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DifyでX(Twitter),ネット,問い合わせレビューを取得し、製品の改善案を出すワークフロー

はじめに

Difyはプログラミング知識がなくても、AIを活用したワークフローやチャットボットを簡単に作成できるノーコードツールです。直感的な操作で様々なAIを活用したアプリが作れます。

この記事ではDifyを初めて使う方を対象に、基本的な機能の概要を具体例とともに解説します。この記事を通して、Difyについて大まかな理解ができることようになります。

対象読者

  • Difyについて学んでみたい!というDify初心者の方

  • Difyで何ができるのか、ざっくり知りたい方

この記事でわかること

  • Difyの基本的な操作方法

  • DifyでAPIを読んで製品レビューのワークフローの組み方

完成物のイメージ

🟢下記のツイートをいいね&RTしてDMで連絡いただければ、DSLファイル共有します


ワークフローの全体

Difyにおける「ワークフロー」とは、業務やタスクを自動化するための一連の手順やプロセスを定義したものです。ワークフローは、特定のアクションやトリガーに基づいて複数のステップを順番に実行する設定を意味します。例えば、ある入力があった時に、特定のタスクを順番に実行するという流れを作成することができます。

各ワークフローの説明

⓪Input
Input:①や③で使用する知識取得で使用する文字列。
files   : CSV形式の直接届いたユーザーの評価。(これは本来であれば各会社に届くものを想定しています。今回は、「Dify」という製品に対してのユーザーの評価をo3-mini-high + ネット検索で下記のようなダミーを作成してもらいました。

Username,Date,Comment,Source
user,2025-02-12,"Difyは初心者でも扱いやすく、わずか数分でAIアプリが作れる点が魅力です。","Qiita(Dify初心者が2~3時間でAIコードレビュアーをつくってみた)"
user,2025-02-12,"直感的なUIとノーコード環境で、初めてでもスムーズに開発が進みました。","Note(Difyを試す|赤川 太陽)"
user,2025-02-11,"テンプレートの充実度が高く、プロトタイピングに最適なツールだと感じました。","Zenn(LLMアプリケーションが簡単に作れるという話題のDify試してみた)"
user,2025-02-11,"API連携もシンプルで、社内システムへの組み込みが楽にできるのが嬉しいです。","Findy Tools(社内AIプラットフォームとしてのDify導入レビュー)"
user,2025-02-10,"非エンジニアでも安心して使える点が、Difyの大きな魅力だと思います。","Goodpatch Blog(誰でも10分でAIツールが作れるDifyとは?)"
user,2025-02-10,"シンプルな操作感で、複雑なワークフローも直感的に構築できるのが印象的です。","Note(Difyのワークフローを使って今度こそSEO記事を作成する)"
user,2025-02-09,"OSSとしての柔軟性があり、コミュニティの活発さも魅力のひとつです。","Qiita(Dify初心者が2~3時間でAIコードレビュアーをつくってみた)"
user,2025-02-09,"Difyのおかげで、短期間で試作品を完成できたので、非常に実用的だと感じました。","Note(Difyを試す|赤川 太陽)"
user,2025-02-08,"ノーコードでありながら高度な機能を搭載しているため、業務効率が格段にアップしました。","Zenn(LLMアプリケーションが簡単に作れるという話題のDify試してみた)"
user,2025-02-08,"初めて使いましたが、低コストで手軽にAIアプリを試せる点が大変魅力的です。","Findy Tools(社内AIプラットフォームとしてのDify導入レビュー)"
user,2025-02-07,"Difyの直感的な操作により、アイデアがすぐ形になるのがすごいと感じました。","Goodpatch Blog(誰でも10分でAIツールが作れるDifyとは?)"
user,2025-02-07,"使い始めは戸惑いましたが、すぐに慣れてしまうシンプルさが良かったです。","Note(Difyを試す|赤川 太陽)"
user,2025-02-06,"プロトタイピング環境として、Difyは非常に有用だと実感しました。","Zenn(LLMアプリケーションが簡単に作れるという話題のDify試してみた)"
user,2025-02-06,"カスタマイズの自由度にまだ改善の余地はありますが、全体的には満足できるツールです。","Qiita(Dify初心者が2~3時間でAIコードレビュアーをつくってみた)"
user,2025-02-05,"Difyでの開発により、従来の開発時間が大幅に短縮されました。","Findy Tools(社内AIプラットフォームとしてのDify導入レビュー)"
user,2025-02-05,"ノーコードでありながら、必要な機能は網羅されており驚きです。","Goodpatch Blog(誰でも10分でAIツールが作れるDifyとは?)"
user,2025-02-04,"DifyのOSSとしての公開形態が、ユーザー同士の情報交換を促進しているのが面白いです。","Zenn(LLMアプリケーションが簡単に作れるという話題のDify試してみた)"
user,2025-02-04,"初心者にも扱いやすく、すぐに成果が見込めるところがDifyの強みです。","Note(Difyのワークフローを使って今度こそSEO記事を作成する)"
user,2025-02-03,"実際に使ってみて、直感的で操作が簡単なことに感動しました。","Qiita(Dify初心者が2~3時間でAIコードレビュアーをつくってみた)"
user,2025-02-03,"Difyは将来性のあるプラットフォームとして、今後のアップデートにも期待しています。","Goodpatch Blog(誰でも10分でAIツールが作れるDifyとは?)"

①RagでDifyの製品情報を取得
このノードでは、Difyに関する製品情報を取得するためのものです。
今回は、「Difyのユーザー評価の調査」を題材としたため、Difyの知識取得を行なっています。
ここは各自が調査したい製品のナレッジを使用してください。

②③④各情報源のデータを取得しそれぞれサマリを出す

②に関しては⓪のInputとして与えられたCSVファイルをLLMへ読み込みためにテキスト抽出をしています。
③はgpt-4oから「Dify」に関するネット上のユーザーのレビューを集めています
④はXから「Dify」に関するユーザーのレビューを集めています。ここに関しては、XのAPIは料金がかかるため無料でできるように工夫しています。CozeというDifyに似たツールがあるのですが、CozeはXのAPIを無料で使用することができます。ですので、CozeでXのAPIを呼ぶ簡単なワークフローを構築し、APIとして公開。そのAPIをDifyから読んでXのデータを取得しています。
※このあたりの詳細は省きますが、プロンプトやロジックが気になる方は是非DSLファイルを受け取って中身をみてみてください!受け取り方法は、本記事の冒頭付近に記載してます。

⑤全ての結果を踏まえて最終サマリーを出力
①で取得したDifyに関するナレッジと、②③④で取得した、各媒体の製品に対するレビューを統合し、最終出力をするノードです。

⑥終了
最後は終了のブロックです。
⑤で出力した最終サマリを表示して終了です!

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました!
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