見出し画像

6th album "ハートフル"




アルバムについて

今回のアルバムは全編日本語曲となっています。
実は12曲のうち純粋な新曲は4曲のみで
あとの8曲は昔に自分が作成したものを楽曲として
仕上げて音源化したという形です。

昔というのも自分が中学から高校時代にエレクトーンを使用して
作成していた頃の曲です。
これまでの日本語アルバムにも過去曲はあるのですが
今回はこれまでで一番多い楽曲数となりました。

その時代の楽曲にも気に入っているものはたくさんあって
そのころの自分の想いや葛藤などが込められているので
今では作れない温度感やその時好きだった音楽が
詰められています。

ある程度楽曲として制作ができるようになるにつれて
音源化できたのと、今後もしていきたい曲もまだ
あるのですが

なかなか落とし込むのが難しい楽曲も多く
すんなりといかないことが多かったです。

なので今回の楽曲達は
やっとなんとか音源化できたという
ものもたくさんありました。

歌謡曲やJPOPぽいというところで
よく言えば素朴で、派手さもない楽曲
もあるとは思うのですが

じっくり落ち着いて聞いていただけると嬉しいです。

テーマについて

自分の青春時代の想いやそのぐらいの年代の
世界観がアルバム全体のテーマになるのですが
それだと今の自分が歌う
意味や意義が薄れてしまうので

その時代の感情や想いに
今の社会や生活で感じる事柄を含めて
歌詞を書いたりしました。

なので自分が対人に対してなど
身近なことについてというよりは
対社会や対世界に対してのことが
テーマになっていて

どちらかというと自分目線だけど
外に向けて想いを込めた内容になっています。

対等

楽曲についてはこちら

やっぱりアルバムの最初の曲って
ちょっと異質であり興味を持ってもらえるような曲が良いので
これまでの自分の楽曲には内容な要素を持っている
この楽曲にしました。

冷たい雨

サビのメロディはとてもシンプル。
でもなんか耳にのこる
タイトルも昔作った時のまんま「冷たい雨」

私、雨が好きなんです。
落ち着くし黄昏やすいっていうのもあって
それは昔も今も変わらないです。

その想いを変わらず楽曲に表現しました。
もう昔に作りすぎて親友みたいな感覚のある曲です。

アレンジも四つ打ちの感じは昔から決まってたので
あんまり大きくイメージを変えずに
できるだけ退屈しないように、
でも安心感のあるようなエモい感じで
作成してみました。

聴いた方には自由に受け取ってほしいと思っていますが、
思い出があり過ぎるので書きます。

これは自分の中高時代の親友について書いた曲です。
結構抽象的にではなく、具体的にその時の出来事や
自分の感じたことを歌詞に起こしています。

個人的にはパーソナルな楽曲なので
他の方がこの曲を聴いた時に何を感じるかは
とても興味があります。

懐古じゃないですが、友情も恋愛も人生も
永遠じゃないからこと輝いて見えるのかもしれないです。
自分にとってこの曲も

ちなみに読み方 ”いかずち” です。

バンド経験やギター経験がないので
こうゆうバンドサウンドの曲は多くはないのですが
この時代にはいくつか作成していました。

この曲含めて三部作だなぁと思っている曲が
あと2曲あるので次のアルバムに入れられたらいいなぁ

バンドアレンジは自分は全くできないので
前回のアルバムでmix と rec お願いした
しょうりさん (https://twitter.com/shouri_bir)

に実施いただきました!

デモいただいた時はこの曲の成仏を感じたくらい
感動しました。
ありがとうございました。

今でもほら

昔作った夏のバラード

夏の終わりの寂しさとか侘しさとかを表現しています。
夏にしか会えない人とか、行けない場所、そこでの体験って
刹那的で特別な体験になったりしますよね

元々シンプルな構成の曲だったんですが
今回もその雰囲気を残してある程度、無骨や荒っぽさが
ある感じでも良いかなと仕上げました。

それはそれでいいんだよ

ここ一年以内に作成した新曲です。

アレンジはちょっとひんやりする感じと
リズム的には1曲目の"対等"の流れを汲んだような
ちょっとトラップも入った複雑な感じ

タイトル通り”受け入れること”がテーマ
自分を受け入れてあげることって
難しいので自分は完全に出来てはないのですが

それでも受け入れることで楽になることとか
受け入れてわかることや、前に進めること
あると思います。

そんなことを感じて
胸が楽になっていただける方がいたら
いいなぁ

夕焼け

なんか THE 昭和や 歌謡曲みたいな
こうゆうノリの楽曲
時々ひねる出すわけでもなく
ふっと出来る時あるんですよね

懐古やノスタルのイメージで
やっぱり夕暮れにおうちに帰る感覚
心に残っている一場面として
持っている方多いのではないでしょうか

そんな安心感を与える曲になっていれば幸いです。

光が落ちて

この楽曲は自分の中学の時に作成した中では
かなりハイライト的な曲で
よく一人で演奏していました。

落ち着いた雰囲気と
サビの
「光おちてまた」
の部分のコードとメロディー(ハモ)が
なんとも言えなく好きなんです

このアルバムこの中盤のブロックで
それとなく 情景が日が落ちていくような
様子をイメージするように
楽曲を並べてみました。

夕焼けからこの曲が終わるころには
完全に日が落ちていく
そんな一連の時間の変化を感じます。

空見上げて

完全に夜になりましたね。
R&Bのリズムパターンとアンニュイなコード感

当時の自分が大人っぽい楽曲を目指して
作成しました。

この曲はエレクトーンでは表現できない
音作りのユニークな部分を
DTMだからこそ表現できたと思います。

メルト

過去曲の中では、今回のアルバムで
一番アレンジがハマった印象です。

夜のbarやクラブハウスで演奏されるような
ジャジーな伴奏に合わせて歌を乗せたような楽曲

大人な雰囲気とは裏腹に
自分の無力さや感情を結構熱く歌唱しています。

僕らの明日

なんか12月って1年間の集大成感ありますよね
年末感と言いますか
そうするとこういった壮大な楽曲が似合います。

もう楽曲テーマ性とかは
結構聴いた印象の通りなんですが

僕らのアース (earth)と明日 を歌ってます。
未来も地球で生きていくにはまぁ
平和とか環境保全とかそういったことが
必然的に必要になってくるわけで

なんかチャリティーソングとか
音楽で平和をとか
自分は崇高な人間ではないので
そんなこと本当に意味あるの?とか
効果あるの?とか思ったりします。

一方で、紛争とか戦争とかもずっと続いているわけで
ふと、感情論ではなくて戦争って
どうやってもなくならないのかな とか
戦争をするから人間という生き物なんかなぁ とか
考えたり

でも現実に起きていることに悲観的になるけど
今も実際に起きている事柄であって

自分がその場に対峙することになった場合には
個人の考えに基づいた行動を
しなければならなくなります。
その時に自由意志を持って思考停止せずに、
自分がどのような行動をするか
選択する必要があります。

この曲や音楽を通じて、
他人にどうしてほしいというメッセージと込めたり
平和を願うだけだと無責任だなぁと思ってしまいます。

ただ自分の行動や思想は誰かに決められるものでもないし
捕われることでもないですよね。
なので、せめてこの曲を聴いた人には
勇気を持って自由に自分がしたい行動をしてもらいたい
という想いは届くと良いなと思います。

ハートフル

元々2曲別々の曲からできています。
メロディーラインがどちらもメッセージ性の強いものだったので
バラードにしようかなと思っていましたが、

あんま辛気臭い感じにしたくもなかったので
夏だしLatin でトロピカルな感じに仕上げてみました。

結局アルバムの表題曲になったのですが
青春時代から大人に至るまで
色々な出来事や感情を経験して

結局自分や世界に対して
どうなりたいかとか
どうなってほしいかの回答の一つには
「ハートフル」であってほしい
というのがあると思っています。

"ハートフル" 和製英語ですけど
heartful や heartwarming とはちょっと
違った日本語独特のニュアンスあるように感じます。

Protect

個人的に好きなアルバムの終わり方って
アルバムの本筋とは少しズレた
ボーナストラック的なちょっと軽いけど
癖になるような曲を最後に持ってくるの好きなんです。

サクッと食べれるけどちょっと癖になって
また聴きたくなるみたいな

そんな曲です笑

メロディーラインもアルバム全体の歌い上げる感じではなく
ぶつ切りでツルッと流れてく感じ

歌詞は、人って何だかんだ自分を好きで
自分のこと Protectしちゃうよね
人って絶望するようなこともあるけど
何だかんだ愛しいよね

という人間について思ったことを歌いました

終わりに

過去曲が多いのもあるんですけど
やっぱりその時の自分の内面を楽曲に表しているので
月日が経つことである程度客観的に消化できるようという
パターンも多くあったアルバムでした。

ちなみに昨年の12月の年末に一気に歌recして
8月のお盆休みに一気に仕上げました。

なぜかどちらも体調崩していて
recの時は喉風邪で
仕上げの時は熱風邪で

体調悪いからこそ、他にできることなくて
集中できたとも言える
そんな制作過程でした。

いつも通り
歌ものアルバムは
次回は英語詞のものを作成する予定ですが
その前に一回 映画のsoundtrack 的な楽曲(オーケストラ)を集めたアルバムを
別途作成しようと企んでおります。

なので次の楽曲紹介はその時になると思います。

是非本アルバムの楽曲も皆様に愛していただけると嬉しいです。
ご視聴ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?