとです。
偏頭痛と書いてけんとと読むという地域もあります。
今回はさかなマーケット1stEP
「LA MER」のM2、
「飄々」について書きたいと思います。
これはもう誰が聴いても良い曲な気がします。
(急な自画自賛)
音像的にはどこか70's〜80'sな雰囲気です。
70年代80年代の洋楽とも邦楽とも取れるフィールが出てます。
あの時代にあるサーフ感やリバーブ感を継承している気がします。
現状、さかなマーケット「らしさ」みたいなものがこの曲に詰まっているので、
もしさかなマーケットの曲を1曲だけ聴かせるならぼくはこれかなって思います。
さかなまの殆どの曲はたなかみの弾き語りのデモがあって、それをバンドアレンジして行く流れが多いです。
たなかみの弾き語りは土台がしっかりしていて、
デモがとても良いのですが、
バンドアレンジに落とし込むのが難しい場面があるというのがさなかまのひとつの課題でした。
けど飄々は弾き語りの土台がしっかりしているのにも関わらず、
バンドアレンジも受け付けてくれる柔軟性があり、
尚且つメンバーが自然に持っている個性を各パートで表現できる幅があります。
この曲はまさに、
「弾き語りの潜在力」と、
「バンドが持っているアイデンティティ」を
兼ね備えているハイブリッドチューンです。
(バカ褒め過ぎ)
ギターは前述しているサーフ感だったり、
70's〜80's感を出してます。
あと歌謡曲感というか、
自分の中の鈴木茂さん(はっぴぃえんど)を、
無理やり召喚しました。
自分のお気に入りギターフレーズは
開始から1:09〜辺りの間奏です。
もうあざといくらいに昔っぽいというか、
あとトロピカルな感じです。
レコーディングしてる時は全編すんなり弾けたので、
「今回そんなギター弾いてないな」
ってなってましたが、完成したのを聴いたら
めっちゃ弾いてました。
うるさいくらい弾いてました。
曲全体で1番のハイライトは、
2:15〜辺りラストのセクション(けんけんぱのとこ)
とアウトロです。
BPMがちょっとずつ上がってテンポが加速しています。
たなかみがけんけんぱって歌うごとにBPMが上がるシステムです。(ぶっこわれシステム)
ここはみんなのリズム体とのタイム感を合わせるのに苦労しました。
(おれは1テイクしか録って無いがな!)
アウトロのギターフレーズは、
めちゃくちゃベンチャーズです。
(ベンチャーズ過ぎて笑う)
ここはりょうのベースとめちゃくちゃ絡んでるのでマジでギターVSベースです。戦ってます。
ギターはfano guitarsのJM6を使いました。
(ジャズマスターしか持ってねぇ)
あとサウンド以外に歌の話だと、
飄々の歌録りの前にたなかみがきなこ棒食べてて、
喉の調子悪そうにしてました。
でもたなかみは永遠に、
「絶対きなこ棒のせいじゃ無い!」
って言い張ってました。
その前に何故歌う前にきなこ棒を食べるのか、
何故そんなにきなこ棒をかばうのか、
めちゃくちゃ謎でした。
きなこ棒の立場になって考えてくれみたいなことも言ってたと思います。
きなこに取り憑かれていました。
きなこ棒にかかってる粉が違う粉だったかもしれません。
以上M2飄々でした。
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