フレンチとレイジ、そしてマシーン
お久しぶりです。
気付けば三人目のbroが参入。
懐かしい気持ちになったので半年ぶりにドロップ。
ノリとは、音楽ライヴ、パーティやレイヴイベントに行っていた。
ダフト・パンクをきっかけにフレンチテクノ、フレンチエレクトロにハマった。
(DaftPunk解散はまだ信じてないので華麗にスルー)
フレンチという表現は「〜風」のことを指すようで、フランス風とのこと。
アメリカ→アメリカン、ジャパン→ジャパニーズ、コリア→コリアン、的な。
俺たちにとって、音楽は心臓。
止まるときっと死ぬ。
そんな音楽も昨今ストリーミング化が進み、手軽かつ無料で世界中から聴ける。
自分はアナログな人間だ。と()つけていたものの、今ではSpotfy、Applemusicを主流とするバリバリの現代っ子。
残念ながらアナロギアンだ。(アナログ人間風の意)
昔は、新しい音楽を仕入れる手段はライヴでダイレクトに感じるか、
CDショップやレコ屋でディグるしかなったのに、便利になった。
15年前、JUSTICEの来日公演へ行った。
Justiceは2000年代中盤~後半、インディー×エレクトロのクロスオーヴァー期における最大のスターとしてフランスから登場したグザヴィエ・ドゥ・ロズネとギャスパール・オジェによるデュオ。
もちろん、お目当はJUSTICEだったが、
前座で出てきたKavinskyのDJプレイに完全に食らってしまった。メインであるJUSTICEは殆ど記憶にない・・・笑
KavinskyはロックとパンクとフレンチエレクトロをREMIXさせた楽曲のみでプレイ。
ほとんど原曲のままで選曲してなかった。
その中でも一曲だけ、素面でぶっ飛んだキラーチューンに出会ったのだ。
Rage Against The Machine「Killing in the Name」をフレンチエレクトロ風にREMIXされた一曲。
フレンチエレクトロ風って。
ふーふーうるせぇ・・・。まあいいや。
レイジの「Killing~」は生涯ベスト5に確実に入るほどお気に入りの楽曲。
アメリカの政治を真っ二つにぶった切る、
痛烈な歌詞と演奏とシャウト。
生で演るからこと刺さるはずの一曲を、機械でぶち壊してみせた。
レイジ怒りのマシーンをマシンでレイプしたのだ。
問題のイカれた一曲がこちら。
SebastiAn - Killing In The Name
今日久々に車で聴いて、あの頃が懐かしくなった。
ふと、
この曲を生み出してしまった悪魔SebastiAnは今なにをしているんだろうか。
調べたらなんと、サンローランのショー音楽を担当しているだと?
すっかり、フランス音楽業界を代表するミュージシャンとなったようだ。
やはり、
かっこいい、面白いと思っていたものは必ず評価されるんだな、
努力はいつか実る。
まだまだ夢は語ろうと思ったそんな夜。
スニッカーズ風の俺たちは、まだ始まってないぞ?
(竜)