見出し画像

☆刺繍本☆初心者さんにおすすめな本と選び方

今や学ぶのにネットや動画は欠かせないですが、次の動画、次の動画と見入ってしまったり、検索してたら時が過ぎていて、そう言えば何を検索してたんだっけ?なんてことあります。その点、情報が厳選されて、全体がコンパクトにわかり、かつ忘れちゃった時にパッと見返せる本は、やはり便利です。

今回は、これから刺繡をしたい方や、ちょっと慣れてきた方におすすめな本を紹介してみます!私が個人的にわかりやすいな~面白いな~と思った本をピックアップしてみました。ご参考になったら嬉しいです♪

どの本を買えばよい?おすすめな本の選び方。

刺繡の再人気で、今本屋さんには、たくさんの素敵な本があり、どれが良いかと迷ってしまいます。とりあえず、好きな本を買えばOKなんですが、結構はやいタイミングでうーん?となることがあります。

理由としては、初心者の上達速度は結構早いので基本すぎると物足りなくなる。だったり、かわいい図案の本を選んだら作品集のようで、やり方の説明がイマイチわからなかった。があり、気がつけば何冊も本が増えていたりします。

刺繡本の系統
A 総合本
B ステッチの種類と数、わかりやすい本

C 図案が可愛いい作家さんの本
D 専門特化型の本

A:刺繡全般がバランスよく紹介されている総合本

漠然と刺繡してみたい~という方におすすめなのが、総合本です。
ステッチ解説・練習図案・完成作品写真もあり、ビーズやスモッギング等他の技法も紹介されている総合本は、写真もたくさんで、イメージしやすいので、まず手にとりたい本です。

ただ全体的にまるっと紹介しているので、ステッチ数が少なかったり、解説が少し足りてない所もありますが、刺繍の楽しさやどんなジャンルがあるか知ることができます。

この本は、とにかくかわいい実用的な図案がたくさんで、ワクワクします。ステッチの説明や数は少ないですが、図案が充実しています。メインはフランス刺繍で、それ以外ではクロスステッチ・スタンプワーク(立体刺繍)・リボン刺繍・アップリケ・ビーズ刺繍等も、簡潔に説明されています。ステッチの数が少なく、説明もちょっと足りない目ですが、初めに手にとってみるのにぴったりな本です。

B:ステッチ数とわかり易さで選びたい本

どの系統の刺繡本にも、最低限のステッチのやり方は掲載されてます。ただ基本ステッチができるようになると、今度はどんどん色々なステッチを習いたくなります。

そんなとき気づくのが、この本にはあのステッチが無い!このステッチはあの本の方がわかりやすい!かもしれません。そんな悩みを解決してくれる良本は、こちらの2つ。どちらも甲乙つけがたいので、出来れば本屋さんでチェックしてみてください。

こちらはフランス刺繡のステッチ本です。写真、図案、作品完成イメージ等が一切なくシンプルにステッチのやり方をイラストで説明してます。本当に刺繍が始めて方には、イメージがつかないし、練習図案も無いので、向いてないのですが、初めから一緒に買っておくと◎。ステッチ数も多く、基本~中級まで網羅してますので、基本に慣れてから本領発揮してくれる本です♪

ステッチをもっと知りたいけど、もうちょっと写真や図案や他の刺繡も知りたいという方にはこちら↓

こちらも初級~中級までの面白いステッチがたくさん紹介されているので、こちらもおすすめ。かつ、写真あり、図案も少しあります。フランス刺繡以外は、ビーズ・アップリケ・クロスステッチが紹介されています。この本の良いところは、基本ステッチを応用したステッチも載っていたり、面白いステッチが多く紹介されています。

C:すてきな図案のある本

本を選ぶ時に、練習に使いたい図案が載っている本を選ぶ。というのも良いですね。お花が好きなら、かわいいキャラが、おちゃめデザインが、とお好きな作家さんの本を選ぶのも良いですね。

どうしても、その作家さんのやり方・道具・色使いがメインになるので、若干偏りや癖がありますが、その作品の世界感に好きかと思うので、きっと問題ないですね♪

D:専門特化:ひとつの技法を説明している本

基本刺繡に慣れた頃には、刺繡についての知識も広がっているかと思います。そろそろ違う技法が気になってきた時に、こんな面白い技法があるよ~ということで、ちょっとだけ名前をあげてみますね。聞いたことのない技法があれば、画像検索してみてくださいね、きっと素適な作品に出会えます♪

・スタンプワーク(立体刺繍)
・ビーズ・スパンコール刺繍
・リボン刺繍
・スモック刺繡
・ブラックワーク刺繍
・日本刺繍・刺し子・こぎん刺し
[白色刺繍(ホワイトワーク)
・カットワーク刺繍
・ドロンワーク刺繍(ハーダンガー)
・アジュール刺繍
他の本を読んでて、ボヤっとしてた所をスッキリさせてくれる本です。こちらは専門特化の本ではありませんが、特殊な技法の刺繡を紹介されてて、そのマニアックなチョイスが好きです。フランス刺繍はステッチのみ紹介で、クロスステッチ・カットワーク・ドロンワーク(ハーダンガー)・アジュール・アップリケ・スモック・ビーズ・リボン・ミラーワークの紹介と簡単なやり方が載っているのが面白いです。この本は、はじめての1冊目としては向いてないですが、一度は本屋さんで手にとってみて欲しい本です♪

<スタンプワーク(立体刺繍)の本>

綿をつめたり、編むように刺繍して立体感を出す刺繍のことをスタンプワーク(立体刺繍)といいます。この本は、その中でも乙女心を刺激する可愛くておしゃれな図案がたくさんあり、夢が膨らむこと間違いなしです!ただ25番の刺繡糸とフランス刺繍針で、こちらの刺繡をするのは、正直やりずらいのです。8番刺繍糸(25番より太く、5番より細い糸です)とクロスステッチ用の針を用意しておいた方が良いです。


刺繡をしたことの無い人からすれば、小さな物作りの趣味に、なんでそんなにはまっているんだろ?と疑問に思うかもしれませんが、知れば知るほど、刺繍の技法や種類の多さ驚き、奥深いな~と思ってしまいます。

動画もそうですが、説明の仕方、やり方は、人によって違います。はっきり言ってしまうと、やり方に正しい間違いはない!ですどうしても正しい基本のやり方は学ばなきゃ!と思ってしまいますが、YouTubeで海外の方の動画を見てみてみると、こんなやり方もあったか!あはっ!に溢れてます。

もちろん一般的なやり方は、とても理にかなっています。ただその方の手の大きさ、器用さ、右利き左利き、でやり易さって変わります。なので自分にあったやり方をマスターする。ルールにとらわれ過ぎない!これが大切かな?と思います。

♡、フォロー、サポート、本当に嬉しいです。 お立ち寄り頂き、ありがとうございました♪