Utopiaユートピア言うとぴあ
こんにちは(こんばんは、おはよう、おやすみ)
CVは石田彰で読んで欲しい、
けんとです。
さかなマーケットのEPがサブスクで聴けます。
今回はこちらのEPのM1、
「ノーユートピア」について話します。
この曲を最初にちゃんと聴いたのは
ぼく以外のメンバーのデモ音源で、
3月くらいに聴いて4月末に音源のレコーディングをしたと思います。
みんなからは「のゆ」って呼ばれてます。
デモを聴いた時はこれはめちゃくちゃリード曲だと思ったのですが、
他のメンバーはそんなイメージは無かったみたいでぼくがゴリ推ししたらそんな感じでレコーディングしようってなってくれました。
バンドアレンジもぼくが推した案を割と採用してくれて、
入って間も無かったけど色々OKしてくれたのは嬉しかったです。
デモの時とはだいぶ印象が変わりました。
冒頭のしらくまのドラムがバシッとハマってて、
そこからのドラムの8ビートがサウンドの肝になっており、
バンドってこれだよねってなります。(ぶちアゲ
スネアのタッチとバスドラのビート感がこんなにも綺麗にキマるのかってくらいキマってて、
流石弁天ランドだと思いました。
とても良い音です。
ギターのメインフレーズのアルペジオ、
(イントロとか間奏で4回出てくる)
これ思いついた時は自画自賛です。
カポ無しで4弦から1弦、
4フレットまでしか使ってないのにこの和音感が出せたのは曲に呼び起こされたアルペジオだったかもです。
たなかみの歌は可愛いくて(可愛い
1番聴いて欲しいのはやっぱり歌です。
RecのMIXの過程でエンジニアのうっちーさんが、
たなかみの声がディレイして追っかけみたいになるように魔法をかけてくれて、
いっぱい可愛いになってます。(なにそれ)
たなかみの書く歌詞を読み込んで、
自分なりに読み取ってギターフレーズやバンドアレンジを考える事が多いです。
歌詞は普遍的なことを歌ってるような気がします。
それが伝わる様にバンドサウンドで奥行きを出して立体的にし、
ギターは歌詞になぞらえたフレーズを弾いたり、浮遊感を出したり、歌の中の世界の情景をギターの音で表現したりしてます。
Bメロに「小雨がサーサー」って歌詞が出てくるのですが、
歌の裏で弾いてるギターは小雨が降っているイメージのフレーズにしたりしてます。
あとこの「のゆ」でぼくが弾いてるギターは、
いわゆるコードストローク
(ジャンジャカ弾くギター)が出てこなくて、
1曲を通してアルペジオだったり単音フレーズしか弾いておらず、
4分間ずっとチルいギターソロを弾き続けてます。
しかもちゃんと中盤とアウトロにギターソロもあります。
2番Aメロの後にギターソロが入るのですが、
ここはベースと絡んでて、
よく聴くとギターとベースが違うフレーズを弾いてるけど旋律を奏でてます。
ギターとベースが絡むセクションが他の曲でも多くて、演奏してて楽しい瞬間です。
このギターソロもベースが居ないと成立しません。
りょうが弾くベースラインがめちゃくちゃ自分のツボ過ぎてベースラインを歌えるくらい聴いてます。
ソロ明け2番Bメロはそこまで1番のBメロとやってることは大幅に変わっては無いけど、
ソロ明けってことも相まって1番の時とは
だいぶ印象が変わって聴こえます。
最後のアウトロギターソロはレコーディングの時に割と苦戦して何回も録り直しました。
帰りは死にかけでした。
ギターはFenderのJazzmasterを使ってます。
クリーンの音がメインなので綺麗に鳴ってくれます。
アンプはHughes&Kettnerでこれも良い音ですね。
音作りもしやすいので自分の出したいサウンドにタップできます。
エフェクターは1995fxのStomach acheをかけっぱで、
Keeleyのコンプかけたり、
サビとソロではARCHERを踏んでます。
空間系エフェクターを結構多用してますが、
strymonのblueskyをshimmerで鳴らしたり、
ディレイは10年以上使ってるBOSSのDD-6を使ってます。
ってな訳でノーユートピアについてでした。
機材については別で投稿できたらなと思います。
次はM2の飄々について書きたいと思います。
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