1月12日(日) : ジップロックより取り出して飾り焚く
人の日に外しておいた、正月飾りをお焚き上げしたいと思った。
お飾りはたまたま行った無印で値切りされていて、なんとなく買ってみたもの。もう何年も前に飾ったことがあるくらいで、習慣にはなっていなかった(そしてなんとゴミ箱に捨てた)。
今年はせっかくだから「左義長」に行ってみたいと調べると、ネット上では15日の小正月にやるものと出てくるものの、この連休中にやっていそうと思ったのだった。
子どもの習いごとの送迎ついでに、通り道にある神社でやっていないかなと、ジップロックに入れてあったお飾りを鞄に入れる。1件目の神社はとても混雑していたから避け、2件目は今日はやっていなかった。
また午後から用事で外出、自宅の駐車場に帰りついたとき、「これは左義長の匂い!」となる。
初詣にも行った近所の神社(通称 : おうまちゃん)でやっているに違いないと、さっそく子どもと一緒に行ってみたところ、やっていた。初詣のときに、案内の紙が貼りだされていたはずなのに、全く見ていなかった。
初めて見る左義長は、もう時間が経っていたからから、お正月の焚火の範囲が少し広いかんじ……と思った。
白い法被を着たおじさんにどうしたらいいか聞いてみると、「自分で入れていいよ」と言われたので、えい!っと投げてみる。ほとんど白くなっている薪のなかでも、なるべく赤いところへ向けて。無印のお飾りはみるみるうちに真っ黒になったのだった。
長年のファンである川上弘美さんの第二句集『王将の前で待つてて』(集英社)を読了。自句自解好きとしては垂涎のページもあり、第一句集の名句の背景を知れたことがうれしかった。